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特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part14「精神障害を明るい面から捉えるか暗い面から捉えるかで人生の見え方が変わる」

“Whether we see disability in a positive light or a negative one can change a person’s whole life.”


おはようございます、こんにちは、こんばんは

縁パワメントおじさんの、天地成行(てんち・なりゆき)です

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大橋広宣さんから、お知らせが一件あります

(ぴろぴろりーん)

大橋さん:てんちさん、この記事をご覧の読者の皆様、ニュースです


大橋広宣さん(映画評論家、ディレクター、ライター=発達障害当事者でもあります)

下松市のKビジョンでMCを務めている『インクルしようよ!』で来月、天地成行さんが登場です(シティーケーブル周南でも)。内容は総集編の回において、数年前のわたしとの対談本『精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。』発売の回です。みなさん、お楽しみに!!
Kビジョンの番組→コミュニティチャンネル/番組案内 | Kビジョン株式会社
シティーケーブル周南→自社放送 12ch 番組一覧 | シティーケーブル周南

(ぴろぴろりーん)


はい、大橋さんでしたー


わたくしがイギリスのリス。イギ「リス」です


写真はかなり昔のイギリスの「リス」です。ハイドパークだったと記憶してます。略して、イギ「リス」ですね(略してない?)

さて、好評のこのコーナーも14弾。張り切ってまいりましょう!


40代のおじさん当事者が、自分の子どもほどの世代の
これからの福祉や心理、医療に携わる、有望な学生さんになにが伝わったか
ということについて、ご理解がある学者さんを通じて、ご縁があった方々の
意見をみなさんに披露させていただき、天地成行の精神疾患啓発活動の一環と
させていただきます。ご了解くださいませ。


2022年某大学で、天地成行が二回生向けに「精神保健福祉の原理」という授業でゲストスピーカーとして呼ばれた授業での学生さんの感想をご紹介することにする。参加者は二十六人であった。ここで天地は、「精神障害をポジティブにとらえる」というメーンテーマで六十分、質疑応答で三十分ほどを使い学生たちと交流を深めた。

(資料)
精神障がいをポジティブにとらえる
●長い人生で棚卸ができる→自分の性格や特性についてメモをとったり考えたりするよい時間が持てる。自分のトリセツなんかがまとめられる
●本当の人間関係ができる→偏見がある人、友達と思っていた人が断捨離できる!人間関係がきちんと整理され理解者だけが残ってくれるふるいにかける機能がある。
●つつましやかに生きる、たくましく生きることを学べる→収入が少ないことを前向きにとらえられる。
●人生底辺ゼロからの逆襲を自分で脚本する楽しさ→入院中に憤りがあった時に主治医からは、「納得いかないことを、立場が上の者に強く言いたいことをずばり言うことはありだ」と言われる。これまでおとなしくしていた自分に革命が起きる
●経済的にも制度は結構あるものだ→働いていたから、休業補償、傷病手当金、障害厚生年金など(失業手当は捨てた)
●居場所も実は地域に案外ある→当事者会、家族会、リワーク、デイケア、作業所、ナカポツ、図書館
●地域差はあるが復職支援なども充実の世の中に→地域障害者職業センター、就労移行支援事業所もIT系など含め多種多様に、ハローワークでは所得制限年齢など制限あれど、月10万円もらいながら訓練うけられたりできる
●メンテナンス活動(料理)を大切にできる→講演で一番ウケる話が料理。母の料理休みの日を設けて、作っているが、今ハマっているのはシイタケのツナマヨチーズ焼き。(シイタケのいしづきをとり、傘の部分をフライパンで焼く。ツナ一缶(油漬け)にマヨ大さじ1、しょうゆ小さじ1を混ぜたたねを傘の中に入れる。そしてとろけるチーズをたっぷりシイタケの上にかぶせて、のりきらないほどにのせてわざと焦がす。これが手軽でウマイ)。
●家族愛を再確認できる。
●何もなくなったところから、信用をゼロから作り直すよいきっかけになる。
●自分ができることがすごく制限されるので同じ年の健常者より、人に優しくなれて、受容できることも多々あると感じる
●個人的には、自分を掘り下げ研究し、発信を続けることで、組織にいるより本やテレビやラジオや講演など新たな自分が発見できた。母校にて話ができた!
 

  ◇  ◇

以下、学生さん感想である。見出しはわたしがつけました。第14回目です。(文章は原文に少し読みやすく、若干、天地が編集してます)


Q 障がいを抱えて生きることはつらい事だが、それを暗い面からとらえるか、明るい面からとらえるかで、その人の人生が変わるのだという新たな発見

私は、天地さんの講演を聴いて、精神障がいのある人への印象が少し変わったような気がする。講義の中で精神障がい者の歴史などについて学んできた中で、精神障がいに対して何となく暗いイメージが尽きがちだったが、天地さんは自分が思っているよりも明るく、障がいがあることをプラスに捉えておられる一面があった。

中でも、天地さんの「自分は楽しく生きている」という言葉が印象的だった。初めの方で「障がいを持つことはチャレンジすることである」とおっしゃったとおり、天地さんは自ら今回のように自分の人生について語ったりミニコミ誌「みんつど」を発行されたりと、障がいを生かした取り組みを行っておられる。私たちのような障害のない人たちは、障がいはない方が良いと当たり前のように感じるが、天地さんのように、障がいがあるからこそできることがあるのだと考えると、障がいがないことが絶対的に良いのだという事ではないのかもしれないと改めて感じた。

一方で、障がいのある人のお話を直接聞いてみると、やはり障がいを受け入れ前向きに捉えることが出来るまでにはつらい事が多いのだなという事を改めて考えさせられた。講義の中で習った「障がいがある人にとって障害者手帳を持つことは、(自分が障害者なんだと思う手形のようなもので、)つらい事である」ということも当てはまっており、当事者の方からその言葉を聞いたことで印象深いものとなった。障がいがあると診断されてすぐは周囲の人とのかかわり方が変わるなどして、以前の自分との違いを受け入れるのに時間がかかり、自分自身が周囲の環境に適応していくことが難しいという事だった。精神障がい自体が目には見えにくいものであるからこそ、余計に大変な思いをされたのではないかと思った。

また、「障がいのある天地さん」が主語ではないという言葉も印象的だった。障がいがない人の方が障害がある人に比べ多いため、私たちは障害の有無によって、その人との違いを感じたりしがちだが、障がいの有無以前に私たちは同じ人間であり、障がいのある人にはほんの少しだけ障がいのある人らしい特性があるのだ、という視点が大事だと思った。障がいがあるという事が、障がいのある人たちにとってすべてではないし、障がいのない人と変わらない部分も多いという事を、私たちは「障害」と聞いただけでは忘れがちになってしまっているのではないかと思った。これは精神障害に限ったことではないが、「障害があるからこの仕事はできない」といったような偏見によって障がいのある人が我慢せざるを得ない状況を作り出すのではなく、障がいのある人がしたいことや頑張りたいことを障がいの特徴に合わせてしていくという考え方が大事だと思った。

天地さんの講演を聴いて、統合失調症のみならず障がいを抱えて生きることはつらい事だが、それを暗い面からとらえるか、明るい面からとらえるかで、その人の人生が変わるのだという新たな発見があった。

てんちですー



てんちくんイラストは有川さん作(鹿児島市ラグーナ出版)
ラグーナ出版のHPは、https://lagunapublishing.co.jp/




毎回、前回のリンクを貼ってます
第13弾は以下より(順次最後にリンクを貼ってますのでたどれば第一弾までいきます)→特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part13「考えさせられる周りの支え」:Reflecting on the Support Around Me|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの編集者

こころとからだとご縁を大切に


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みんつど | NDLサーチ | 国立国会図書館

※Mintsudo – Getting Together During Difficult Time

※(お知らせ)amazonに続いて、アジアにも!
誠品線上、YESASIA、Aladinで対談本『精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。』(ロゼッタストーン)の取り扱いがあるようです


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精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。 │ 誠品線上
『わたしは山頭火!?』(くるとん出版)は、現代ビジネスプラスアルファオンラインの方に抜き書きがあります
天地成行 Nariyuki Tenchi | +αオンライン | 講談社


🔗 Creators who have contributed to Mintsudo
みんつどのクリエイターたちをご紹介(⭐ “Here are the creators who have contributed to Mintsudo.”)|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの磁場づくり、母と息子の「8050クッキング」

🔗 中国新聞による紹介記事(2022)

🔗 中国新聞「心の健康と向き合う本」(2024)


🔗 中国新聞による闘病・祈りの記事(2021)


🔗 函館新聞による対談本紹介(見出し掲載)

https://digital.hakoshin.jp/search?query=天地成行


🔗 国立国会図書館「みんつど」書誌情報

🔗 国立国会図書館「精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者が…」書誌情報

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天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの編集者 障害厚生年金の生活です。制度の外におり、年齢もとり、社会のレールに乗ることが難しいため、noteの活動を頑張ってます。みなさんの「浄財」をお待ちしていますm(__)m