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『押し付けられてる❓』NO.207 ほぼ毎日投稿→→→ゆったり投稿へ

本日の話は、

選挙を見ていて、
報道の仕方や
見てる側の
受け取り方の動向を見て
作った物語です。

『人の物語から学ぶ』シリーズ


雨上がりの夕方、
カフェの窓から射す光が、
彼の顔に柔らかく映っていた。


瑠衣はコーヒーを
すするふりをして、
黙って画面を
見つめていた。


スマホのニュースアプリ。
並ぶ見出しは、
どれも息苦しいものばかりだ。



「また偏った報道…」
彼女はぽつりとつぶやいた。


隣にいた友人の圭吾が、
小さく頷く。
「どれも断片ばかりだよな。
選ぶ言葉で印象が変わる」


「正しさって、
誰が決めるんだろうね」
会話はすぐに終わった。
でも、
胸の中に違和感だけが残った。



数年前、
彼女はフリーの
ライターとして順調だった。


人の心を動かす記事を
書くことができた。


だが、
ある記事で炎上した。
「一方の声に偏っている」
との批判。


以来、
彼女は筆を止めた。



──もう、
書かない方が
楽なのかもしれない。



だが、
そんな彼女の背中を押したのは、
小さな出来事だった。


投稿サイトに
匿名で載せたコラムに、
ひとつのコメントがついた。


「両方の視点を
書いてくれてありがとう。
考えるきっかけになりました」



雨が止み、
風が街のにおいを
運んでくる。


彼女は決めた。
もう一度、書こう。


正解を押しつけるんじゃなく、
読み手には.....
全て自分事として
考えてもらいたい‼️


選択肢や問いを
差し出し続けたい‼️



「事実は一つ、でも視点は無数」


彼女は新しい記事に、
そう書いた。


ある事件について、
加害者と被害者、
報道と現場、
それぞれの立場から
丁寧に言葉を紡いだ。



やがて、
SNSで静かに広がりはじめた。


「こういう伝え方を待っていた」
「感情に流されず、
自分で考えるって大事ですね」



反応は決して多くはなかった。
それでも、
確かに誰かの心に届いた。


季節は初夏。
駅前の並木道に、
強い西日が差し込んでいる。


彼女は取材ノートを手に、
小さな出版社の扉を開けた。



「自分で考える人が増えるように、
私なりに届けていきたいんです」


そう言った彼女の目は、
以前よりまっすぐだった。



言葉は、武器にも、灯にもなる。
だからこそ、選びたい。
私の答えではなく、
読み手の視点で。



少し汗ばむ風の中、
瑠衣の足取りは軽かった。


その背中が、
静かな未来へと
続いていくようだった。


自分の正義と、

他人の正義は、

ぶつかるものだ。


だけど、
お互いを理解し
譲歩しあって、
融合していくことが、


新しい未来を切り開く。


100か0で
自分の正義や
他人の正義を
押し付けたり
押し付けられる時代は、


終わらせていかないと
新しい未来は作れない。
そんな気がする。

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