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銀河漂流バイファムと私その1

『HELLO,VIFAM』
 
私が『銀河漂流バイファム』に最初に出会ったのは、テレビで流れた新番組紹介の中で偶然見た主役機である『バイファム』が宇宙空間でバーニアを使用して動きを制御する画面を見ながら何か凄いロボットアニメ作品が放映される事に強い期待を抱いた。
ほぼ同じ時期にいつも買っていた『小学館』から当時発行されていた『小学4年生10号』だったと思うが、新番組の紹介記事で『銀河漂流バイファム』の事が掲載されていて、短い文章を読んで私がこの新しい作品に対して強い興味と期待が、一層高まり放映日である金曜日の19時を心待ちにしていた。
 
第1話を見た時の衝撃
 
 10月21日金曜日の19時、本編が始まる前にナレーションで始まり、次のシーンで『クレアド星』にある森の中で見つけた異星人の石碑の様な構造物である『環境再生システム』正式名称『リフレイドストーン』を大人達が見ている所で終わり、その後全編英語で主題歌『HELLO,VIFAM』を歌っていて、当時小学4年生だった私には歌詞の内容は全く分からなかった。
毎週本編が始まる前のオープニング前のダイジェストと次回予告のテキストとアイキャッチには新鮮な驚きと次回の話も見たいと強く思い、今まで自分が見てきたロボットアニメとは違うぞという期待も高まった。
同じ時間帯で『ドラえもん』が放映されていたが、『銀河漂流バイファム』の方が数段面白く『ドラえもん』を見る事に疲れていた私には、『銀河漂流バイファム』は新鮮に見えて次の展開が分からないテンポの良いストーリー展開に好感を覚え、毎週金曜日の放送を毎回楽しみにしていた。
 
『コミックボンボン』と『銀河漂流バイファム』
 
 私は、かなり前に知り合った1つ上の先輩と何故か仲良くなり、彼の家に遊びに行った時に『コミックボンボン』を読む機会があった。そこでコミカライズされた『銀河漂流バイファム』が連載されていてこれがきっかけになって、私も『コミックボンボン』を買う様になった。
 『銀河漂流バイファム』に関連したプラモデルの作例も何回か行われていて、作例を見つつ作品をまた一つ好きになった。雑誌内では『銀河漂流バイファム』のストーリーの紹介を約4話分ずつ分かりやすく掲載され、1回ずつの話の流れがとても掴みやすく『ラウンドバーニアン』の開発史は全5回で連載され毎回のメカニック設定をイラストと解説文章で紹介され毎回読むのを楽しみにしてコミカライズ版も同じように毎号楽しんでいった。
 
『銀河漂流バイファム』まさかの放送時間変更
 
 しかし、金曜日の19時は『ドラえもん』が放送され、裏番組である『銀河漂流バイファム』は視聴率が低かった為、放送時間が変更される事を知った時は気が気でならなかった。
放送時間が変わる事に心配していつもより緊張して、この時に買った『コミックボンボン』のアニメの特集記事を祈るような気持ちで読んだ。私が住んでいる地域は土曜日の13時30分に変更だった。番組の変更時間を何度も食い入るように見続け『銀河漂流バイファム』の放送が続けられることを知った時はホッとひと安心をした。
 
 
銀河漂流バイファムと私その2
 
ほぼ同じ時期に習い事も時間変更がありそれまで土曜日の夕方18時だったのが次からは金曜日の夕方18時に変わった事で『重戦記エルガイム』やスーパー戦隊セリーズの『超電子バイオマン』を毎週見れる事に喜んだが、その影響で『銀河漂流バイファム』が見られなくなる不安の方が遥かに大きかった。
放送時間が変わる事に心配していつもより緊張してこの時に買ったコミック『ボンボン』のアニメの特集記事を祈るような気持ちで読んで、私が住んでいる地域は時間帯と曜日を変えて『銀河漂流バイファム』の放送が続けられることを知った時はホッとひと安心をした。
 
 
しかし、放送時間が変わったからと言っても全話見る事が出来たわけでは無く、一部の話は急な用事等が入り、一部の回を見る事が出来なかった。特に本作の最終回である『いつまでも13人』は放映日をとても楽しみにしていたが、地域の子供会の行事と被ってしまい最後の所が見る事が出来なくなってしまいその後、かなり悔しい思いをした。
これが元になりしばらくの間『バイファムロス』の状態を起こしてしまいコミック版の『銀河漂流バイファム』の2巻を読んだが、途中の話が省略されていて
親にねだって買って貰った最終回が載ってあるムック本を読みながら見逃した『いつまでも13人』のストーリーを読んで寂しさを少しでも紛らわしていた。
自分が好きなアニメの最終回を見逃した事への執着は特に強く後に『キッズステーション』で他のアニメを一時期最終回ばかり見ていたので、私は最終回フェチでは無いのかと自分自身を疑ってしまった事がある。
 
 
『銀河漂流バイファム』は金曜夕方19時に放映され、同じ時間帯には『ドラえもん』が放映されていて、視聴率において序盤から苦戦する事になり、最悪の事態として番組の打ち切りが持ち上がったが、放送の時間帯を変更する事で最後まで乗り切ったが、視聴者の中には一部の地域ではそのまま放映されず、最後まで見る事が出来る様になったのは、住んでいる地域に『ビデオレンタル店』が出来ていてそこから借りて見る方法しかなかった。
 
しかしこの当時に発売された『銀河漂流バイファム』関連の設定資料本やムック本の登場と販売が作品とファンとの間の致命的な乖離を防ぎ作品のファン達の間を繋ぎ止める事に成功した。
私にとって『銀河漂流バイファム』は未だ色褪せる事のない人生のマイルストーンとなっている。

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