ある軍医の日記•2023年7月13日
今日は、たぶん何も答えが出せない日。
未来を描けない日々の中で、それでも記録だけは残したかった。
言葉は時に宙ぶらりんだけど、魂が本当に感じていたこと。
あの日、自分にしか書けなかったことを、今日届けたい。
7月13日

最近ずっと迷っていて、何も書くことができなかった。事実は、この戦争はいつまで続くのか誰も分からない。だから未来の予定は馬鹿馬鹿しいぐらい。日本語が好きだけど、どこで使えるのかも分からない。日本語でたくさん価値がある情報を、日記で書いても、結局誰にも要らない気がする。ただ自分の魂のために頑張るのは意味があるだけかな。この無意味な消滅の、死神の地域のなかでいつまで生き残るかもわからない。馬鹿な理念を鵜呑みする人々が多過ぎて、この歪んだ心たちを何が直せるかもわからない。ただの屍山血河だよ。ウクライナへの世界の助けは少し大げさに語られているようだ。僕の前線にアーチェリー以外に海外の戦争の道具がほとんどない。僕の隊みたいに戦争のプロになった兵士たちしかいない。僕らは終わったら戦争も終わるはず。後で考え直すかもしれないけど、現時点はこんな感じだよ。この全部の意味が神様の手のひらの中に。
