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コブシの効いたステイサム映画 『ワーキング・マン』

演歌って、ちょろっとイントロが流れただけで、「きっとこういう曲なんだろうな」と想像がつきませんか?
曲の進行、歌詞に雪や酒がよく出てくる、コブシが効いているところ、独特な音階など、細かな要素がわからなくても、演歌っぽさが分かってしまいます。

ジェイソン・ステイサムの映画にも、演歌と同様に病みつきになる様式美があるんですよねえ。
どんなに弾丸飛び交う戦闘でもかすり傷一つ負わない無敵の元特殊部隊キャラとか。
正義に背く悪者をとっちめるストーリーとか。

驚くような視覚効果や先の読めない展開、変幻自在な演技はなくていいんです。
ステイサムがいるだけで充分。

そんなジェイソン・ステイサム主演の新作映画『ワーキング・マン』を公開初日に鑑賞してきました。

あらすじ:
主人公レヴォン(ステイサム)の職業は建設の現場監督。
娘と離れて暮らしている。
建設会社の社長やその娘・ジェニー、部下たちに慕われている。
ある日突然ジェニーが行方不明になってしまい、レヴォンが探すことになった。
捜索を進めるうちに、ジェニーはロシアマフィアが関係する人身売買組織に誘拐されたことが分かって……。

今作も相変わらずの「ステイサム映画あるある」にあふれていました。
特に「いかにも悪者です」っていう敵たちが最高。

例えば、キザでへなちょこな人身売買組織のボス。
マツケンサンバの衣装の柄みたいなトラックスーツが胡散臭い、ボスの親戚(双子)。
短気でヒステリックな誘拐の実行犯の女。
ひょろのっぽと、ゴリマッチョな殺し屋コンビ。
など、漫画に出てきそうな濃いキャラクターばかり。

脚本と制作はシルベスター・スタローンなんだそうな。
レヴォンも娘を持つ親だからこそ、ジェニーの身を案じる社長を他人事だと思えなくて、探しに行くことにした。
っていう、義理や人情が物語の奥に漂っている感じがスタローンっぽかったなあ。

いや〜、スタローンとステイサムの2人のコブシに痺れました。

ステイサム映画次作は、1月30日に全米公開の『シェルター』。
その次は『Mutiny(原題)』で8月21日米国公開。
どちらも日本公開が決まったら、前売りを買わねば!

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