2025/06/09_#993_一般名処方マスタを比較するツールをChatGPTといっしょに作る<その1>
今回は、ChatGPTを利用して、一般名処方マスタの比較ツールを作ってみました。
一般名処方マスタというのは、一般名処方が可能な薬剤をリスト化したものです。
一般名処方というのは、処方箋に【般】という表記がされるものであり、理論上は、先発品、後発医薬品問わず、調剤できます。
ただ、制度の基本設計では、後発医薬品の導入を促すものであるため、ほぼ後発医薬品が調剤されると思われます。
厚生省から公開されているが、それがほんとにわかりにくい・・・
自分が地方の中小病院で病院薬剤師として勤務していたとき、一般名処方マスタのマスタ管理をしていました。
一覧表がとても見づらいし、前回とどこがどう変わったのか表示しておらず不親切な一覧表です。
現場にいたときはとても苦労させられました。
今は、メディカルコールセンターで勤務しており現場を離れています。
NotebookLMとキャリア形成ややりたいことを話しあっていたら、一般名処方マスタに関するツールを作ってみたくなりました。
最近ChatGPTを有料課金してみたので、何かできそうだなと思い、とりあえずやってみました。
今回プロトタイプを作りました。
ChatGPTに相談してみた
プロトタイプということでEXCEL+マクロで作りました。
EXCELマクロは、病院薬剤師のとき、すこしかじった程度です。
本格的にわかるわけではありません。
そのため、自分は監修・デザイナーの立場からChatGPTに指示出しをしてみました。
まずはChatGPTに以下のように相談しました
あなたは医療系の超一流のITエンジニアです。私のアイディアについて一緒に話し合いましょう。
合わせて、自分の構想を書き出し、提示しました。
<自分のアイディア出し>
現在、厚生省から一般名処方マスタが公開されています。正直、このマスタは見づらいです。過去のデータもありますが、現在のデータからどこがどう変わったのか?、対応する先発品は何なのかがよくわかりません。
そういった不具体を解決するツールを考えています。
仕様書としては以下のとおりです。
・一般名処方マスタのエクセルデータを取り込める
・今までの一般名処方マスタを取り込み、どこが変わったのか表示できる
・一般名処方マスタと対応する先発品の名称を検索できる
・公になっているデータを利用してデータベースを作る
・メンテナンスが簡便で、利用者が扱いやすいデータセットを考えています。
・エクセルまたは、アクセスなどの利用を考えています。
上記に対する意見をください
これに対して、ChatGPTからは「Excelマクロ(VBA)を使って、まずは簡易版を作ってみましょう」という提案がありました。
あとはChatGPTと会話しながら、方向性を決めていきました。
形が決まったら、さっそく、厚労省のサイトから最新版と1つ前の一般名処方マスタ(Excel形式)をダウンロードし、ChatGPTに読み込ませました。
最初に提示された雛形では、一般名処方マスタをそのままコピペできなかったので、そのままコピペできるようにしてほしいと改善要求を出しました。
その後も、マクロを実行するとコンパイルエラーが発生したので、それに対応策を考えてもらいました。
マクロのコードもChatGPTに考えてもらいました。
そういったやりとりをしたのち、プロトタイプが完成しました。
ほんとにプロトタイプなので、完成度はまだまだですが、EXCELマクロを使っての作成がここまで短い時間でできたことに驚きを隠せません・・・
病院薬剤師のときに、専門書籍を買って、コツコツとマクロを勉強しながら作成していましたが、あっという間にできてしまいました。
こういったマクロ作成などは、やはり生成AIは強いと感じました。
当時は、マクロを扱えるヒトは自分以外におらず、相談先もなく、苦戦していました。エラーが発生するとどこに原因があるかを手探りで探していて、とても時間がかかりました。
相談相手もいないので、ネット上の情報と書籍の情報だけが頼りでした。
今は、ChatGPTという強力な相棒がいるので、会話しながら自分のイメージに合わせて作成することが容易となりました。
まとめ
今回、自分の作ってみたいツールのプロトタイプをChatGPTとともに作りました。
まだまだ、自分の理想とは程遠いです。
少しずつ、ステップアップしながら作成していきます。
コメントで皆さんの意見を聞かせてください。次回もお楽しみに!
今回作成したプロトタイプを貼っておきます。
