【新・餓狼伝6 】で酔う
餓狼伝。小説版────酒が飲みたくなる小説である。読みながら飲むのがこの上なく好きだ。
5年ぶりの単行本(2025年7月)ということで、電子版を読んだ。
他の巻はiBooksで読んでいたのだが、この6巻はなぜかまだ出ておらず、Kindleでは購入出来るようになっていたので、読むのが半年以上遅れてしまった。よく分からないがiBooksは反映が相当遅いようだ。未だに出てこない。なんか腹立ってきた。
・マンモス平田の生い立ち
・藤巻の出所
・松尾象山の愚痴
・翁九心アゲ
記憶に残っているトピックはこのあたり。
・マンモス平田の生い立ち
マンモス平田の幼少期、プロレスラーになった経緯などは、まあおそらくモデルになったプロレスラーがいて、キャラ立てをここでしておくといった感じだ。
もしくはこれ以降出番がないからこのキャラの全てを記しておいたのかもしれない。
・藤巻の出所
藤巻十三がようやくシャバに出てきた。しかしその前に刑務所内で一悶着あった、というエピソード。出所した直後はリハビリとして野試合する。
・松尾象山の愚痴
いつも通り松尾象山がバーで酒を飲みながら、闘天(最終トーナメント)についてどこか気に入らないとこぼす。松尾象山がバーで飲んで喋っているだけで読んでて面白いから好き。これを読むために餓狼伝を読んでる。
・翁九心アゲ
所々で出てくる翁九心。老人の達人枠である。既存のネームドキャラを噛ませにして食い込んでくるという点では刃牙の武蔵や宿禰のような立ち位置。
しかし最終トーナメントでは最後まで残りそう。今の所ただ天才的に強い、達人凄い、という外側のイメージしか無いので、早いところ最終トーナメントに入って「底」が見てみたいものだ。
正直今は登場してもあまりテンションが上がらない。「どうせ勝つんだろ」となるし、初期のネームドキャラの動向が見たいからである。
京野京介や関根音についても同様だ。
姫川もいるので"常に余裕がある天才キャラ"はもうお腹いっぱいなのである。
余談
作者のあとがきは毎巻面白いので楽しみにしていた。「次巻はあと2年とちょっと」と書いていたが多分あまり信ぴょう性は無いだろう。
作者はもう74歳になるのだとか。今回のあとがきはなんだか少し不穏な気配が漂っていた。書くためのエネルギーがすり減っているということらしい。
まあ筆者ももう完結は期待していない。ハンターハンター同様続きが読めたらラッキー程度に考えておく。
最終トーナメントに際しての下準備のような巻だった。見れるといいが……
