ベンチャーからリクルートへ。ホットペッパーグルメ営業で得た経営者目線
こんにちは。
こちらの記事に目を通していただき、ありがとうございます。
今回のテーマは「リクルート」です。
私は過去に株式会社リクルートで、ホットペッパーグルメの新規開拓営業に携わっていました。そこで学んだのは、経営者を目指すなら、営業力だけでなく「現場で課題を見つける力」が欠かせないということです。
今回は、飛び込み営業や飲食店の経営者との出会いを通じて感じたことをまとめます。
ベンチャーからリクルートへ転職して感じたこと
リクルートに入る前は、経営者を目指す人が多く集まっている会社というイメージを持っていました。
実際に働いてみると、将来起業したい人だけではありませんでした。本当にさまざまな経歴や考え方を持つ人が働いており、「将来はまだ決まっていないけれど、ここで経験値を積みたい」という人も多くいました。過去の職種を聞くと、面白い人が多かったです…笑
私は新卒でベンチャー企業に入り、その後リクルートへ転職しました。同じ営業でも、会社の規模や仕組み、仕事の進め方には大きな違いがありました。
一方で、会社の看板だけで成果を出せるほど簡単ではありませんでした。目標に向き合い、自分で考え、行動を続ける姿勢が求められる環境だったと感じています。
3年間という期限が成長を加速させる
リクルートには、ビジネススキルや営業スキルを身につけるための3年間の契約社員制度があります。契約は1年ごとの更新で、入社月によっては最大3年6カ月となる制度です。
また3年間働き続けた人へは「キャリアアップ支援金」というのもあります。
キャリアアップ支援金
3年の契約満了に伴い、リクルートを離れて次のステップに進まれる契約社員にはキャリアアップ支援金の支給があります。
金額 満額100万円
対象者 契約社員として雇用契約上限日まで勤務した社員
その他ルール
休職(育児・介護・傷病など)した場合、支給金額から当該休職の日数に比例した額を控除して支給することがあります。
対象となる条件を満たしている場合でも、キャリアアップ支援金が支給されない場合があります。
期間が決まっていることには、不安もあります。ただ、終わりがあるからこそ、「この時間で何を身につけるのか」を真剣に考えられます。
私も、ただ目の前の数字を追うだけではなく、その経験を次の仕事や経営にどうつなげるかを意識していました。
将来が明確に決まっていなくても問題ありません。限られた期間で行動し、自分の得意なことや進みたい方向を見つけることにも価値があります。
飛び込み営業で見えた飲食店経営の現実
ホットペッパーグルメは、利用者がお店を検索・予約できるだけでなく、飲食店の集客や業務、経営を支援するサービスです。
ホットペッパーグルメ
お得なクーポン満載の、グルメ情報、飲食店の検索・予約サイト
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飲食店のオーナーや経営者と話す中で、頻繁に出てきた課題が集客でした。料理に自信があっても、まずお店を知ってもらわなければ来店にはつながりません。
私は新規開拓のため、さまざまな街を歩き、飲食店へ飛び込み営業をしました。断られることも多く、話を聞いていただけない日もありました。
それでも、実際に街を歩いたからこそ、お店ごとの違いや地域の特徴が見えてきました。どの街でも、自分のお店を構え、営業を続けている経営者の方々には尊敬しかありません。
【写真:営業で歩いた街や飲食店が並ぶ風景】
宿泊業・飲食サービス業は、ほかの業種と比べて開業率だけでなく廃業率も高いとされています。

第2-2-25図は、業種別に開業率・廃業率を見たものである。開業率について見ると、「宿泊業,飲食サービス業」が最も高く、「生活関連サービス業,娯楽業」、「情報通信業」と続いている。また、廃業率について見ると、「宿泊業,飲食サービス業」が最も高く、「生活関連サービス業,娯楽業」、「小売業」が続いている。
一般的な企業の5年後の生存率を約80%とする統計もありますが、集計方法によって実態より高く算出されている可能性があります。数字だけで単純に判断せず、事業を続けること自体の難しさを見る必要があります。
経営者になる前に現場を知る
リクルート時代に得た一番の学びは、経営とは商品をつくるだけではなく、必要な人に届け続けることだという点です。
良いグルメやサービスがあっても、集客できなければ事業は続きません。お客様の課題を聞き、提案し、断られても改善する経験は、現在の飲食店支援や会社経営にもつながっています。
私にとってリクルートは、経営者になるまでの登竜門として、とても良い環境でした。ただし、在籍するだけで成長できるわけではありません。目の前の仕事を自分の将来につなげる意識が必要です。
今いる環境で、どのような経験を持ち帰るのか。その視点を一つ持つだけでも、日々の仕事の見え方は変わります。
私も現場で学ぶ姿勢を忘れず、食や仕事を通じて、豊かな人を増やせるように行動を続けていきます。
