中目黒で、私は“書く自分”に賭けてみた
中目黒で、“書く自分”に賭けてみることにした。
K-POPライター。
プロフィールにはそう書いてある。
いくつかのK-POPメディアで記事を書いたことはあるけれど、名前が知られているわけではない。
ただ、好きなK-POPについて、好きな気持ちを言葉にしてきただけ。
それでも私は、自分のことを「書く人」だと思いたかった。
だけど、ずっと心のどこかで思っていた。
「このまま書き続けて、本当に何者かになれるのか?」と。
2025年に入って、ようやくその問いに少しずつ向き合い始めた。
そして、初めてnoteで有料記事を出した。
noteで収益化なんて、ずっと遠い世界のことだと思っていたのに。
あれは「趣味で終わらせたくない」という、静かな意思表示だった。
書くことをちゃんと仕事にしたい。
その気持ちを形にしたくて、私はひとつ行動に出た。
“書く自分”に本気で向き合うためのノートを、買いに行こうと決めた。
『スターバックス リザーブ ロースタリー トラベラーズノート』
この限定ノートの存在を、私はずっと前から知っていた。
スタバの公式サイトで見かけたとき、ひと目で惹かれて。
「いつか絶対に手に入れたい」と思った、“私にとって特別なノート”。
そして先日、ついに“迎えに行く日”を決めて、
中目黒にあるSTARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOへ向かった。

訪れるのは、人生で2回目。
前日にライブに行ったK-POPファンの友人と一緒だった。
スタバが好きという共通点があって、「行きたい」と提案した私に、友人が付き合ってくれただけ。
傍から見れば、ライブの余韻を楽しむカフェ巡り。
でも、私にとってはもっと大切な意味を持っていた。
“書く自分”に、静かに火をつけた日。
1階の売り場に並ぶノートたち。
キャメル、ブルー、茶。
そして、レギュラーサイズとパスポートサイズ。
3色・2サイズが並ぶ中で、私が手に取ったのは、長く持つほど“味”が出そうなレギュラーサイズの茶だった。

手に取った瞬間、心のどこかでスイッチが入った気がした。
「ここから書いていこう」
たぶん、いや、きっと。
そんな気持ちを抱えていたことは隣にいた友達にも悟られていなかったと思う。
私だけの、小さくも大きな決意。
中目黒で、“書く自分”に賭ける第一歩を踏み出した瞬間だった。
『スターバックス リザーブ ロースタリー トラベラーズノート』
このノートには、何を書くのか。
最初に浮かんだのは、「記事のネタ」。
noteで発信しようと決めてから、推し活・MBTI・自己理解という3つの軸に向き合ってきた。
もちろん、K-POPも。
これまで、書きたいテーマはたくさんあるのに、整理しきれず埋もれてしまうことも多かった。
だからこのノートには、WEBライターとしての思考の種を思いつくまま書き留めていくつもりだ。
キーワードのメモ、企画案、気になった表現──
頭に浮かんでは消えていく“言葉になる前の何か”を、手を動かしてすくい取る場所。
でも正直、そんなメモなら、Notionでも書ける。
だけど私は、あえて“手書き”にしたかった。
文字を書くのが好きだから。
そして、紙に書いた方が“自分の考えをじっくり育てられる気がしている”から。
何より、「私は書いていい」「ここが“考える場所”なんだ」とちゃんと自分に言い聞かせたかった。
私は、飽きっぽくて、継続力がない。
自己否定もしがちで、「どうせまた途中でやめるかも」と思ってしまうこともある。
それでも私は、書き続けたかった。
「誰かの役に立つ文章」を書けるようになりたい。
少しずつでも実績を積み上げて、“書くこと”をもっと仕事にしていきたい。
そんな願いをこめて、お高いトラベラーズノートを買った。
書くだけなら、100均のノートで十分かもしれない。
そもそも、いつも愛用している『ロルバーン ポケット付メモL』だって税込で858円なんだから、ぜいたくなのかもしれない。
それでも、6,800円もする『スターバックス リザーブ ロースタリー トラベラーズノート茶』買うのは、私なりの“覚悟”の形だった。
レザーの表紙は、きっとすぐに傷がつく。
中の紙には、きれいじゃない字も、まとまらない言葉も、たくさん残っていくと思う。
でも、それでいい。
これは、“綺麗にまとめるノート”じゃなくて、“書く自分”でい続けるための、私の実験場。
このノートを使い切るころには、
「書くことが趣味じゃなくて、仕事になっている自分」がいるかもしれない。
少しずつでも、あきらめずに。
書く自分を信じて、積み重ねていきたい。
そんなふうに思いながら、茶色のノートをバッグにしまって、中目黒をあとにした。
このノートを手にしたからといって、すぐに何かが変わるわけじゃない。
劇的に上手くなるわけでも、いきなり結果が出るわけでもない。
それでも、「やってみたい」と思った。
「書く自分を信じてみたい」と思った。
何者でもない自分が、何者かになるために書き続ける。
これは、その物語の最初の1ページ。
何かを始めたいと思ったとき、道具から入るのも悪くない。
私はこのノートと一緒に、
“書く自分”に、もう一度ちゃんと向き合ってみようと思った。
このノートにどんな言葉が積もっていくのかは、まだわからない。
でもきっと、「書いてきてよかった」と思える日が来る。
そしていつか、
「何者かになれた」と感じたときが来たら。
もう一度、このトラベラーズノートを持って、
STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOに足を運ぼうと思う。
まあ、「何者かになれた」かどうかはさておき。
またケーキも食べたいし、スタバが好きだから。
きっとその前にも行ってしまうと思う。


ブリオッシュとプリンチーナ、思わずにやけるほど美味しかった。
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このnoteも、スタバで書きました☕️
カフェラテ片手に、誰かの心に届く言葉を探しています✍️
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