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父親になった日

○月☓日

質問箱で、
こんな質問をいただいた。


変わった。

そう思う。


でも、
少し違う。


……


正直なところ、
子どもが生まれた瞬間は、

「父親になった」

という実感は、
あまりなかった。


出産にも立ち会った。

感動もした。


でも、
何かスイッチが入ったような、
そんな感覚ではなかった。


……


そこから、
たくさんの

"はじめて"

を経験させてもらった。

おむつを替えて

抱っこをして

夜中に起きたり、
起きなかったり(笑)

離乳食を食べさせたり

公園で遊んだり

運動会で応援したり

熱が出れば心配して

少しずつ

少しずつ、
父親になっていった。


父親になったというより、

子どもたちと妻が、
父親にしてくれた。


そんな感覚の方が近い。

……


でも、

妻の場合は違った。


子どもが生まれた瞬間。


いや、
お腹にいる頃から、
もう"母"の顔をしていた。


彼女から、

妻になり、

母になる。



その変化は、
本当に自然だった。


きっと、
これは男性には、
なかなか経験できないこと
なのだと思う。


面と向かっては、
照れくさくて言えないけれど、
本当に尊敬している。


……



父親になって、
人生の中心も、
少しずつ変わった。


昔は、

「自分はどうしたいか」

を考えることが多かった。



今は、

「家族にとってどうだろう」

を考えることが増えた。


もちろん、
自分も家族の一人だから、
自分を大切にすることも、
家族を大切にすることにつながる。


だから、
"自分"ではなく、
"家族"という単位で、
物事を考えるように
なった気がする。


……



大学院へ進学したことも、
その一つかもしれない。


正直、
家計は、
まぁまぁ傾いた(笑)


学費もある。

本も買う。

学会にも行く。


決して、
安い自己投資ではない。


だから、

「自分勝手だ」

と言われたら、
その通りかもしれない。


でも、
自分は、
未来へ繋ぐためのもの
だと思っている。


自分のキャリアのため。

そして、
子どもたちに、

「大人になっても学び続けることは楽しい。」

そんな背中を見せるため。


そう信じている。

背中を見せるは、
ちょっと後付だけど(汗)


もちろん、

これは、
自分一人では
できなかった。


家族の理解があって、

妻が

「いいんじゃん」

と送り出してくれたから、


今の自分がある。


本当に、
感謝しかない。

https://note.com/famous_kiwi7290/n/nd381bc61bffc

↑詳しくはこれ参照


……



今でも、


「立派な父親です」

とは、
とても言えない。


毎日、

反省ばかりである。


でも、
子どもたちが、
少しずつ成長しているように、

父親も、
少しずつ成長しているのだと思う。


……


子どもが生まれた日が、
父親になった日ではなく、

子どもと過ごした毎日が、
父親になっていく日だった。

これからも

そんな気がしている。



たぶん。




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