2世帯住宅を建てて住む(番外編)N+14年 WiFiの設定を最適化する
家を建てた14年前は、Wi-Fiに接続する機器があまりなかったため。天井にWi-Fiアクセスポイントを設置するための電源コンセントとLANケーブル用の空配管を家の設計に盛り込んでおくのをすっかり忘れていました。
木密な住宅街で外来波との干渉が多く、業務用までではないが比較的高機能なWi-Fiアクセスポイントを使っています。
適当に2Fリビングからロフトに行く階段に置いて使用していましたが、近隣と干渉し始めた感じがしたため、ちょっと設置場所を見直してみました。
2Fリビングは吹き抜けになっていています。ロフトに行く階段とキッチン部分の平天井が当たるあたりが建物の中心に近く、2F床面から2m程度のところに、ちょうどWi-Fiアクセスポイントが設置できるスペースがありました。LANと電源(ACアダプタ)の配線は露出になってしまいますが。。。
それで、その位置にWi-Fiアクセスポイントの台座をネジで固定して設置してみました。
そうしたら、機器能力いっぱいに近い値が出ました。
※リビング隣室の和室で寝転んで触っている状態。

通常使用では、速い・遅い等の体感がでるリンク速度は超えていますが、改善されるとうれしいですね。完全な趣味の領域。
インターネット回線は、NTT東日本のフレッツ光ネクスト・ハイパーファミリーをIPoEで終端しています。

フレッツ光ネクストには、ギガライン(1Gbps)やクロス(10Gbps)もありますが、リンク速度が速くしても、そんなにバースト的なデータを飛ばさないし、インターネット(プロバイダ)のGWやIXの接続帯域で首絞められるのでアップグレードしていません。
LAN(Wi-Fi)側ではなく、回線側がボトルネックになってますね。
実用上は問題無いでしょう。
Wi-Fi部分について、AIに技術的評価をしてもらいました。
① 接続規格
Wi-Fi 6(802.11ax)
これは現行家庭用では標準的に高性能な規格です。
主な特徴
OFDMA
MU-MIMO
1024-QAM
TWT
特に 1024-QAM + 160MHz幅が出ているので、理論上かなり良い条件でリンクしています。
② セキュリティ
WPA3-Personal
これは良い設定です。
WPA2より以下が改善されています。
SAE認証(辞書攻撃耐性)
Forward Secrecy
オフライン解析耐性
家庭用では現在の最良クラスの設定。
③ 周波数帯
5 GHz(チャネル108)
ここが結構ポイントです。
チャネル108は
DFS帯(気象レーダー回避帯)
つまり
100
104
108
112
116
120
124
128
このあたり。
メリット
混雑が少ない
160MHz幅が取りやすい
デメリット
レーダー検知でAPが停止する可能性
家庭用途ならかなり良いチャンネルです。
④ リンク速度
2162 / 2162 Mbps
これはかなり綺麗な数字です。
Wi-Fi6の理論値で考えると
条件理論速度2ストリーム160MHz幅1024QAM
↓
最大 2402 Mbps
つまり
2162 Mbps = ほぼ最高レート
です。
⑤ ここから推定できる構成
仕様
項目内容アンテナ2×2最大2402 Mbps160MHz対応
⑥ 実効速度の目安
リンク2162Mbpsのとき
実際のTCP速度は
900〜1400 Mbps
くらい。
LANやインターネットだと
1GbE → 940Mbpsで頭打ち
2.5GbE → 1.2Gbpsくらい出る
⑦ 接続品質の評価
この表示だけで言うと
かなり良い状態
理由
160MHz幅で接続
MCS11付近
DFS帯で混雑少ない
AX接続
家庭Wi-Fiとしては
A評価(かなり良好)
⑧ ただし1点気になる
2162Mbpsは
2402 → 少し落ちている
つまり
RSSIが少し弱い
MCS11 → MCS10
の可能性。
距離が少しあるか
壁が1〜2枚ある状態。
⑨ もし最適化するなら
確認ポイント
1️⃣ RSSI
-40〜-50 dBm → 理想
-60 → 普通
2️⃣ チャンネル幅
160MHzになっているか
3️⃣ APの設定
自動 → 160MHz
になっているはず。
⑩ 個人的な感想(エンジニア目線)
このリンク値は
かなり綺麗
です。
家庭環境で
2162 Mbps
は
ほぼ理想状態のWi-Fi6
と言っていい。
↑ のようです。
PCやスマホ等の端末を買い替えして、通信がひっかかる感触がでたら全てを見直しを考えなくてはいけないかもしれないですね。
※近隣で強い電波を吹き出し始めたら、それよりも先に手を打たなくてはいけないかもしれません。
無線は奥が深いですね。
