書×ヴァイオリン×ピアノ アラ還おばさんチャレンジ 芸術鑑賞へ走る その7
BOLEROというタイトルと書家と音楽家のコラボレーションというのにひかれてチケットを購入。
石垣絢子個展シリーズ「言葉と音楽」Vol.Ⅷ BOLERO~書×ヴァイオリン×ピアノ~ 2025.7.20 SCARTSコート 入場料3000円
作曲家でピアニストの石垣さんの企画で、札幌交響楽団のヴァイオリン佐藤郁子さん、書家の小杉卓さんと演じました。「言葉と音楽」というタイトルで今まで行ってきた演奏は、主に詩や童話を朗読や歌で表現してきたそうで、書家と行うのは初めての試みとのこと。2022年に小杉さんからの委嘱作品として作られ別のピアニストで初演された「 」~書とピアノのための~ を中心に置き、終曲のボレロまでよく構成された演奏会でした。
構成は、1曲目で音楽と書がコラボします。2曲目はつなぎで床で書いた作品を立てて壁に展示します。3曲目はその作品を見ながら曲を鑑賞します。4曲目はまた音楽と書のコラボ、5曲目につなぎが入り、6曲目は2作目の書の前でヴァイオリンソロ、7曲目につながってピアノソロ、8曲目は終曲へのつなぎの曲、終曲はラヴェルのボレロをピアノとヴァイオリンにアレンジした曲で、書家がバレエダンサーのように舞う。
2,5,8曲目のつなぎの曲は、ボレロを断片化してコラージュした作品でした。
もう一つ初の試みとして、前日、前々日と公開リハーサルを行ったことです。会場となる札幌文化芸術交流センターの共催という形で、準備のため会場を確保できたための試みです。2回とも参加できたので何が起こるかある程度予習できて、余裕をもって鑑賞できました。完全にネタバレというわけでもなく、当日のパフォーマンスは初めて見るもので、興味深く引き込まれました。
音楽は楽譜がありますし、書はあらかじめ書く文字は決めていて即興というわけではないのですが、でもお互いを感じ合ってパフォーマンスしているのはわかりました。即興要素がかなりありましたので、鑑賞者もその場の雰囲気にのめりこんでしまいます。
さらに終演後にアフタートークを行い、作品の解説をしてくれました。小杉さんは、書は絵画と違って、普通は上から下に書くし、文字には書き順があるので、作品を見ると時系列が追える、音楽と同じく時間芸術だと言っていたのが印象的でした。趣味でアマチュアオーケストラに参加しているということで、そのような見方ができて、今回の取り組みにつながったのでしょう。
図らずも続けて音楽とパフォーマンスのコラボ舞台を鑑賞することができました。
