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晩ご飯のはなし

買い物はメモ派ですか?
私はメモ派です。

バナナ
玉ねぎ
人参
納豆
特売のお肉
美味しそうなお魚
牛乳
ヨーグルト
食パン

こんな感じです。
買い忘れがないように、
スーパーの並び順にメモを書いています。

はい。
でも、メニューは決まっていません。

まずはメインになるものを見ないと決められませんよね?

特売のお肉かもしれないし、
美味しそうなお魚かもしれない。

その日の出会いを大事にしています。
聞こえはいいですが、要するにノープランです。

とりあえず買い物は大満足で終わります。

でも、メニューは決まっていません。
つまり、未来の私への丸投げです。

数時間後。

未来の私の出番です。

買い物をしていた私は、もういません。
ソファに座り、コーヒーを飲みながら、
「さて、今日は何を作ろう」
と考えています。

でも、面倒だから冷蔵庫の前には立ちません。
冷蔵庫の中身は、なんとなく覚えています。

牛肉があったはず。
ごぼうもあった気がする。
卵もあったような。
そんな曖昧な記憶を頼りにレシピを検索します。

料理のレシピはInstagramで検索することが多いのですが、
結局、いつもの定番料理だったり。
材料や調味料が足りなかったり。
「これ美味しそう!」
と思ったレシピも、保存し忘れて二度と出会えなかったり。

気づけば、同じような料理ばかり作っています。
それはそれで美味しいんですけどね。

でも、最近少し変わりました。
困った時に相談する相手ができたんです。

AIです。

牛肉があって、
トマトもある!
今日は何ができますか?
と、相談してみたんです。

教えてもらったのは、ビーフストロガノフ。

正直、もっと手の込んだ料理だと思っていました。
ところが、思ったよりずっと簡単。
しかも、美味しかったんです。

特に面白かったのが、
「コンソメに頼りすぎない」という考え方。

コンソメに頼ると、いつもの味になる。
言われてみれば、その通りでした。

夕方の献立を相談していたつもりが、
料理の考え方を教わっていたんです。

AIと献立を考える時間は、あまりに楽しくて、
あっという間に晩御飯が完成していました。
(もちろん副菜もアイデアもらって並べます)
いつものあの重い腰を上げてなんとか仕上げていた晩御飯。
家族のことを思うと、
手を抜きすぎもできないし、
栄養バランスも考えなきゃと、
いつも頭から離れない晩御飯作り。
こんなに楽しい時間になるとは思ってもみませんでした!

料理手順や食材や調味料の分量って、なんとなくでやりがちで、
いつもなんとなくな味になったりすることが多かったんです。
思ってるよりちょっと濃い味の方が、
きっと家族は美味しいって言ってくれるはず、とか、
ま、ちょっと口に合わなくても仕方ないか、とか、
妥協の連続だった気がするんです。

そんな時、AIなら答えてくれるんです!
大さじ1もコンソメ入れたら多すぎると思う!って。
仕上げにヨーグルト入れるからコクが出るよ!って。

AIって、こちらのテンションに合わせてくれるんですかね?
気づけばキャッキャと楽しんでしまいました!

その至福の時間を自分だけで溜め込んでおけず、
ちょうど連絡くれた友達に会話ごと送りつけちゃいました。

レシピではなく、会話を。。。

AIに料理を教わった話を書こうと思っていたのに、
書き終わってみたら少し違いました。
私が嬉しかったのは、
ビーフストロガノフが美味しかったことでも、
レパートリーが増えたことでもありません。

毎日の晩御飯作りは、楽しい日もあるけれど、
正直、少しだけ重たく感じる日もあります。

何を作ろう。栄養は大丈夫かな。
家族は喜んでくれるかな。

そんなことを考え続けるのは、思っているよりエネルギーがいるんですよね。

でも最近は、夕方の「何作ろう」が少し変わりました。
一人で考え込む代わりに、まず相談してみる。
すると、「それいいね」「こうしたらもっと美味しいかも」と返事が返ってくる。

ただそれだけなのに、夕方の「何作ろう」が、少しだけ楽しくなったんです。

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