TALES執筆計画『隻身の音聲』~創作大賞2025/お仕事小説部門の応募作(更新)
初めて執筆計画を事前公開します。これは、TALESだと1話ずつ公開できるので、途中でぶれないよう設計図をしっかり作らねばと思ったからであり、また本件の執筆は同時に参加している「ストリート・メディカル・ラボ」のプロジェクトでもあるので、毎週の受講前に進捗を共有しながら進めよう!と思ったからでもあります。
今後はこちら※に順次アップして参りますので、ぜひブックマークを頂き、私と共に創作の過程をお楽しみ頂けると嬉しいです!
(なお本作は、最終的には3部構成/全20話となる予定です)
※今TALES(仕事・人間ドラマ)通算ランキングで4位/1,000作超です!
※「ストリート・メディカル・ラボ」とは生命だけでなく生活中心の医療へ移行する流れを踏まえ、Healthy(健康)とHappy(幸福)両方に係る研究を加速させるプラットフォーム&コミュニティ。私はその第6期に参加中。そこで私が取組みたいと思っているのがSFプロトタイピング小説……つまりSF作品として未来像を描き、それをあたかも試作品(プロトタイプ)の如く扱い、そこで見えた課題や問題点を巡る議論を活性化させることで、古びた未来をぶっ壊す!という手法。その実践として『隻身の音聲』を書き始めたという経緯です。
※TALESは素晴らしいですね!私はこれまで他の小説サイトを使ったことがありませんが、noteと連動している点だけで私にとってはTALES一択です。なぜなら私の執筆目的は、魅力的な文章を書く人と交流し、私もそんな文章を書けるようになることなので。TALESでなら、好きな作品の背景や作者のお人柄をnoteで知る事ができますから、重層的に楽しめます。また使い勝手についても、優れた構成の長編小説でも、少しずつ継続して読み進められる仕組みになっているので、TALESには大いに満足していますし、そんな場で私の小説が一定の認知を得ることができたことは、本当に嬉しく思います。
さて、前置きが長くなりましたが、以下が『隻身の音聲』執筆計画です。
物語の世界観と時期
この物語はフィクションですが、実話を基にしています。
したがって舞台は現実~近未来。ほぼ日本で、途中米国へ行きます。
狂乱のバブル期を学生として冷ややかに観察、その崩壊直後に社会に出て、依然浮つく上の世代と、過度に委縮する下の世代との、狭間で漂う主人公が辿り着いた、オリジナルな仕事「結実屋※↓」を描きました。
時期は序章(幼年期)が1980年頃。第1章で1990年前後へ飛び、米国には1995-2000年。最初の起業が2005年、5年間経営し休眠。それから15年間は大株主のグループ会社で修業し、2025年に休眠を解き再起業。
第2章は2025年の春~初夏。第3章がそれ以降の近未来です。
あらすじ
働き盛りで起業するも失敗。心身とも打ちのめされ家族関係も壊れかけた男が、妻子に支えられ、幼少期に宿ったある特殊能力を駆使し、既存の権威を頼る覚悟なき者が幅を利かす高度専門分野で、覚悟あるプロフェッショナルたちと二人三脚で社会に新たな価値を紡ぐ「結実屋」として再起を図る為、『医療の”あったらいいな”デザイン工房』を創始、家族関係も再生する。
結実屋としてプロを橋渡す中で「目視可能な唯一の体内である口腔の医療的な重要性」を知り、「誰もが生まれながらに持つ口笛という楽器の可能性」にも気づく。そして起ち上げた臨床口笛の秘密基地『パラパカ』から、志で繋がる仲間と様々な「未来的な道具」を世に送り出し、革命的な社会変容を先導してゆく物語。
お仕事内容
※「結実屋(けつじつや)」とは?:
既得権益で強固に繋がった抵抗勢力の狭間を漂い、密やかに真理を探究するプロたちの志(花粉)に共感、不自由な彼らに成り代わって異分野を飛び回り、志(花粉)を言語化して然るべき人物へ橋渡し(受粉)、社会に必要な果実を結ぶ(成果)のに重要な役割を果たす、オリジナルなお仕事。
つまり(金融知識やコミュニケーション力を含め)「総合的な事業創造力」が試される高度な専門職……なお、一見した印象から“お花屋さん”と間違われることもあるが、両者は似て非なる職業である。念のため。
この内容を3章で構成される「お仕事小説」として(序章と終章を含めた)計20話をこれから綴ってゆきます。各章の概要をお見せしますと……
第1章:終わりなき“成功への途中”
最初の章では主人公のキャリアを描き、どうこの仕事に辿り着いたのか?を明らかにします。(尚ここは自伝的に、自らの経験を基に書くつもりです)
◆プロローグ:幼少期のトラウマ
⇒転校生で苛められ、人が2種類に見える特殊能力を得る
◆第1話:”漂泊処” を見つける
⇒成長過程を通じた能力探究と、生涯の伴侶を見つける過程
◆第2話:本場で “ストリート” を体験
⇒就職から米国留学を経て、本場でストリート精神を知るまで
◆第3話:ストリートボール・リーグ創設前夜
⇒過酷な米国勤務と娘の誕生、帰国してバスケで起業するまで
◆第4話:起業のジェットコースター(上り)
⇒起業&リーグ創設と、初期急成長に伴う高揚感
◆第5話:起業のジェットコースター(下り)
⇒予兆なしの暗転と、どん底で見えた一筋の光明
◆第6話:鳳凰涅槃(ほうおうねっぱん)
⇒僅かな希望にかけた、外科手術の如き繊細かつ大胆な再生
◆第7話:終わりなき “成功への途中”
⇒10年後に語る後日談と、口笛&医療との出会いから再起業へ
≪登場人物≫
★狭間 漂(はざまただよう):
主人公。引越ばかりの人生で幼少期に心に傷を負い、人が2種類(輪郭が明確 or 曖昧)に見えるが原因は不明。基本的に彼の目線で物語が進行。
★狭間 紗(はざまたえ):
漂の妻。初恋で結ばれた大学時代のサークル仲間。強く聡明な女性。
★狭間 彩香(はざまあやか):
漂と紗の娘。米国で誕生し、帰国後に口笛でこども世界一となる。
★狭間 塊(はざまかい):
漂の父。証券会社で社長まで上り詰めたが、漂と正反対の価値観を持つ。
★狭間 砂(はざまいさご):
漂の母。塊を一途に支える控えめな女性。かつては独りで口笛を嗜む
★出雲 榑(いずもくれ):
紗の父。小学校を出ただけの職人。漂の人生を力強く後押しするが逝去。
★出雲 葛(いずもかずら):
紗の母。口下手な夫を支える相棒。砂を敬愛し、心の支えとしている。
第2章:飛廻る “結実屋” に遺る残響
続く章では「結実屋」の仕事を具体的に描きつつ、日本の医療が抱える問題の一端を明らかにしてゆきます。それと重ねて、世代を超えて伝わる遺志を美しく描きたいと考えています。
◆第8話:味覚の “補聴器” を創ろう!
⇒脳神経が専門の医師と、革新的な電気デバイスの開発に奔走
◆第9話:日本にしかない死因?
⇒日本で突出する死因 “誤嚥性肺炎” の社会的な根深さを紐解く
◆第10話: 双発で創発~オープンイノベーション!
⇒隻身の音聲を聴く能力の仕組みと、味覚の補聴器事業の進展
◆第11話: まさかお義父さんが…
⇒世話になったお義父さんが突然、病に倒れるが…
◆第12話: 遺された残響を継ぐ者
⇒お義父さんが、どうしても譲れなかったものとは?
≪追加の登場人物≫
★会津 喜一(あいづきいち):
ある患者を契機に臨床と兼務で機器開発に取組む、脳神経内科医。
★青木 真一(あおきしんいち):
電気工学専門で電気味覚を研究。五感を電気刺激でバーチャルにしたい。
★本村 翔一(もとむらしょういち):
耳鼻咽喉科医。主人公と縁あり臨床口笛に協力。在宅医療にも詳しい。
★井石 恵美(いせきえみ):
病棟看護師。看取り経験豊富。在宅も経験あり、経口摂取にこだわる。
第3章:“古びた未来” をぶっ壊せ!
最後の第3部では、前章末の問題意識をもって「ストリート・メディカル」に参画します。そこでのプロジェクトとして「SFプロトタイピング小説」を書き、その未来像を現実にバックキャストし、誰もが想像していた未来図をを塗り替えてゆきます。
そして終章では、結実屋の魂が次代へ継承されてゆく様も描くつもりです。
◆第13話: ストリートなメディカルですと?
⇒前話の ”残響” に応える為、生活中心に医療を捉え直す動きに参画
◆第14話: 試作って…SFでもできるよね?
⇒これまでの縁が共通に目指す未来をSF小説に描くことで、力を結集
◆第15話: オラにちょっとずつ資金を分けてくれ!
⇒出来た小説を趣旨説明に活用し、クラウドファンディングに挑戦
◆第16話: 懐柔された土と木 vs 怪獣が集う秘密基地
⇒集めた資金で秘密基地が始動!覚悟なき守旧派に闘いを挑む
◆第17話: ついに…廻り始めた資金
⇒基地から成功者を輩出!彼らを起爆剤に ”相互寄附” が廻り始める
◆第18話:資本主義から ”志本主義” へ
⇒その動きを永続させるスポンサーとの出会い。そして社会の変容へ
◆エピローグ: 次代へ繋ぐ “仏師の魂”
⇒結実屋と仏師の共通点に気づき、それが次代へ継承される様を描く
≪追加の登場人物≫
★武田 貴治(たけだたかはる):
再生医学が専門。ストリートメディカルの旗頭で、最年少で教授に。
★山森 広一(やまもりこういち):
歯科医師。口腔と全身の繋がりを意識。障碍者スポーツにも関わる。
以上、果たして計画通りにコトが進むのでしょうか??私もこんな風に予め計画を立てて、公開しながら進めるのは初体験なので、怖くもありわくわくもしています。色んな予想外も皆さんと楽しみながら進められるといいな。
今後のTALES/noteの使い分け
ちなみに今後はTALESに小説、noteにはその背景や裏話を載せてゆきます。皆さんがお手隙で読みたくなる作品を書けるよう、精進して参りますので、たまに覗いて頂けると嬉しいです!!
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