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あの頃好きだったあの子の“面影”を見つけた日 〜過去がそっと、今を照らした〜

◆ふと昔に思いを馳せる瞬間がある

家族がいて、仕事があって、介護のことも頭から離れない。
人生の“責任”ばかりが増えていく40代、50代。

気づけば、未来よりも“今日をどう乗り切るか”に頭を使う毎日になっていた。
空を見上げる余裕もなく、静かに自分をすり減らす日々。

そんなある日、
ふと、中学時代に好きだった人のことを思い出した。


◆名前が、記憶を連れ戻す

SNSか、YouTubeの関連動画か、何かのインタビュー記事だったか。
ある有名人の名前を見た瞬間、心が少しだけざわついた。

「……あれ? この名前、どこかで聞いたことある」
それもそのはず。
中学時代に好きだった、あの人と同じ名前だった。

名前だけなら偶然かもしれない。
でも、写真を見たら、なんとなく面影があった。


◆共通点が、記憶の霧を少し晴らした

出身地は「東京都世田谷区」とだけ書かれていた。
でも、その“界隈”はたしかに、自分たちが育ったあの地域。
しかも自分が育った用賀の近隣らしい話も出ていたりした。
今現在の仕事先で用賀やその界隈あったりする。

生年月日は正式に公開されていないが、色々なものを見ていくと完全には一致していない。
学年で言えば、1年か2年違うかもしれない。

それでも、完全には「別人だ」とも言い切れない程度の距離感だった。


◆思い出は、今を照らす灯火になることもある

もしかしたら、完全な勘違いかもしれない。
まったく関係のない人かもしれない。
だけど、その偶然が
心の奥に沈んでいた記憶のかけらを引き上げてくれた。

中学時代、何気ない一言がうれしくて、
朝の登校が楽しみで、
授業中に目が合っただけで一日が明るくなった。
委員会も2年と3年で同じだった。
思い出される日々・・・

あの気持ちを、もう一度思い出せたことが、少しだけ嬉しかった。


◆「過去」は戻らないけど、「過去に戻れる時間」はある

ロスジェネ世代として、社会に出てからずっと息苦しさの中を生きてきた。
報われない努力、不安定な雇用、終わらない我慢。
“やりたいこと”より“やらなければならないこと”の方が多かった。

でも、たまには
過去の記憶に寄りかかってもいいのかもしれない。

昔の好きだった人の名前や面影が、
「今の自分は、ここまでよくやってきたんだよ」って
そっと背中を押してくれた気がした。


◆おわりに 〜未来に光が見えない夜も、記憶は静かに灯っている〜

未来が見えなくなることは誰にでもある。
でも、過去は確かに“あった”こと。

だから、そこに寄りかかることは甘えじゃない。
昔の記憶を辿ることは、自分自身を再確認する旅でもある。

このNOTEを読んだあなたにも、
ふと思い出す誰かがいるなら、
ぜひその思い出を、大切にしてあげてほしい。

たとえ、もう二度と会えなくても。
たとえ、それが偶然の勘違いだったとしても。
それでも、「あの頃の自分」に会えることが、
今のあなたを、少しだけ優しくしてくれるはずだから。

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