紙袋って、実はすごい(番外編研究ノート)
○月☓日
大学院に入ってから、
いろいろな人と
出会う機会が増えた。
先生だったり、
研究協力者の方だったり、
学会で知り合った方だったり。
貴重な時間をいただくことへの感謝や、
ご挨拶も兼ねて、
簡単な手土産を用意することも増えた。
そんな時に必要になるもの…
それが、
紙袋。
そのまま渡すのも、
なんとなく格好がつかない。
紙袋に入っているだけで、
少し丁寧な感じがする。
しかも、
持ち帰る時も便利。
ビニール袋とも違う。
エコバッグとも違う。
なんというか、
ちょうどいい。
語彙力が足りないが…。
そして、
逆にいただくこともある。
すると、
その紙袋は
捨てずに取っておく。
本を入れたり、
書類を入れたり、
荷物をまとめたり。
気づけば、
また活躍している。
しかも、
大きさもいろいろ。
丈夫なものも多い。
本当に優秀だ。
そういえば、
ある日。
娘から、
「紙袋ある?」
と言われた。
渡してみると、
何やら工作を始めた。
なるほど。
収納だけでなく、
教育にも使えるのか。
ますます優秀である。
デジタル化が進み、
何でもスマホで済む時代。
それでも紙袋だけは、
なかなか代わりがいない気がする。
便利で、
丈夫で、
何度も使われて、
必要な時には、
ちゃんと誰かの役に立つ。
改めて考えると、
紙袋って、
結構すごい存在だ。
そんな紙袋みたいな存在に、
少し憧れる。
主役ではないけれど、
誰かの役に立ち、
何度も必要としてもらえる。
そんな人になれたら、
ちょっと素敵だと思う。
どうやら父は、
とうとう紙袋を
目指し始めたらしい。
たぶん。
以上、研究ノートより。
