KSC旅行記②アポロに魅せられた2日目(フロリダDay169)
ケネディ宇宙センター2日目。
昨日は半日しか見られなかったけど、今日は丸一日、スペースセンターを楽しむぞ🪐🪐
まず向かったのは、KSC一番の見どころと有名なバスツアー(無料)。
とんでもない行列ができていたから、果たして乗れるのか?と気になったけど、バスはKSC内をずっと巡回しているようで、満員になってもまたすぐに次のバスが来るので心配はいらなかった。

とんでもない行列🚌
停留所1つ目は、ロケット発射展望台🚀
湿地越しに発射台を眺めるスポット。とくにツアーや説明はなく、バスから降りたら好き勝手に現地を見学できる。この日は打ち上げがない日だったから、「あそこからロケットが飛ぶのか…」と想像力で補うスタイル。
映画『アポロ13』で、宇宙飛行士たちの家族がロケット打ち上げを見守るシーンがあり、そうそうこういう階段に座って眺めてた!ってなった。映画、見ておいて良かった。

停留所2つ目が、バスツアーのメインイベント。
アポロ・サターンVセンター🌕
月面着陸の歴史、本物のVサターンロケット、ミッションコントロールの再現(これは実際の管制室をヒューストンから移管したそうな!)など、アポロ計画の軌跡を追体験できる展示がたくさん。
これがまた、圧巻だった!!!
昨日はアトランティスに魅せられた一日だったけど、今日は完全にアポロに魅せられた一日だった。

展示エリアに入ってまず驚かされるのが、天井いっぱいに横たわる実物のサターンVロケット。

これが、宙に浮くのか…

このロケットの周囲に、アポロ計画の歴史や、月の石、アポロ実物などの各展示が散りばめられている。

触られすぎて、もうツルンツルンだった
実際に宇宙から帰還したアポロ実物と対面したときには、とても感動した。アポロ13観といて良かった(2回目)!

地球から飛び立つ時には莫大な燃料が必要になるから、あんなに大きなロケットで発射するのに、宇宙から帰ってくるときには、こんなお菓子のアポロみたいな(お菓子のアポロが後だと思うけど)小っちゃな船でかえってくるのか…
こんな三角形の小さな物体で、地球に向かってものすごいスピードで落ちてくるなんて、本当に正気の沙汰じゃない。

アポロ13号 宇宙飛行士の服。
胸に迫るものがある
技術ってすごい。
人間ってすごい。
この極狭空間に、宇宙飛行士が3名ひざ詰めになって、命を懸けて帰還する。
本当?
それって、全部映画だけの話なんじゃない?
実物をどれだけ見ても、数十年前にはすでに人類が成し遂げていたとは信じられないくらいの偉業に、心が追い付かない。
人はなぜ、月に行こうと思ったのか?
米ソの冷戦の影響で、宇宙開発を制する方が世界を制するという空気の中で、両国の開発が加速化していった背景はなんとなく知ってはいたけれど。
それにしたって、空に浮かぶ月を眺めているだけの一般ピーポーの私としては、あの月に本当に行ってみようだなんていう発想が、そもそもすごい。
そして、実際に行ってしまうだなんて!
じゃあなんで、数十年も前に実現していた月面飛行を、今はもうやっていないの?という素朴な疑問も湧いてくる。でも実は今、NASAはまた改めて月を目指しているらしい(知ってた?)。
その名も、アルテミス計画。
「人類を再び月へ、そしてその先の火星へ」という巨大プロジェクト。
(アルテミスは、ギリシャ神話でアポロの双子の妹。おしゃれな命名!)
2026年には初の有人ミッションも予定されているとのことで、近い内にまた人類が月面着陸を果たす姿が見られるかもしれない。
そういえば、アポロ展示の一番最初に、ケネディ大統領の言葉があった。
当時、ソ連が先に人口衛星スプートニクを打ち上げ、ソ連が先に有人宇宙飛行を成功させた。絶対に追いつき、追い越すと決意したアメリカは、「人類を月に送る」と覚悟の宣言をしたのだ。

実際の演説映像も流れていて、それを見て、やっぱり鶴の一声ってあるよなと思った。
大統領とは規模が違うけど、会社員という組織に属していた経験者として。
トップが「今年はこれをやる」と言ったら、それをやるのだ。たとえ、実務的・技術的には相当な困難が伴ったとしても、鶴の一声を実現させるために、現場は奔走する。
「言っちゃったから、面目をつぶすわけにはいかない」そんな場面を何度も見てきた。規模の軽重はあれど、どこの世界でも同じような構図が、世界を引っ張っている側面があるのではないかと感じた。
アポロ計画の展示をみて、リーダーシップに想いを馳せるという。会社員時代の辛苦を思い出した自分が、少し可笑しかった。
アポロセンターでちょうどお腹が空いてきたので、エリア内のカフェでお昼にすることに。

ロケットの巨大さに圧倒されながら、そのほぼ真下で バーガーを頬張るという非日常。ロケットを見上げながら食べるバーガーは、特別感があった。


こういう小さいところ、好き。
約3時間のバスツアーを終えてビジターセンターに戻ってくると、次は、火星探索のアトラクションへ。
ディズニーシーのソアリンの宇宙版みたいなライドで、足がブラブラした状態で宇宙を飛び回る。身長制限があり4歳次男は乗れなかったけど、Child switchという仕組みがあって、親は交代で並ばずにアトラクションを楽しめるのがありがたい。

どこを切り取ってもワクワク☺️
事前情報では行き先が4種類あるはずだったけど、この日はなぜか 全員が火星に送り込まれた(謎)。
火星の赤い大地を滑空する臨場感に、子どもも大人も思わず前のめり。
スターツアーズ並みに低空格好で地表を走り抜ける場面があるので、乗り物酔いしやすい方は、ご注意を。でも、目をつむれば大丈夫。ライド自体はそこまで激しい揺れではないので、長男も怖がることなく楽しんでいた。
夕方、旅の締めくくりは、Planet Play(屋内プレイグラウンド)。
宇宙空間に入り込んだかのような遊び場で、クライミング、ネット遊具…とにかく広い。
子どもは全力でアスレチックに走り回り、親はその様子を ソファ席でゆったり見守るだけ。しかもソファに充電スペースまで付いていて、神。
「NASA、子連れの大変さまで分かってくれてる…!」と変なところに感動した。

夢のプレイグラウンド🪐
非常に濃い2日間だったけれど、実はまだまだ見たいものが残っている。
Journey to Mars
IMAXシアター
Heros & Legends
どれも時間が足りず断念。
2日間あっても全然回り切れないという事実に驚いた。
KSCはもちろん、宇宙好きの人にとっては垂涎の場所なのだと思うけど、宇宙に詳しくない私みたいな人も、存分に心を揺さぶられる場所だった。
恐るべし、ケネディ宇宙センター!!
