平凡と明星(インヤン☯)
人間になりたい・・・
早くまともな人間になりたい。
この足ひれや鱗から解放されたい。
水から陸へ上がりたい。
そう願って数千年。
私には二本の足がついている。水かきがなくなり、親指・人差し指・中指・薬指・小指の五本指が左右についている。
願いが叶った私は、次のステージへと歩を進める、今がまさにそんな時空。
🧜🏻♀️
確か私が小学生の頃、「平凡」という若者向けの雑誌に魅了されていた。
月一回、出版されるその雑誌には、人気アイドルの写真や、キラキラした夢のような光の世界がたくさん掲載されていた。
一方、ライバル雑誌の筆頭格に「明星」という雑誌があった。ほぼほぼ内容的には同じ系統。違いは表紙のタレントと付録が違うこと。友人たちも、自分の推しの出ている方をこぞって買っていた。
平凡と明星・・・かたや輝かしいスターの登竜門のような、明るい星。
それと肩を並べる人気雑誌がなぜ“平凡”なのか?
小学生の私には、そんな疑問は微塵も沸くことはなかった。その後の青春時代を、人気アイドルや芸能界に夢を抱いて育った。歌手になりたいと思っていた。でも、絶対なれるはずがないという方を信じていた。見ての通り、もちろんなれなかった。
平凡で何が悪い?一般人で普通で平凡な人間。それこそが、あの時代のステイタスだったのに・・・。
平凡な日常の中にこそ、幸せはあるものさ。
あの頃には到底気付けなかった。若すぎたのだ。そして、自分は何も光るものを持ってないから、それを手に入れるまでは幸せになれるはずがない。そう思って生きてきた。
駄菓子歌詞、平凡の傍にはいつも、明星がいっぱい並んでたじゃないか?
ただの一度も明星には手を出さなかったのか?
いやいや、一回くらいは買ったことあったでしょうよ。推しが表紙に出てきて、ウインクで手招きしてたら、そりゃ買っちゃうでしょうよ。
でも、そこに「安心感」はなかった。
私は断固として「平凡派」ですよ!的な、並オーラを前面に押し出して、まわりが明けの明星の光を燦燦と浴びている時も、ひたむきに日焼けを避けて、日陰に入っていた。そんな不器用な奴だった。
頑張ることが美化され、いい子の私が必死で頑張り仮面を演じていた。私なりに辛い経験もした。いじめられたこともあった。それでも学校にはちゃんと休まず行って、勉強もそれなりに頑張って、それで一体、何を手にしたというのか?
おそらく何も持っていなかった。
いや、持っていないと思い込んでいた。
自分の中に光の部分と影の部分がちゃんとあるって知ってたら、平凡な毎日もスポットライトを当てられる輝かしい瞬間も、大差はないと理解できたはずなのに・・・。
早くピーベリーになりたい。
優しい核の中で、一つの命が生まれ、最初から、「これは天からの恵みをギュっと詰め込んだ、モンドセレクション金賞受賞した優秀な豆です」と謳われた方。あっちの品種への憧れを抱きつつ、私は「普通がいいです」と言ってる自分を…嘘つきだと思った時代もあった。
フラットで何が悪い。平たいまな板の上で、事務的に横に流される、取り立てて特徴もなく、味気ない豆の数の方が圧倒的に多いのだ。私たちがこの世界を支えてきたのだ。それなのにあっちが光で、こっちが影だと誰が決めた・・・
そう!他の誰でもなく、この私自身がそう決めたのだ。
今なら言える。なりたい自分は、外側には決して見つけることはできない。
だって最初からどちらも持っているでしょ!
明るい星だろうが、平凡な道だろうが、好きな方を生きなさいよ。あなたが光を当ててあげるからこそ、星は輝き、疲れた時には、日陰に身を隠して、体を横たえることができるのだから.。o○
わたし、弥勒の世。始めました。
やっと…やっと人間になれました。
この世は、平凡な日常と明けのピースフルスターで構成されています。
どちらもあなたの意のままに変えることができます。
あなたはどう生きてゆきたいの??
ないものねだりはもうやめて、自分の持てる光と影の錬金術を、その手に宿しなさいな.。o○〇
👫fin👫
グワ~~~っと出てきたものを感じるままに書き上げました。
フルレットさんの裏企画。
「フラットビーン」のお話、隠れテーマ(陰陽)(インヤン物語)
打って休んで、時には打って叩いて、へたり込んで無になって、こんなのもいいかなと思っています。
お納めください~Loveマシ~~~ン🤖カックカック💗

ᵃʳⁱᵍᵃᵗᵒ~(˘͈ᵕ ˘͈♡)ஐ:*
