火曜の寝落ち朗読『眠り相談所』第1話 ~朗読と台本~
9月末日
明日から10月ですね
9月もバタバタしてたなぁと思ったら
note始めて毎日
(日付をまたいだので連続投稿は途絶えたけど )投稿してたから
そりゃ してない日々よりも多忙になった訳です
でも 改めて
書いたり朗読したりが好きなんだなぁって
自覚しました
ということで。
火曜日は 創作寝落ち朗読 しようと思います
火曜日 なに投稿しようかなーって
ずっと考えてたけど なかなか決まらず
今日仕事中
アイデアが降りてきました!
帰りの電車で書いて
朗読して
編集して なので
荒々しいところはありますが
読んで
そして聞いて頂けたら嬉しいです
眠り相談所 作・雪笹
眠れなくなった。
ここ数ヶ月、寝つきが悪いとは思っていた。
動画を見ながら明け方にうとうとする程度の眠りはあったのに、ついにまったく眠れなくなった。
眠気はある。
けれど、横になるとどこかへ消えてしまう。
通勤電車では、つり革につかまりながら、ふっと眠りに落ちる。
「このままではいけない」
そう思い、メンタルクリニックを予約した。
──仕事は緊張を強いられる毎日だ。
今年に入ってから同僚がひとり、休職した。
鬱らしい。彼もまた、眠れなかったと聞いた。
とにかく、眠れるようになれば。
薬は避けたいが、もう選んでいられない。
予約当日。
10分前に着いたクリニックは、驚くほど混んでいた。
しかし、待合室には会話もなく、妙な静けさが漂っていた。
30分過ぎても名前は呼ばれず、半ば諦めてスマホを見つめていたとき、自動ドアが開いた。
顔色の悪い、痩せた若い男が入ってきた。
受付を済ませ、立ったまま待っている。
あまりにも具合が悪そうで、私はそっと席を立ち、目で「どうぞ」と合図した。
──二週間後。
再び訪れたクリニック。
初回に処方された薬が合わず、体調を相談するためだった。
その日も待合室は混雑していて、私は邪魔にならないよう立っていた。
肩を叩かれ、振り向くと──あの青年がいた。
「こんにちは」
彼は小さな声で挨拶をし、続けて名刺のようなものを差し出した。
「親切にしてくれたから、これを」
そう言って、足早に去っていった。
名刺には、ただ一言。
「眠り専門相談所」
裏には手書きの地図。電話番号はない。
胡散臭い。だが、眠剤は悪夢を呼ぶばかりで頼りにならない。
藁にもすがる思いで、休日、その住所を訪ねた。
古いマンションの五階。
看板も表札もない三号室。
オートロックすらない。
不安を押し殺し、チャイムを鳴らす。
『はい』
落ち着いた男性の声。
『眠りたい人?』
そう問われ、思わず「はい」と答えた。
『鍵はかかってない。入って』
言われるままに靴を脱ぎ、奥の扉を開ける。
──そこには。
白衣を着たウサギが、椅子に腰かけていた。
つづく。
*フリー台本ではありません
「BGM:written by のる」
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「BGM:回顧録by Make a field Music
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「SE:砂嵐by Causality Sound
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見つけてくれて ありがとうございました🍀
