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MYTREX(マイトレックス) MiRAY ONE|5機能を詰め込んだ美顔器が気になる

「ディープEMSパルス」という言葉の前に、私が最初に引っかかったのは「ランダム周波数」という修飾語だった。EMSは他の美顔器にも載っている。ただ「ランダム」と付いているのはそう多くない気がして、商品ページを読み返すことになった。

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■ ディープEMSとDPL、このふたつの光と電気が何をしているのか

MiRAY ONEに搭載されている5機能のうち、光と電気にそれぞれ2つずつ技術が使われている。

光側はDPLとNIRのふたつ。DPLはホワイトフォトと呼ばれ、NIRはハリフォトで近赤外線だ。公式の説明によると、DPLは特許技術「超薄型冷却機」と特殊サファイアクリスタルによって約4.3℃まで冷却しながら照射する設計で、NIRは照射面を約40℃に温めながら真皮層への到達を訴求している。同じ「光で当てる」機能でも、温度の方向が逆だ。

使用頻度はどちらも毎日可だが、交互に使う運用が想定されている。

電気側はEMS・イオン導入・イオン導出の3種。イオン導入はコットンを水で湿らせてリフトケアヘッドに装着し、美容成分の角質層への浸透を訴求する設計だ。イオン導出は洗顔では落とし切れない古い角質や毛穴汚れを除去すると説明されている。

冒頭で引っかかった「ランダム周波数」の話に戻る。

メーカー資料を読む限り、MYTREX独自の電気パルスをランダム周波数で出力するのがこのEMSの特徴とされている。ただ、具体的なHz数値は公式ページに掲載がない。「ランダム周波数」という設計思想はわかる。それがどの程度の範囲でランダムなのかは、現時点では確認できなかった。

一般的なEMS美顔器の場合、固定周波数の繰り返し刺激に筋肉が慣れてしまうことを課題として挙げるケースがある。ランダム周波数にすることで表情筋への刺激パターンを変化させるという設計思想は、それへの回答のひとつだ。「慣れが防げる」「効果が出る」という断定は、当然ながら公式も私もできない。設計の方向性として、こういう考え方で作られているとだけ言える。

EMSの強度は10段階で調整できる。

■ ふたつのヘッド、ホワイトフォトとハリフォトはどう違うのか

MiRAY ONEは本体に2つのヘッドを持つワンボディ設計で、アタッチメント交換が不要な構造になっている。フォトショットヘッド(DPL/NIR)とリフトケアヘッド(EMS/イオン導入・導出)で物理的に分かれている。

ここは見落としがちなポイントだ。

DPLは毎日可、NIRは毎日可で交互使用。EMSは毎日可。イオン導入は毎日可、イオン導出だけ2日に1回という頻度制限がある。頻度の差がそのまま肌への負荷の差を示している。

もうひとつ注意点がある。フォト機能(DPL/NIR)とEMSを同じ日に使う場合は、半日以上間隔を空けることが公式で推奨されている。1台に5機能が入っている構造上、使う順番と時間帯をある程度設計して運用することになる。

顔・首・デコルテが対応部位で、耳・唇・まぶた・目周り・のどぼとけは使用不可。男女兼用設計となっている。

■ 有線接続・重量・スペックを見て気づいたこと

AC電源接続方式で、充電式ではない。コード長は約1.5mだ。

314g。電源コード含まずでの数字だから、実際の取り回しではコードの重みも加わる。「持ちながら顔に当てる」動作を毎回するとなると、この重量感は事前に想定しておいたほうがいいかもしれない。

消費電力は60W、本体サイズは約192mm×104mm×56mm。ACアダプターは100-240V対応なので海外でも使える設計になっている。

セット内容にコットン100枚と保護メガネが含まれている。光照射時の目の保護に必要なため、保護メガネは使用のたびに着用することになる。有線接続でコード式という構造と合わせると、使用環境は洗面台や棚の前にある程度固定される運用になるだろう。

■ RF美顔器や他モデルと比べたとき、何を基準に選ぶか

MiRAY ONEと比較対象として挙がるのは、同ブランドのMiRAYシリーズの別モデルや、RF(ラジオ波)搭載の美顔器になる。MiRAY ONEはRFを搭載していない。光(DPL/NIR)と電気(EMS/イオン)の組み合わせで構成されている。

楽天レビューを読む限り、光機能だけの美顔器からの移行組と、EMS単体機からの移行組でコメントの温度が少し違う印象を受ける。「フォト系は別の機器を持っていた」という声も散見されて、機能の重複感を気にするかどうかが選択の分岐になりそうだ。

公式の訴求は「光フォト美顔器・リフトケア美顔器・イオン美顔器3台分相当」。1台にまとめることへの評価は、すでに何かを持っているかどうかで変わる。複数デバイスを管理したくない人には整理しやすい構成だが、どれかと機能が重複する人にとってはその分の価値判断になる。

■ この価格帯のエイジングケアをどう受け取るか

最初に引っかかった「ランダム周波数」について調べた結果、具体的なHz数値は確認できなかった。ただ、「固定周波数の繰り返しに対する設計上の回答」という文脈では、思想として腑に落ちる部分もある。

数字が出ていないからこそ評価しにくいのも正直なところだ。気になる人には公式サポートへの問い合わせが現実的な手段になる。

楽天市場で価格と在庫の情報を確認できる。5機能を1台に収めた設計の密度は、単機能美顔器を複数揃える選択肢と天秤にかけると、そう非常識な数字でもない。

30日間全額返品保証があるのは、この価格帯で試しやすさを担保している点として、ユーザーの声ではポジティブに評価されている傾向がある。

機能を詰め込んだ分、使い方に制約がある。フォトとEMSは同じ日に続けて使えない、イオン導出は2日に1回、という運用を面倒に感じるかどうかが、向き不向きの分かれ目になる気がする。買う前に確認しておくべき点は、そこだと思っている。

スペックや価格は変わることがある。
気になった点は公式サイトでも確認してみてください。

※調査時点の情報をもとに作成しています。

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