「誰かのために」が、自分を動かしてくれた朝
「明日は休もうかな」
昨晩までは、そんなふうに思っていた。
でも、“誰かのために”という気持ちが加わるだけで、人は不思議と動けることがある。
昨晩、天気予報を見ると、明日は午後から天気が崩れ、夕方には大雨になるらしかった。
自分の練習は終えていたので、
「明日はオフにしようかな」
そんなふうに考えていた。
最近、息子も少しずつ走ることを始めている。
天気の話をすると、息子が、
「朝走ろうかな」
と言った。
自分は、
「朝から走るんだ。えらいなあ」
そんなふうに思いながら、自分はゆっくり寝ていようかなと思っていた。
すると妻から、
「そういう時は一緒について、走ってあげなさいよ」
と言われた。
「仕方ないなあ」
そんな気持ちも少しありながら、朝一緒に走ろうかなという気持ちになった。

思えば15年ほど前は、毎朝走ることを続けていた時期もあった。
ただ、朝練習をすると、その疲労が仕事や体調面に響く時期もあり、最近は“仕事を優先するために朝は無理をしない”という生活を続けていた。
だから、朝練習をするのは本当に久しぶりだった。
今朝は、6時に起き、息子と一緒に体操をしてジョギングへ向かった。
午後からは大雨予報だったが、朝はまだ綺麗に晴れていた。
朝日がまぶしく、空気も気温も心地よい。

息子と一緒に約3.5kmほどを走り、最後に100mダッシュを2本。
久々の朝ランは、とても気持ちのいい時間になった。
そして走りながら、ふと思った。
「自分一人のためだったら、今日は動けなかったかもしれないな」
と。
正直、きついことや面倒なことは、一人だとなかなか頑張れない時もある。
でも、“誰かのために”という思いが加わると、人は不思議と動ける。
もちろん、
「しゃあないなあ」
という気持ちもある。
それでも、その先に
“誰かのために”
という思いがあることで、人は行動につながっていく。
そして、その行動が結果として、
自分自身の成長や幸福感にもつながっていくのだと思う。
今日の朝は、まさにそれを実感した時間だった。
もし自分一人だけだったら、おそらく朝から走ることはなかったと思う。
でも、息子のために。
妻に背中を押されて。
その“誰かのために”という思いが、自分を動かしてくれた。
だからこそ、これからも
「誰かのために」
という思いを大切にしていきたいと思う。
一人では動けない日でも、“誰かのため”という気持ちが、自分の背中を押してくれることがある。
そして、人は誰かのために動くことで、結果として自分自身の人生も豊かになっていくのかもしれない。
そんなことを、朝日のまぶしいあの時間の中で感じた。
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