「静」の冬…小さな希望
こんにちはミカミカです。
冬の景色は柔らかな落ち着きを魅せ
葉を落とした木々が風に揺れる音さえも
どこか静かに__
閉ざす寒さに守られながら樹木は芽吹きを待ち

お庭には余白が現れ__
「動きのない土壌」の中に
芽吹きを待つ見えないものが
確かなものに変わり__

厳しい寒さに負けず希望に向かい歩みだした
「梅のつぼみ」__

晩秋から冬に見られる一瞬の儚い美しさ__
庭に降りる霜は冷たい ”静”がある
植物が凍えながらも耐える ”動”の生命力
そこには音もなく静かに語る
「霜化粧」__








白い息が空にほどけて__
お庭を歩くと、足元で霜柱がサクサクと鳴る中
仕事始めは植栽からになりました
枯山水のお庭にトラックに積まれた植木は
「黒松・赤松・モミジ・ドナセナ・ソテツ」
お庭に植えていく作業です__

ここに植えたのは黒松...黒松は「男松」__
黒みを帯びた荒々しい幹肌
雄大な風格と、生命力の強さが魅力で




その横には赤松...赤松は「女松」__
幹の温もりと柔らかな葉
その穏やかで力強く佇み、赤をまとう姿が美しくて


マツは庭木の王者とも言われてきたようです。
ですが今は中々お庭に入れる事は少なくなり__
正直に話すと「世話のかかる木はもういらない」と
ここ数年、お庭の木の伐採を頼まれた事も多くて


職人の仕事は「つくる」仕事の他に
作った庭を「守り育てる」という仕事でもあります
木は切られる事は望んでない!
でもしかたなくて__
なので職人さん、植木を植える想いは強く


この地にずっといるんだぞ__
夫婦松に ”末永く夫婦幸せに”と
職人の願いを込めて__


もしこれから木をお庭に植える事がありましたら
木を植える時は、五年後、十年後には
大きくなるので、どんなふうになってるか
想像しながら植えて__
時には大きくなりすぎないように
少しのお手入れをしてあげて下さい。
小さな苗木が未来の景色を作ります__。

凍える静けさに優しく灯す__
ロウバイ(蠟梅)! 梅とは別の植物ですが
梅に似た香り淡い黄色い花で真冬のお庭を彩ります
昔は知らずに梅の仲間だと思ってて(笑)


お庭には、寒空の下で咲き誇る
梅の姿はまだ蕾で__
この日は風が強くて、冷たい風が頬に触れ
冬は防寒着の中にホッカイロを貼れば温かく
手はキンキン冷たいけど不思議と心地よくて__。
お庭の手入れに…
マツ、チャボヒバ、キンモクセイの剪定作業でした

ここのお庭には大きな樹木が立ち並び
一年中深緑の葉を魅せ、成長もゆっくりと__
葉の形は「チャボの足跡」のように見え
動物の見た目に例えられた愛らし名前の木
その名は ”チャボヒバ”__😊



これから梅の花が咲き始めると
桃、桜とゆっくりと
少しずつ重なるように咲いていきます__
季節の間に時間がある事に気づいて__

冬と春を繋ぐ桜の木__
その蕾の先には目に見えなくても
枝の先に小さな硬い蕾が宿り桜は音を立てて
華やかに咲き誇る姿はまだ先で
今は静かに春を待つ __
今年はどんな気持ちで桜を見上げるのだろう__😊


冬景色にあかりが灯る__
サザンカにナンテン、その色は深みのある紅色
冷たさと温かさを優しく繋ぐ__





この冬初めての初雪が舞い降り__
少し前まで紅葉で賑わってたイチョウ並木に
街の景色も光照らされ、薄っすら白く染まる
寒い冬が来たぁ😊






荒涼とした冬の姿を魅せた岩畳も__
四季をめぐり再び枯れ木が芽吹くその日まで😊



朝晩の冷え込みに思わず大雪になったらと
心配して仕事も樹木達にも影響する__
雪が降ると枝が折れてしまう樹木も
その音は「ピキッ」と折れる乾いた音
そして桜、梅はたとえ枝が折れても
力強く花を咲かせる__
たとえ心折れても、明日を咲く花になる__。

時間の流れは本当にあっと言う間で
気づいたら年を越し2026年__。
松のように力強く、竹のように真っすぐに
そして梅のように寒さに耐え強く根を張り
実り多き一年になりますようお祈り申し上げます。
四季折々の季節の間を歩き
造園職人努めて参ります。
職人一同、今年も宜しくお願い申し上げます。
明けましておめでとうございます。
松竹梅 願いを込めて__
そして地元秩父「尾ノ内百景(冷っけぇ~氷柱)」😊✨






















最後までお読み頂きまして深く感謝申し上げます
