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『マイ・エレメント』

おもちゃの世界、海の世界、モンスターの世界、車の世界、死者の世界、頭の中の世界などいろいろな世界を描いてきたピクサーが、元素の世界を描いた作品。雲や木もいると思ったのですが、雲は風、木は土を表現しているようです。

エンバーの父親バーニーが、「水を差す」と正反対の水元素を毛嫌いしているが、「邪魔する」「関係を悪くする」という意味合いで「水」という単語を含んだ言葉が英語にもあるのでしょうか。
バーニーはTHE YELLOW MONKEYさんの曲にもあった「BURN」、燃えるという意味の単語からきてると思います。
エンバーは「EMBER」、残り火という意味ですね。
母親のシンダーは「CINDER」、石炭などの燃え殻を指す単語のようです。

エンバーが成長し父の店を手伝うのですが、だんだんと年齢によるものなのか、父の力の衰えが見えてくるのはつらくなってきますね。
自分が高校生くらいの頃だったか、父親と腕相撲して買ってしまったとき、「あれ?」ってなったのを今でも覚えています。体育会系クラブに入っていたわけでもないので、自分は鍛えてるわけではなかったので、子供の頃は両手でも勝てなかったのに…

水の表現はサスガです。たぷんたぷんしてる要素とか、映り込みとか。でもキャラクターとしての火の表現は難しいのだと思います。顔がどうしてもなじまなかったです。

バーニーとシンダーが故郷から持ってきた聖なる火:ブルーファイアは比叡山の不滅の法灯のようです。青色の炎なので、温度が高いんですよね。
理科でガスバーナーや星の色で青白いのは温度が高いと習いました。

営業停止命令を取り下げてもらうために、ウェイドの上司ゲイルのもとに
行くのですが、ゲイル役のMEGUMIさん声優上手いと思いました。
スポーツ観戦してるのですが、ウェイドが応援するときに、本当のウェイブを起こします。

ウェイドがエンバーをデートに誘い、待ち合わせの映画館で上映してるのは「高潮と偏見」。「高慢と偏見」から来てると思うのですが、こちらも英語ではどのようなタイトルだったのでしょう。キーラ・ナイトレイさん出演の「プライドと偏見」を見ましたが、覚えてないので、水に関連したようなストーリーだったとは思えなくて。

母親シンダーは占いをしており、娘エンバーからは恋の香りがしないと言ってましたが、ウェイドとデートに行ってからのエンバーの異変を察知します。母親はこーいうところ、察しがイイんですかね。
そして父親より理解をしめすのも母親の役目。

ファイアープレイスの高架下のところは、ロッキーのフィラデルフィアの街並みに似てる気がします。

印象に残った台詞はエンバーが、ウェイドの家族にガラス加工の技術を認められ、ウェイドに言う、「自分が何をしたいのか、考えたことなかった」。
うちは親が工務店をしており、自分も将来の夢は「大工」と書いていた。なりたい、やりたいではなく、大工になるものと思っていた。
中学、高校と学校が休みのとき父の仕事を手伝い(バイト)しにいくと、おせっさんから「将来安泰やな~」と父が言われていた。映画関係で働きたい。CGデザイナーになりたいという夢はあったけど、夢でなれるとも思っていなかった。ウォルトさんの言葉を借りると、夢を追い求める勇気がなかった。大学の専攻を決める際、生物工学を選んでも親父は何も言わなかったし、母は自分が学びたい学科を選択しなさいと言ってくれた。就職のとき自分から聞いたのか、親父から話してきたのかはっきり覚えていないが、「継ぐ必要はない」「昔ほど仕事もないし」と言ってくれた。
結局システムエンジニアをしているのは、自分のやりたいことではなく、自分にできること。
そんな自身の過去もあり、ラストのバクソーはグッときました。

ヴィヴィステリアの花のシーンはキレイです。一見の価値あります。
Disney作品には珍しく、作中曲は流れていますが、歌を前面に出すシーンがありませんでした。「ノーカット」とは書いてなかったと思うので、カットされちゃったのか、もともとなかったのかわかりません。

#映画感想文 #映画が好き #マイ・エレメント
#プライドと偏見 #ロッキー


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