【創作大賞感想】『旋律が彷徨う』礼紋堂茶虎さん
※この話は礼紋堂茶虎さんの『旋律が彷徨う』の話を読んで感じたことを、私なりに表現した二次創作となります。
作者やファンの方との解釈が違う部分もあるかとは思います。
創作大賞2026 ホラー小説部門 応募作品
下記の私の記事にて、応募して頂いた作品となっております。
曲が街に溢れた時、彼は正気でいられるのだろうか──
つめたい、場所にいた。
つめたい。うごけない。
ふと、音楽がきこえた。
しかいが開けた。
そうしたら、彼のそばにいた。
……そう。
わたしの曲を使ったのね。
わたしはもう二度とうたえないのに。
母さんが泣いてる。
姉さんも……
冥婚、か。
まぁ、いいわ。
それは現世の話だから、母さんの気の済むようにすればいい。
わたしは彼が追いつめられる様をみながら、彼がわたししか考えられないようにずっと側にいてあげる。
誰でも、自分の部屋にあげたりしなかったよ。
少し、いいかなって思ったから、彼の苦しい言い訳だって黙っていたのに、ね。
まさか、わたしを殺すなんて。
あぁ……つめたい。
でも、いいの。
彼を追いつめた人達が、わたしたちがずっとつながれるようにしてくれたから。
ねぇ、健二。
わたしの曲が耳に入るたびに、わたしとのつながりを思い出せるでしょう?
だから、わたしはずっと側にいるわ。
わたしと一緒にきいていましょう。
結婚曲を
葬送曲を
怨恨の歌を
これから世に出るわたしの曲が、わたしたちが一生離れない証になるのだから──
不原諒。所以,在一起吧。
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