『隻身の音聲』完結⇒『マイナもん倶楽部』始めます!
『隻身の音聲』完結の御礼
2ヶ月に亘りTALEZで執筆してきた小説『隻身の音聲』が、7/11に公開したエピローグ含め全20話を以て完結しました。実に多くの方がお読み下さり、毎話への好きやコメント,推薦レビューで励ましてくださったおかげです!
(おかげさまで、仕事・人間ドラマ部門の通算ランキングで3位にいます)
改めてこの場を借りて、厚く御礼を申し上げます。有難うございました!
(感謝の気持ちは順次、推薦レビューでお返ししますのでお楽しみに!)
また、何人かに看破された通り、本作は実話に基づくフィクションなので、関連するnoteのリアルストーリーを「あとがき」として、纏めてみました。本作を読みながら、サイドストーリーとして、お楽しみ頂ければ幸いです。
『マイナもん倶楽部』始めます!
さて、今回この通り「口笛+医療」という、おそらく世界中でも私だけしか追求していないであろう「マイナーな領域の作品」に対し、ここまでの反響を頂けた感謝を込め、今度は私がそうした創作を応援したい!と思いまして『マイナもん倶楽部』を起ち上げました。趣旨と内容は、以下の通りです。
倶楽部の設立趣意
① 「マイナー分野」に対し「惜しみない熱量」を投入、それを「自分ごと(Myなもん)と捉える創作動機」で描いた作品を、私がTALEZ¬eで勝手に見つけ、推薦レビューを書かせて頂く。
② 目的はまず、互いに読み合える環境を整えること。かつて我が敬愛する井上雄彦先生の『スラムダンク』が、バスケ漫画は成功しないとのジンクスを破ったおかげで、現実のバスケにまで影響を与え社会変容に至ったようにいずれTALEZ¬eからも、そうした先駆的な作品が芽吹いて欲しいので。
③ とりあえずは私自身が動くことから始めますが、もしこの趣旨にご賛同頂ける方がおられれば、該当すると思う作品を自薦+他薦して頂くと同時にハッシュタグ(#マイナもん倶楽部)で広げて頂けると、嬉しいです!
ーーということで、早速ご恩返しの意味を込め、『隻身の音聲』を応援してくださった方々から、該当すると思う作品を、以下に紹介して参りますね!
7作品のご紹介(完結4作+連載中3作)
陸上と言えば、100mかマラソンが花形ですが、あえて400mを主役に据えたのがこの作品です。そこにはちゃんと意味があって、そこに読み手が火傷をする程の熱を込めて描いています。これを読んで一番印象に残ったフレーズが「ケツを割る」というもので、これが私は(陸上に限らず)人生において決定的に重要な示唆ではないか…と思いました。とにかく私がTALEZで読んだ書き手で最も熱い方がともりさんでしたので、一番に選ばせて頂きました。
熱という意味で、ともりさんと双璧を成すのがほっくさん。熱そのまんまの “焼き芋“ をテーマに5万字を書いた驚愕の作品がこちら。随所に笑いを織り交ぜながら内容は人生を深く問うもので、まさに一芸を極めた物語でした。ほっくさんは他にも作品を書いているのですが、アカウントのロゴも名前も焼き芋に捧げた、その潔さにも脱帽です。唯一の後悔は、冬に書かなかったことだそうですが、暑き夏だからこそ、あえて炎と焼きの世界に身を委ね、心頭滅却すれば火もまた涼し……の境地に至ってくださいませ。
続きましては「女子プロレス+M&A」という、スポーツと先端金融の融合をなぜか女子プロレスで描いた異色の作品です。作者どまんだかっぷさんはM&Aがご専門の金融マンですが、金融でも特に複雑な部類に入ると思われるM&Aを、見事にエンタメにしてみせたことに、私……感服しました。またM&Aというと ”大企業の覇権争い” として描かれがちですが、これは中規模の買収で、むしろ買収後の ”企業カルチャー融合” に焦点を当てた点に好感。もっとM&Aが一般的になるように!との社会変容を創作動機としている点も「Myなもん」に相応しいと思い、ご紹介させて頂きました。
完結作品の最後は「哲学+拳法」をまっすぐに描いた作品で、作中の ”構え” に私自身が多大な影響を受け、冒頭の作品を私が完結させる上で大きな力を頂いたので、感謝を込めてご紹介します。作者の小柳まひろさんが、経験者のお父様から聞いた話を基に、「拳法のことを知らなくても、構えることに迷ったことがある人に読んで欲しい」との創作動機で書いた作品とのこと。拳法を題材にしつつも、そこから人生全般に繋がる哲学を描いた物語として私も大いに参考にさせて頂きましたので、ぜひ広く知って欲しい作品です。
ここからは、まだ連載中の作品を、ご一緒に楽しめるようご紹介しますね。本作は、エッセイ等では受賞歴ある現役の医師が、初めて書いた小説です。三谷雄己さんご自身がnoteにも綴っておられる通り、医師は仕事がら正確に語らねばならずフィクションとは対極の世界に居ます。しかし同時に医療は誰もが必ず関わるものなので、心に届くように語ることも求められており、その矛盾に対する闘い方として、小説執筆に挑んだそうです。そんな動機で選んだのが「トラウマ+カメラ」というテーマ。今後の展開が楽しみです!
本作も連載中で、リクルート⇒内閣官房/こども家庭庁⇒NPOという異色のキャリアを歩んだ前田晃平さんが「政治+若者」あるいは「立法+性犯罪」という、これも誰もが無縁でないのに、縁遠く第三者的に考えているテーマを女子高生が議員として成長するというエンタメへ見事に昇華させた作品。多数決社会においてマイノリティがどう闘うのか?という観点で、私も興味深く拝読中……あなたもご一緒にいかがです?
最後にご紹介する作品も連載中。タイの国技「セパタクロー」を取り上げ、この競技の普及・振興を願って執筆を始めたとのこと。登場人物のキャラが際立った青春小説になっていて、競技を意識せずに引き込まれてゆきます。私もこの競技を生で観たことがあるので、それがどんな物語に転換するのか ……皆さんとご一緒に、楽しんで行ければと思います。
独りで吠えてんと…繋がらへん?
以上の通り「陸上400m」「焼き芋」の様に単題で一隅を照らすのもあり、「拳法+哲学」「トラウマ+カメラ」の様に併せ技で課題を浮き彫りにするのもありです。
つまりは覚悟を持ってその分野の先駆者になろう! ……と叫びたいわけで、それには読まれないと、創作意欲が保てないと思うのです。
だから、繋がらへん?
……なぜか大阪弁になってしまいましたが、言いたいのはそういう事です。
倶楽部があることで、怖がらずにマイナー分野の創作をできるといいな!と思い、始めました。
もしご賛同を頂けるなら、ハッシュタグ(#マイナもん倶楽部)を付けて、ご自身の作品をご投稿頂けると嬉しいです!(すぐに駆け付けます!)
そんな皆さんの勇気が、誰かの勇気に繋がりますように……
小さいですがその第一歩を、勝手ながら踏み出させて頂きます!
