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イチローこと 鈴木一朗

“しっかりと準備もしていないのに、
   目標を語る資格はない”


この言葉から分かる事は、
彼は他人よりも自分自身に言っている
事が分かる。

彼は努力家だ。才能は勿論あった。
しかし、こういった言葉を語るのは、
彼の行動からも事実だと言える。

彼は渡米し、最初は安い年俸であったが、
彼には自信があった。
だから渡米をしたのだと思う。

この言葉からして、しっかりと準備して、
実力をつけた上で、あっても自分のプレイを
発揮できれば評価は変わると分かっていた事が、
目標を語る資格はない

イチロー選手の言葉は当然ながら体験から経験を
経て、言葉にしているが、今回のこの言葉には、
厳しさが目立つ。

自分自身でも忘れる事は無いが、やると決めたので
あれば、それ相応の決意が必要になる。
その決意も定まってない状態で、目標をその決意では
成し遂げられないような場合は、語る資格はないと
断言している。

言葉は断言する事は避ける人のほうが多い。
特に医者や政治家などを見れば分かると思うが、
「最善を尽くします」「努力します」と言った言葉を
使う事が多い。

それは断言する自信も無いし、確信に迫るほど
医学に対して未熟だからだとも言える。

しかし、イチロー選手は「ない」と断言している。
この最後の言葉から、彼自身もそうしてきた
から言える言葉だと言える。

簡単そうに見えるが、実に難しいものである。

断言するということは、絶対的なものだと
言っている事になる。
自分自身でも大変な苦労をして、最初にこの
言葉に気づいた時には、完全に目標が定まって
いなかったのだと思われる。

彼のように断言する言葉は、実に気持ちのいい
言葉である。

自分の人生で絶対的だと思える事は数少ないもの
である。今、考えてもらいたい。

私は最初は自信過剰であった。
本をまともに読んだ事も無いのに、
長編小説を書こうとした。

実際、PCの前に座って、書こうとしたが、
私が心に秘めている物語は今も変わらずあるが、
アクション描写をどう書けばいいのか?
という点で│躓《つまづ》いた。

私が心に秘めていて、これまで2,3回書いたが、
自分自身で納得出来ず破棄した。
いずれも10万文字以上のものであったが、
自分でこれでは駄目だと思った。

だからこのイチロー選手の言葉はよく分かる。
“しっかりと準備もしていないのに、
   目標を語る資格はない”

この言葉は確かなものである。
私は下準備を怠った。だから自分が思うものを
書く事が出来なかった。
自分には厳しめにしている私だが、
目標が高いのに対して、甘く見積もっていた。

非常に愚か者がすることを自分でしてしまい、
後悔した。それから何度か書いたが、確かに
描写に関しては非常に苦労しているが、
書く度に文章が向上している程は、上達して
いる。

今、書いている呂布の物語は練習も兼ねて
書いている。
私の書こうとしている物語は、
アクションファンタジー長編小説である。

背景や山場などはもう決めている。
国や登場人物、そして私が何よりも大切に
書いている矛盾に関しても、しっかりと
理由をつけることも考え抜いた末に、
矛盾のない世界を生み出した。

今の私ではまだダメだと自分の心が言っている。
一番難しいのは、簡単な文章で終わらせない事だ。
それは全ての文章に言えるものだから難関である。

実際、しっかりとしたアクションが描かれている
小説は見たことが無いし、多少は小説を読んでいる
人の数人にも尋ねたが、そういった小説は読んだ
事が無いと言われた。

私自身でも勿論調べた。Amazonのアクションが
ありそうなサンプルを落としまくった。
その中に一つだけ、私を納得させる小説があった。

既に海外ドラマで見てしまっていたが、
「ゲーム・オブ・スローンズ」という海外ドラマ
の中でも大作で大人気を博したものだった。

その1巻の序章に、それは描かれていた。
序章は非常に大事だ。そこで魅力ある文章を
書けないと、読まれる事は無い。

だからある意味、山場から始まる事が大切になる。
どうなるのか? という心を芽生えさせる必要性が
大切になる。

海外ドラマでは描かれていなかったが、
小説のほうではアクション描写が描かれていた。

私はそれを見てから、それを今でも手本として
書いている。三国志にするか幕末か戦国時代に
するか正直迷った。

春秋時代はキングダムが漫画として描いている
ので、最初から除外していた。

幕末は銀魂を超えるのは難しいと思い、
最初に消した。
日本の戦国時代の場合になると、魅力的な人物
たちは大勢いるが、結構知っている人しか
知らない人物が主人公になってしまう為、
却下した。

日本の戦国時代では京を制圧した国が、
戦いや交渉に於いて、とても有利になるので、
上杉謙信や武田信玄、今川義元、北条氏康、
この辺りの武将たちは正直難しい所にいた。

九州も島津、大友、竜造寺、四国には長宗我部
などがいたが、中国の毛利がいたので京を制圧
するのは難しいものだった。

三国志なら日本人でも結構知っている人はいるし、
その中でも特に悪のカリスマである呂布なら
誰でも知っているだろうと思い、呂布を主役にした。

呂布は時代に│翻弄《ほんろう》された人物だった。
力という強さだけで言えば、関羽と張飛を同時に
相手に出来る程の強さを誇っていたが、悲運な
運命の元に生まれ、誘惑に勝てず、度々裏切り行為を
繰り返した末、誰にも信用されなくなり、斬首された。

因みにコーエーテクモゲームスのコーエーが出していた
三国志を舞台としたシミュレーションゲームでは、
三国志1,2くらいまでは、忠誠度100でも寝返る仕様に
なっていて、裏切りまくるのでとても困った存在だった。

そして考えた末、呂布を人徳ある人物として、
描いたらどうなるだろう?と思った。

実在した武将たちは出すが、創作したキャラも出す予定
で描いている。話を書くに当たり、知力武将をどう扱う
べきかで、かなり悩んだ。

創作ものなので、知力の高い武将は、術師と登場させる
事により、二十歳で戦いに身を投じる呂布の成長も
兼ねて、書こうとは最初から思っていた。

しかし、ベースは三国志という舞台があるので、
全てを創作する私が描きたいものよりは、
かなり楽ではある。

しかし、このイチロー選手の言葉は知っていたので、
しっかりと準備はした。
ただ、エッセイとは別の意味で、力の入れ処が違うので、
時間的に一番早く書き上げることが出来るのは、
やはり哲学系エッセイ、次に映画の評論、意外だと思う
だろうが音楽は3番で1本書くのに1時間近くかかる。
小説は不動の4位で一番時間がかかる。

気分がノっている時なら、あっさり書ける事もあるが、
やはり書くからには、しっかり書きたい。
練習だからといって手抜きは勿論しないし、
苦悩の末に書き上げている。

だからこそ、向上が自分で見えるのだと思う。

“しっかりと準備もしていないのに、
   目標を語る資格はない”

イチロー選手のこの言葉は胸に突き刺さった。
自分では書けていると思う。
そう、あとはただ頑張るだけだ。

それが一番の難関ではあるが、頑張らなければ
全ては無に帰す事になる。

だから頑張り続けると決めている。

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