【イギリス】 Rochester Castle - English Heritage
本 note は 2025年7月下旬頃に訪れた、English Heritage 管理の施設、Rochester Castle の紹介です✍ 今回は写真多めなので、お時間のあるときにでもご覧ください😌
Rochester Castle の場所
ロンドンの中心部からイングランド南東部の Rochester までは車で 約1時間半、Victoria から電車で 約40分 の距離に位置します。
Rochester Castle について
歴史のハイライト
初期: ノルマン征服後まもなく、1087年頃〜1090年に石造の城壁・カーテンウォールが築かれました。
キープ (塔状の主城部分): 1127年頃に、アーチバショップ (大司教) によって建てられた壮大な石造のキープが加えられ、ヨーロッパでも屈指の高さを誇るものになりました。
有名な包囲戦: 1215年、反乱貴族軍が守るこの城を王 King John が包囲し、豚の脂を使ってキープの南東隅を崩したという伝説的な攻防が記されています。
その後の変遷: 13世紀、14世紀に改修が行われたものの、16世紀以降には防衛拠点としての役割を終え、17世紀には荒廃が進みました。
建築と見どころ
キープの高さは約38 m (125フィート) で、窓の装飾やアーチ建築などノルマン期建築の優れた例とされています。
壁材には「ケント石 (Kentish ragstone)」が使われ、建物の角やアーチ部分にはノルマン期の「コーアン石 (Caen stone)」が用いられています。
城内には「キープ」「バリー (中庭)」「外壁・塔」など当時の構造が残っており、現在では中庭部分が「城庭園 (Castle Gardens)」として整備されています。
※ ChatGPT によってサマリー生成後、微調整
写真たち
城までの道のり
すごく雰囲気のある道が続いていました👀







結構ゆっくり見て回ったのですが、40分ぐらい滞在していました


The Keep

高さと構造
キープは地上から34.5 m の高さがあり、長方形 (正方形に近い) の形でそびえ立っています。城の中心にあるこの建物は、周囲の城壁から独立しており、守りの要であると同時に、城の住人にとって最大の保護と居住空間を提供していました。
建築の特徴
交差する壁 (Cross-wall): 内部を縦断する形で、巨大な石造りの壁が走っています。これはキープを支える構造的な強度を与え、屋根と床を支えるのに役立っています。
柱の土台: 現在立っている場所のすぐ下 (地下) には、この交差する壁の土台の一部が見えています。この土台は、キープが元々さらに高かったことを示しており、上層階は後の時代に失われたと考えられています。
The Constable's Room

「コンスタブルの部屋 (The Constable's Room)」は、中世の城の日常的な活動の中心地であり、特に行政や裁判などの事務的な事柄が行われていた場所です。
コンスタブルは、国王や領主に代わって城の維持管理、軍事的な指揮、そして地域の治安維持や行政といった幅広い役割を担う、非常に重要な人物でした。この部屋は、彼がその職務を遂行するための「オフィス」のような場所だったと言えるでしょう。


下に降りていきます↓


The Cesspit

二重の役割:
この囲まれた小部屋は、ゴミ捨て場 (rubbish dump) と汚水溜め (cesspit) の両方として使用されていました。
清掃の必要性:
定期的に清掃が必要でしたが、唯一の清掃口がキープの主入口の裏側にあったため、城主が滞在していない時 (不在時) に清掃が行われていたと考えられます。
場所の変遷:
この部屋の外部の壁に開けられた開口部 (清掃口) は、食料貯蔵エリアと同じく、後になって作られたもののようです。これは、最初は単なる汚水溜めだった場所に、後からゴミや排泄物を外へ運び出すためのアクセスが設けられたことを示唆しています。

上に登っていきます↓


The Chapel

礼拝堂の役割:
礼拝堂は、城の生活にとって非常に重要な要素でした。城に住む人々は、ここで毎日ミサや祈りを行っていました。
場所の詳細:
この礼拝堂は、キープ (天守) の構造の一部として組み込まれています。
礼拝堂の入口は、グレート・ホール (大広間) につながる階段を通って入るようになっていました。この場所は、城代 (コンスタブル) の部屋や居住区画の近くにあり、プライベートな性質を持っていた可能性があります。

The Great Hall

城の中心:
大広間は、天蓋付きの豪華な集合場所であり、城の生活の中心でした。
饗宴、会議、裁判、公式な接見など、あらゆる公的な行事がこの広間で行われました。
場所の構造:
この広間の上階には、城主や貴族のためのプライベートな居住区画 (State Apartments) がありました。
補強された壁:
広間を支える交差壁は、上の居住区画から来る重い荷重を支えるために、周囲の壁よりもさらに厚く補強されています。
当時の装飾:
大広間は、現代の城跡の簡素な石造りの姿からは想像もつかないほど、豪華に装飾されていました。当時は、木製の羽目板やタペストリーが壁を覆い、華やかな飾りが天井から吊るされていたと考えられます。



更に上に登っていきます↓

The Mural Gallery

場所と構造:
この回廊は、上階の居住区画を見下ろす形で、建物の周囲をぐるりと取り囲むように伸びています。壁の厚みを利用してくり抜かれて作られているため、下の階の壁ほど分厚い補強が必要ありませんでした。これは、壁自体が十分な強度を持っているためです。
回廊の用途:
この回廊は、小さな部屋や区画に分けられて、客人のための予備の部屋として使われたり、倉庫として使われたりしたと考えられます。大広間が使用されているとき (例えば、饗宴や会議中) には、客人がここから下を見下ろしたり、あるいは音楽家が演奏を提供したりするのに適した場所でした。


The Rooftops (屋上) までの写真いろいろ
屋上に至るまでに撮影した写真を紹介します。どの写真も歴史を感じます。











The Rooftops

防御の要:
胸壁 (battlements) は、城の防御にとって非常に重要な部分です。外壁や胸壁 (パラペット) の上部を歩いてみると、四角い穴が開いていないことがわかります。これは、もともとこれらの壁の上部には、別の防御構造が追加されていたためです。
出窓式防御設備 (Hoads/Hourds):
太い梁 (Timber beams) が壁から突き出ていた跡があり、これは「ホーズ(hourds)」と呼ばれる木製の出窓式防御プラットフォームを支えるためのものでした。ホーズは、壁の外側に突き出す形で設置され、下の攻撃者に対し真下から物を落としたり、槍で突いたりして攻撃するために使われました。
城の攻防:
防御側 (Defenders) は、このホーズに登ったり、床に開けられた穴(開口部)から石や熱いものを落として攻撃者を迎撃しました。一方、攻撃側 (Attackers) の弓兵も、この突き出た足場からキープ (天守) の壁に到達した味方の兵士を援護射撃することができました。この場所は防御にも攻撃にも使える重要拠点だったことがわかります。
屋上をぐるっと周ったので、その写真を紹介します。





(パートナーは途中で断念)




最後までお読みいただきありがとうございました😌
個人的メモ
支払済年会費: £100.80 (Joint Membership)
累計入場料: £422.40
今回入場料: £19.00 (£9.50 x 2)
お得: £340.60
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