介護施設の担当者さんにお伝えしたいインスタ運用のコツ
集客や宣伝のためにInstagramのアカウントを作ったけど、作っただけで終わっている。
作るためになにをしたらいいかわからない。
有名インフルエンサーの運用解説本を読んだけど、自分たちのアカウントに置き換えて考えられない。
そもそも用語が難しいし意味不明!
こんな悩みはありませんか?
InstagramはSNS界の総合格闘技です。
やることをざっくり出してみたけどこんな感じ。

マジで多くないですか?
見ただけで嫌になっちゃう……
でも広告費をかけないで自分の会社や施設をアピールするためにはInstagramやらなきゃいけないんだよ。
いろんなひとにすすめられるし、やらないとヤバいと思ってる。
こんな声もよく耳にします。
やりたいけど一歩踏み出せないジレンマに襲われているかたも少なくないのでは?
この記事では架空の介護施設のアカウント作成を例にします。
なるべく専門用語を使わないでInstagramのアカウントを作るまでを解説するので、最後までお付き合いください。
わたしが運用している介護の情報を発信しているアカウントです。

https://www.instagram.com/ayase_kaigo_enjoy/
Instagramは下調べが命
アカウントはすぐ作ることができます。
メールアドレスがあれば5分もしないで簡単に。
でも大切なのは中身です。
どんなアカウントにするのか?
どんな人に見てほしいのか?
なにを叶えるためのアカウントなのか?
考えることがたくさんあります。
あなた自身がビジネスを知ることがキモ!
まずはビジネスそのものをご自身でしっかり見つめ直しましょう。
「いや、毎日やってることだからわかってるよ」
そうでしょうか?
お客様があなたのビジネスにどんな価値があると感じているかわかっていますか?
お客様があなたのビジネスに求めているものは、あなたの認識とズレはありませんか?
職員と会社の間でも同じように認識のズレが生じてしまいます。
「ほかの施設より給料が高い」とか「ほかの施設より休みが多い」なんて求人をよく見かけます。
でもあなたの施設の魅力って、それだけではないはずです。
お局さんがいない
休憩室が広くてひとりでゆっくりできる
飲み物が飲み放題
更衣室がきれい
資格取得のサポートが手厚い
夜勤が2名体制
年間休日数が110日を超えている
残業がほぼない
医療との連携がとりやすい
職員が若くて新しい技術を現場に取り入れている
体に負担の少ない介護ロボットを導入している
風通しのいい社風で意見を吸い上げるシステムがある
利用者からのセクハラやカスハラに屈しない姿勢をとっている
外出は外部の介護タクシーを使うので運転しない
子どもの急病や行事に対応できる体制が整っている
働いている人たちに自分の会社の魅力を聞いたら、きっと上のような答えがたくさん出てくるでしょう。
なにを魅力に感じるのかは人それぞれです。
発信する前にお客様、職員、客観的にライバル企業と比べた結果など、多角的にビジネスを見つめ直す必要があります。
誰に届けたいアカウントを作るのか?

誰にでもいいから届いてほしいと宛名を書かないで手紙を出しても、誰にも届きません。
SNSも誰に見てほしいのか、誰に向けた発信をしたいのか、が大切です。
求人のためのアカウントなら今介護現場で働いている人や、介護の仕事に興味を持っている人に届いてほしい。
入居希望者を増やしたいなら、自宅で介護をしているご家族やケアマネなどの在宅支援に届いてほしい。
まずは目的を定めて、誰に届けるアカウントにするのかをしっかり決めることが大切です。
できれば、届ける人をなるべく具体化しましょう。
30代独身で介護士歴10年で喫煙者、とか。
60代独身で90代の母と同居している女性、とか。
一見、届ける人を狭くしすぎているようにも感じますが、まずは狭いところから少しづつ広げていくほうが無難です。
届けたい人に見てもらえるアカウントにする
どんな人に見てほしいかが決まったらその人が好きそうなものを探します。
雑誌やお店、ブランド、なんでもいいです。
TikTokの動画や芸能人、音楽、色、雰囲気など
好きそうなものをたくさん探して書き出していきます。
これらの情報はアカウントを作るうえでとても大切な情報です。
届けたい人を【ターゲット】という言い方をします。
この【ターゲット】に好きになってもらえるアカウントを作るための材料はたくさんあったほうが安心です。
ほかのアカウントを調べる
Instagramを作るなら、ほかのアカウントのことも知っておきましょう。
SNSで成功している人には一定の法則が存在します。
この法則をつかめるようになることが肝心です。
他のジャンルのアカウントを知る
自分が発信したいジャンル以外のアカウントを調べましょう。
フォロワー数が多い=成功ではありません。
見るべきところは3つに絞りましょう。

「これいいな!」
「おもしろいな!」
「これターゲットの人が好きかも」
いいなと思ったアカウントはExcelやスプレッドシートにまとめていきます。
良いと思った理由も書いておくとあとで見たときに便利です。
自分のジャンルのアカウントを知る

今度は自分が発信したいジャンルのアカウントを調べます。
他のジャンルのときと同じように、見るべきところは3つに絞ります。
「専門的だな」
「おしゃれだな」
「参考になるな」
いいなと思ったアカウントはExcelやスプレッドシートにまとめていきます。
良いと思った理由も書いておくとあとで見たときに便利です。
ついにアカウントを作る!
誰に届けたいのか
なにを届けたいのか
どんなアカウントがあるのか
今まで見てきたことや考えてきたことを参考にして、アカウントを作っていきます。
プロフィールは名刺
アカウントの名前とプロフィールは特に大切です。
パッと見で興味を持ってもらえるように整えていきます。
写真やイラストはプロにお願いしたほうがきれいに仕上がります。
もし会社のなかでカメラの腕がめちゃくちゃ良い方がいたら、写真係になってもらうのもおすすめです。
プロフィールの文章は簡潔に、でもわかりやすく。
なによりも「気になる!」と思ってもらえる内容に仕上げましょう。

投稿する中身も大切
Instagramには大きく分けて2種類の投稿があります。
フィード投稿→最大10枚で構成される画像の投稿
リール投稿→最大90秒の短い動画の投稿
フィード投稿とリール投稿、どちらを多くしたらいいのか。
どんな内容にしたらいいのかを考えていきます。
フォロワーさんの「知りたい!」と思うことを丁寧に発信していけば、施設の良さを知ってもらう機会が増えていきます。
Instagramって万能?
正直、すぐに効果が出るSNSではありません。
でも地道に投稿を続けていけば、どのタイミングでも施設に興味がある人に見てもらえます。
施設の雰囲気や職員の様子を見てもらえる投稿がたくさんあれば、わざわざ問い合わせをする必要もありません。
Instagramの投稿を見て、自分や家族に合いそうな施設だと思ってもらえたら見学の申込みにもつながります。
SNSをやっているのが当たり前の時代では、SNSのアカウントをきちんと運用していることも企業の評価のひとつになりつつあることを、みなさんも肌で感じているのではないでしょうか。
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