トトノエタイ(フロリダDay14)
気づけば私は、人生を”整えたい”という願いを抱えていた。
ジャーナリングからの気づき📝
数日前からジャーナリングを再開し、心の中をノートに吐き出して並んだ手書きの文字。
女性らしい曲線の美しい体をつくること
健康的な食生活
インテリアにこだわった、居心地のよい空間づくり
毎日無理なく作れる日本食のレパートリー
アメリカ料理やラテン料理を学びたい
アーユルヴェーダへの関心
アメリカ滞在中にできるキャリアの模索
帰国時の住まい検討(フロリダ生活で価値観が変わりそう)
たくさん書き出したけれど、どれも根っこにあるのは「整えたい」という想いだった。
がむしゃらだった会社員時代の生活
新卒で入社してから毎日通勤電車に揺られ、8時間PCに向かって仕事をしてきた。8時間で終わればまだよく、深夜残業も常態化していた。残業だけならばまだよいが、任意とは言えないほぼ仕事の会食もたくさん、2次会3次会そして終電を逃してタクシー帰り・・・
その多くを仕事と人間関係に捧げていた。
出産・育休後の大きな転機と価値観の再構築
そんな私に、一つの転機が訪れたのは、出産。
育休から復帰すると、これまで思考停止状態で無尽蔵に使えていた”残業カード”がオプションからなくなっており、毎日終業のチャイムと共にオフィスを出る新しい生活が始まった。
今までと同じアサインメントをこなすのは無理!
最初はそう思っていた。
でも、どうだろう?
そんなにしんどさを感じずに、過ごせている自分がいた。
もちろん、保育園からの呼び出しで突発的に帰宅しなければならないこともあったけど、年に10日程度のそれら緊急事態を除けば、他は特に問題がなかった。
これって、、、、どういうこと?
今までの私は、時間制約なく働くことができる自分の環境に甘えて、(自分が)納得いくまで時間を使って仕事を仕上げていた、ということではないのか。
限られた時間の中で成果を出すための働き方の工夫
残業が手札から消えた今、終業チャイムが鳴る時間から逆算して、
今日やるべきことは何か?
それを成し遂げるために、今日しなくてもいいことは?
念のためにと思っていたあの仕事は、明日に回すだけではなくて、もしかしたら永遠にしなくてもいいのかもしれない・・・・
そんな引き算の思考で取り組むようになった。
働き方が変わると、人生も変わる
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
というパーキンソンの法則が示す通り、
がむしゃら若手時代の私は、無意識の内にその罠にはまっていた。
自分では、「責任感を持ち最後までやり遂げる」「丁寧で確実な仕事をする」ことを大切にしてきたけど、果たして上司も同じように私にそれを求めていたのだろうか?
むしろ逆で、
「頼れる人に頼ること(組織で仕事する)」
「丁寧で残り時間がなくなるより、早め早めの相談が欲しい」
のではないか?
何か大切なことを掴んだ気がした私は、
自分(と結果的には上司)の時間を無駄にしないためにも、
3割で方針すり合わせ、
6割でレビュー、
9割で最終確認、
そんな働き方を意識して仕事を進めた。
そしたら、昇格した。
驚いた。
会社に費やしている時間は格段に減ったのに。
仕事の他に、育児という自分の責任が増えたことで、自分のリソースを全体効率で割り振るスキルが身について、それが結果的に仕事の進め方にも好影響を与えたのだ。
”自分らしい働き方”への確信と、肩の荷がおりる感覚
机を並べる同僚が深夜残業をしているのを見ると、
やっぱり時間を捧げられる人は違うよな、
会社もそういった人材の方を求めるはずだよね・・・
心のどこかでそう卑下する気持ちがずっとあったけど、”昇格”を受けて会社からの応援の気持ちを受け取った気がして、ひねくれていたのは自分のマインドの方だったかもしれない、と思わざるを得なかった。
「あなたのそのやり方も、認めています」
そう言ってもらえた気がした。
そこからは、人生全体がなんだか違って見えた。
働き方は、選び方
よほどの緊急事態ではない限り、終業時間以外は会社PCを開かないことにした。もちろん、突発対応や火消しが生じることはあるので、状況把握はしておくけど、特に後輩などのメンバーに対して終業時間後の不必要な連絡をいれないことも雰囲気向上に奏功したと思う。
休みの日も、メンバーに「端末は頻繁にチェックできないから、何かあれば電話してください」と予め連絡しておくことで、会社メールへの釘付け状態から解放された。
こうしたちょっとした工夫で、誰にも迷惑をかけることなく、自分の働き方を少しずつ変えることができた。
有休をとるのも罪悪感があったけど、むしろ有休をとってリフレッシュして心身ともに健やかに業務に向き合えた方が会社のためにもなる、というマインドで、打ち合わせが入っていない日程があればすぐに半休やフレックスをとるようにした。
アサインされた仕事をしっかりとやっている限り、また自分の時間の許す限りチームの助けを買って出ている限り、自由に休みを取ることに対して、誰にも何も言われなかった。
すごく肩が軽くなった。
人生の大部分を占めていた”仕事”に対する向き合い方が変わったことで、”人生全体”に対する見方も変わった。
自分の人生と時間を、どう使いたい?
私の人生は自分のものであり、
その人生=時間は自分の使いたいように使っていい。
これは当たり前のことだけど結構できていなくて、
会社のために、家族のために、
あれをしなきゃ、これをしなきゃと、
「しなければならない」ことに人生を支配されていた。
もっと、「したいこと」を優先して、生きてみてもいいんじゃない?
会社生活は上述の通り、自分の仕事のペースを掴んできたし、仲間にも恵まれていたので不満はないのだけど、少し前から、「毎日8時間もPCに向き合っているって不自然だな」と思うようになった。
あの頃、私は時間に支配されていた。
今は、自分で時間を選び取りたいと思っている。
試しに、24時間の円グラフを書いて自分の理想の生活を0から構築してみた。
睡眠は毎日8時間は欲しい。
あとは、運動したり自炊したり、今はできていない瞑想もしたい。
もうちょっと子どもと一緒に過ごす時間も増やしたいし・・・
私の理想生活の中での仕事時間は、なんと4時間だった。
これは・・・・
今の会社で会社員生活を続けている限り、実現できない。
本当に望む生き方が、会社員では実現できないという事実
自分の理想とする人生が
会社を辞めない限り実現できないことに気づいてしまったとき。
あなたなら、どうしますか?
私は、この自分の気持ちに目をつぶって、
「そんなの理想論で、現実的には今の生活だって十分に恵まれているじゃない。現実に感謝しなきゃ」と自分の気持ちをごまかしながら、毎日をそのまま過ごしていた可能性が高い気がします。
「気がします」と書いたのは、私はすでに別の要因で会社を辞めてしまったから。
夫の海外赴任という外的要因で退職をすることになったのは、
自分の本当の気持ちと真正面から向き合うことを怖がっていた私への、神様からのプレゼントなのかもしれない。
今、整える時間の中で🌈
天から降ってきたこの時間を存分に生かして、
生活を整えたい。
気候も文化も異なるフロリダ生活の中で変わる価値観。
今だからこそできる、素の自分の見つめ直し。
「自分の過ごしたい人生って何だろう?」という究極の問いに、向き合っていきたい。
