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白隠と不老長寿の道(第1話~続く)


 あなたは、100歳まで若々しく元気でいたいと思いませんか。
これから、その方法を探っていきたいと思います

100歳を健康に生きる方法ーその1 白隠の寝禅から探る。

1話 白幽仙人と白隠

   白隠は84歳まで生きました。
   白隠は、240歳の白幽仙人から、
   不老長寿の秘訣を聞きました。
   不老長寿の秘訣は、
   気海丹田の充実にあると分かりました。

白隠像。



    

2話 気海丹田と長寿ー仙人学を探究する

     不老長寿の道を探っていきます。

  気海丹田に気を集め(凝神)、
  煉精するのが基本(煉丹ー真丹の形成)。

  下丹田の充実ー仙人・不老長寿の基礎(築基)
  築基百日修行し、
  下丹田の土釜(炉)で陽火を精錬⇒真丹が造成される。

性命圭旨の普照図:下丹田に気海、関元、土釜と記されている。
下丹田の土釜で真丹を造成する。
「性命圭旨」という仙人学の書は図版が多いので有名である。
正式には、「性命双修万神圭旨」という書である。
口訣を網羅したと述べている。



性命双修万神圭旨第九節。
本体虚空超出三界。


性命圭旨。陽神出現図。
無相実相の金身。
心は虚空に同じ。虚空内外無し。
金剛不壊體長存の語が見える。



 「道海玄微」の臥功・睡功から見る下丹田の充実


道海玄微の臥功図
九は小塔橋臥功図(浅いVの字形)
十は大塔橋臥功図(凸形・山形)
意守丹田、呼吸はなだらかに、細く。
この功法は万病を予防す。
老年の人にはよろしからず。 



小塔橋臥功と大塔橋臥功の説明文。
(李遠国著「道教と気功」より。)



  肥田春充の「正中心健康法」に見る丹田の充実

肥田春充氏の正中心腰腹法




3話 煉丹から還丹への道(成仙・不老長寿の道)

 下丹田の充実ー調息せば結丹し、
真丹を煉精し、煉丹し、
還丹する(下丹田から上丹田に、
真丹を上昇させ、
そして上丹田・泥丸から中丹田・黄帝に真丹を降ろす。
また、中丹田から下丹田に真丹を降ろし還丹する。)。

河車の運行・周天(尾てい骨から頭頂部へ、
そして、頭頂部から心臓部へ、
そしてまた気海丹田・下丹田へと周天させる。)

督脈(背骨側)から任脈(胸側)へ周天させる。

歴代の仙人学から見る不老長寿ー「抱朴子」から見る不老長寿

「抱朴子」の金液・還丹・胎息(仙人の呼吸・停息・保息)について。
 服丹(丹を服し)守一(一を守れば)、天と共に相畢(お)わる。」    「返精胎息、寿命を延ばすこと極まりなし。」(抱朴子)

 「黄庭経」にみる基本的要素ー寿命無窮、
      精・気・神の三薬。泥丸(上丹田)。
      還老嬰童(若返り)。

王義之の黄帝経。「上に黄庭有り」とか、「下に関元有り」とか、
「丹田の内精気微」の語が見える。
黄帝経には、
その他「泥丸・上丹田、寿無窮」
「老いを返し、嬰児に還える」の語も見える。
返老還童です。
関元は気海丹田・下丹田です。
黄帝は中丹田です。泥丸は上丹田です。


王羲之の黄庭経
王羲之の黄庭経
「長生久視」「得る不死」
の語が見える。

4話 築基、煉精・煉気・煉神・還虚ー大仙人の道

「精と気と神」が重要な三要素(煉精化気)
煉気化神(気を煉気し神と化す)、物我両忘ー荘子の坐忘                  煉神還虚(神を煉神して虚に還る)無我無心ー老荘思想の虚無

歴代の仙人学から見る不老長寿
 「玄機直講」にみる煉丹火候説ー正統な煉丹方法説。

張三丰(1247年生まれ没年不詳)
明清時代に、内丹について、
最も影響力をもった人物。
「玄機直講・煉丹火候説1」
初心者の工夫について書かれてある。
張三丰は太極拳の名手でもある。
玄機直講・煉丹火候説2
下丹田から、尾骶骨から頭頂部の泥丸へ、
そして中丹田へと河車を回す周天のことが書かれている。

「息息帰根」や「玄牝の門」は老子の語である。
原点は老子である。
先ず、雑念を掃除すること。
これが、築基・煉己の初めの行である。

「一霊独存、之を正念という。
丹田気暖。
息調えること用いずして自然に整う。
気息既に和して自然。
是を神息となす。

これを、帰根復命、玄牝の門という。

尾てい骨(尾閭)から、
頭頂部(泥丸)へ昇り

泥丸(上丹田)から、
中丹田に降りる。
これを河車初動となす。」

と「玄機直講」は、
「小周天」について述べている。

「入薬鏡」(唐代の書)にも、

「尾閭を貫き 泥丸に通ず」とある。
最後に、「終わりに脱胎して 四正を看る」
とある。


5話 白隠の禅と仙人の煉神・還虚

   面壁九年(禅定)・禅の本来の面目(法身)と大仙人の還虚

歴代の仙人学から見る不老長寿
  「天仙正理直論」にみる築基・煉薬・伏気・胎息

天仙正理直論第一章
「天仙直論長生渡世内煉丹秘訣心法九章」とある。
邪説を除いて正統の仙人学を伝える書。



   白隠の禅と菩提達磨の禅定(面壁九年)
   ・廓然無聖・無心
   衆生本来仏なり。
   自心の他に仏(法身・仏性)なし。
   如実に自心を知れ。

歴代の仙人学から見る不老長寿
  「仙仏合宗語録にみる還虚」

「仙仏合宗語録」
・第一還虚の章。
           還虚の功は対境無心、虚空の性體とか、
    禅の悟りと同様なことが
書かれている。



「仙仏合宗語録」第六
「仙仏合宗


   禅定との一致点。還虚は本来の性體。
   煉精百日、煉神3年。

6話。白隠の「藪柑子」にみる悟りへの道
   「無」字の公案
   「隻手の声」の公案
   「坐禅和讃」にみる白隠


7話。白隠と道元

公案禅と坐禅 只管打坐


 第1話 白隠と仙人の出会い 

 白隠さんは、京都の黒谷で白幽仙人に出会い、
内観の秘訣を教えてもらった
といいます。
                                  それは、「長生久視の秘訣、神仙煉丹の至要」であると。

つまり、長生きの秘訣、不老長寿の秘訣、大仙人となる秘訣であると。

その内観の秘訣をさぐりながら、先ずは、               不老長寿につながる道を探ろうとおもいます。

白隠さんは、仙人から、
仙人還丹の法を教えてもらいました。
                                  その方法は、
寝る前に、
「長く両足をのばして、強く踏みそろえ、
一身の元気を臍輪気海、丹田腰脚、足心の間に
充実させる。
そして、
この下腹部(気海丹田)に意識を集中する。
というものでした。

そうすると、
一身の元気が
いつしか、
腰脚足心の間に充足して、
臍下丹田が、
いまだ篠打ちしない
鞠(まり)のごとくに
固く張りつめるようになる。
そうして、
病はすっかり癒えるであろう。

ということです。

仙人曰く、
至人のいう所によると、
これは神仙長生不死の神術なり

中下の者も寿命三百歳となるという。

また、仙人がいうには、                      「生を養い長寿を保つの要は、                    形を練るにしかず。                         形を練るの要は、                          神気をして丹田気海の間に凝らしむるにあり。             神凝る時は気集まる。                        気集まるときは、真丹なる。                     丹なる時は、形固し。                        形固き時は神全し。                         神全き時は寿命ながし。                       これ仙人九転還丹の秘訣にかなふ。」といいます。

作家の幸田露伴は「仙書参同契」の中で、

「丹道は、
ただ気を集め、
神を凝らすことを
主とす。」
と述べています。

「金華即ち真鉛、則ち霊汞、
即ち、神が十分に凝らされると、
自然に気は神を恋ひ、
神は気を慕ひ、
二者相結ばんと欲する。」
とも言っています。

これが煉精化気、煉気化神ということです。

「生死を超越すれば、
生死はただ閑言語である。
苦楽の双途は、
獣魚の差のみである。
長生不死、
神通遊戯の如きはもとより、
夢を彩るに
金粉をもってする
余事まである。
人の生命の帰處、
直ちにそれに続く起處
終わって後始まるところを
体現し得るのが
還丹の道である。
故に、修練功なって、
自然に新たなる起處に立った時
これを聖胎を結んだといふのである。」

「丹を結び、聖胎を結び、
之を長養して仙人となる。
即ち身外の身を得る。
身内に身を得る。
旧い身は、蝉や蛇の抜け殻、
劫風の持ち去るに委順するに任すを得る。」
  と述べている。(幸田露伴・仙書参同契)
 
とても、要点を述べている。

気海丹田に
意識を集中し、
煉精煉気し、
煉気化神し、
還丹する。
                                  このようにして、
気を集めると、                           真丹ができ、
聖胎を懐胎し、
還丹する
ということです。

この真丹が、
下丹田(気海丹田)から
頭頂部の上丹田(泥丸)に、                     そして、
心臓部あたりの中丹田(黄帝)にと                   周天し、
還丹し、
全身に満ち渡ると、                         大仙人・不老長寿・不老不死の
人となるというのです。

これを探求し、不老長寿の方法をみつけていきたいとおもいます。

白隠像。


 コラム1 水野南北翁の「南北相法極意」に
「人の良薬は食なり。」
「食は命なり。」
「食を厳重に慎むものは、
必ず難を逃れ、
吉事来る者多し。」
「常に、
分限より粗食を為す者は、
寿をつかさどり、
老年吉なり。」
とある。

第2話 気海丹田に気を集めて、煉丹する。

白幽仙人はまた言います。
「荘子という人は

真人は踵で息をする
と言っている。」
(踵息・かかとそく)と。
これは、
踵から息を吸って、
鼻から吐く、
つまり、細く長く息をする
ことを意味します。
調息です。

これは、
内功の課程の
調息(ちょうそく)です。
踵息と胎息(たいそく)が
調息
にあたります。

荘子については、
もう一つ、
大宗師篇に「坐忘」のことが
書かれています。
これも、仙人や至人のことです。

顔回曰く、『回、益せり。』
仲尼曰く、『何の謂ひぞや。』
顔回曰く、『回、仁義を忘れたり。』
仲尼曰く、『可なり。猶ほ、未だしきなり。』
とのやり取りがあって、
顔回曰く、『回、坐忘せり。』
仲尼曰く、『何をか坐忘といふ。』
顔回曰く、『自分の身体のことを忘れ、
自分の聡明さも捨てて、
自分の形体を離れ、
自分の智慧を去って、
万物の本体たる大道と
一体となることを
坐忘というのです。』
と答えるのです。
(荘子・大宗師篇)

この至人もまた仙人です。

「呂祖百字碑」という書に、
「養気忘言守」という言葉があり、
 張三丰が註釈をつけています。
「養気の法、忘言守一にあり。」と。


内金丹進程表(内に金丹を造る修行法):
.築基功夫、
築基補精.築基錬気.築基錬神の語がみれる。
胎息、踵息の語が「調息」の項に見える。                         「河車」の項には、
進火で尾てい骨から頭頂部に上昇する脈(督脈)と                     退符で下降する脈(任脈)のことが載っている。

 河車の進火は陽進火とも呼ばれ、
尾てい骨から頭頂部の泥丸に
達する行程。(督脈である。)
退符は、陰退符とも呼ばれ、
上丹田・泥丸から、                         中丹田、下丹田へと下降させる行程。
(任脈である。)

「心虚寂に帰し、
身無為に入り、
動静二つながら忘ずれば
内外両つながら合す。
この時、
精自然に気と化し、
気自然に神と化す。
神自然と還虚となる。」(仙書 )

築基百日、養胎十月と言われる。



また、白隠は元気が臍下丹田にある時は、
そこから出る息は長く

胸部にある時は短い」といいます。
                                  白隠は、
「おおよそ生を養うの道、
上部は常に清涼ならんことを要し、
下部は常に温暖ならんことが大事」
とさとります。

                                           仙人学の張三丰は、
「心臍の下に留まる

これを凝神という。
気が臍の下に帰る。
曰くこれ調息という。」
と言っています。

下丹田の充実にともない、
下腹部がぽかぽかと温かくなります。

                                   白隠は、
元気をして、
常に下に満たしむ、
これ生を養う枢要なる。

                                  「心火を降下して、
丹田及び足心に収める
を以て至要とする。」

「心火を、
臍下丹田に収める
ことを第一にする。」
ということです。

白隠さんは、
「丹田は、
一身の上に3箇所あるが、                      自分のいうのは、下丹田のことである。                気海も丹田も臍下にある。                      丹田は臍下三寸、気海は一寸半、                   真気は常にこの中に充実して、                    心身常に平坦なるときは、                      百歳の年齢になっても、
頭髪は衰えず、                           歯牙も動かず、
眼も少しずつはっきりして、                     皮膚も次第に光沢を帯びる。                     これ即ち元気を養い得て、
神丹成就したる効験なり。」といいます。

ここに、
「百歳まで健康に生きる秘訣」
があります。

これを探っていきましょう。
先ず、不老長寿の道を探る。
そして、次に、
不老不死の道を探る。


人間は、怪我をせず、病気をせず、
無病息災に生きれば、
125歳まで生きられます。
つまり、
25歳✕5倍の125歳が寿命です。

下丹田(気海丹田)に精を集め、
気を集中し、真丹を得れば、
百歳まで健康に生きられます。


「精と気を、
気海丹田・足心に収める
ことを続けて、                           腹が鞠のように、
固く充実する
ようにしてみましょう。」
                         
これを続ければ
病気を一掃し、                           無病息災、
長生きできるようになります。

性命圭旨の普照図:下丹田に気海、関元、土釜と記されている。
「性命圭旨」の反照図・尾てい骨から頭頂部(泥丸)までの背骨側の図。             小周天・還丹に関連する図。


尾てい骨から頭頂部へ昇る督脈と頭頂部から中丹田を通って下丹田へ降る任脈
小周天・還丹の通り道
督脈と任脈が通じて小周天。
下丹田と上丹田と中丹田が通じて大周天となる。

督脈と任脈

修真九転丹道図。頭頂部(泥丸)。心臓部(縫宮)、下腹部(丹田)と記されている。
王義之の黄帝経。
「上に黄庭有り」とか、「下に関元有り」とか、
「丹田の内、精気微」の語が見える。
黄帝経には、
その他「泥丸・上丹田、寿無窮」
「老いを返し、嬰児に還える」の語も見える。
返老還童(若返り)
です。

そこで、気海丹田に気を集め、
腹を鞠のように固くするのに、
次の方法を試してください。

それは、
両足を長く伸ばして、
細く長く、下腹部を膨らませる呼吸を
数回した後、
踵を1㎝床から浮かす方法です。
下腹部がギュッと充実し、
肛門を閉めます。
そして、
少し経ったら、
踵を床に、
ストンと落とします。
そして、
また下腹部を膨らませる
呼吸をするのです。
以前より、
呼吸が深く長くなっている
のが分かるでしょう。

呼吸の間、下腹部に座布団を置いて呼吸するのもよいです。       下腹部が膨らんで、また下がるのが明確にわかります。         気海丹田が日に日に充実してくるのが分かります。           臍下丹田がバスケットボールのようなゴム鞠(まり)状態になります。  竹刀や、木刀でたたかれても平気な感じがしてきます。

これを続けてやってみましょう。
                                    臍下丹田に気を充実させることが無病・長生のすべての出発点です。

老子・荘子から端を発した仙人学を、
                                  黄元吉の、
「道徳経講義註」からみてみましょう。

老子道徳経に、

「谷神は死せず、
これを玄牝という。
玄牝の門、
是を天地の根という。」

「常に無欲にして、
 以てその妙を観る。」

「玄のまた玄は衆妙の門なり。」

「杳杳冥冥、その内精有り」とか、                  「恍恍惚惚、その内物有り。」とか、
                                  「虚を致す極まり、静を守ること篤し。」
 とか書かれてあります。

 仙人学の書、魏伯陽の参同契闡幽に、                     「一点元精、
即ち是先天真種である。                       いわゆる、
『杳杳冥冥、その中精あり』(老子)なり。              このもの至霊至妙なり。」とあります。

「参同契」という書は、

 幸田露伴が「仙書参同契」の中で、

「生死を超越すれば、生死は閑言語である。
 長生不死、神通遊戯の如きはもとより、
 夢を彩るに金粉碧靛
 をもってするの余事までである。
 人の命の帰する処、
 直ちに、それに続く起処、
 終わって復すところを、
 体現し得るのが環丹の道である。」
と述べています。

「新しき生命を得、
限りなき生命を得るといふがごときであり、
禅宗で言えば、
大悟というごときである。」(仙書参道契)

と言っている。

仙人学の黄元吉は
「初心者は、先ず、一心端座せよ。
一覚ありて金丹を結ぶ。」
(道徳経註第一章)という。

※先ず、
 静座して、
 臍下丹田を意識して修行せよ。
 必ず、覚醒して、
 金丹を得るということである。

「万縁を放下して、
虚無丹田を観照せよ。
調息し凝神せよ。
兀兀騰騰。
玄牝の門立つ。」(註第二章)

※瞑想・観照すれば、
 真の自己に出会うということである。

「心空なれば煉丹する。
実腹その形全し。
虚心養神。
実腹気を養う。
神と気を打成一片す。」(註第三章)

※エゴを滅する。
自己を忘れるということである。
荘子の坐忘も参考にしてください。

「神気を丹田に集める。
真陽一気。
丹薬、以て長生不老。」(註第二十一章)

「心果清浄なれば、
 真陽自ずから生ず。
 一切昇降運行、ただその自然に順うのみ。」
(註第二十四章)

「打坐の時、先ず、凝神す。
続いて調息す。」(註第34章)

※先ず、下丹田に意識を集中すること。

「長生を求めんと欲するならば、
まず須らく伏気すべし。」
 (註第三十八章)

※先ず、調息・胎息が大事である。

「煉丹の学、
始めに、神火を下丹田に入れる。
長生の薬、始めて得る。」
 (註第六十六章)

※先ず、下丹田を充足させる。
不老長寿の薬が見つかることだろう。
これが、白隠さんの言う、
長生の秘訣です。


黄元吉の「老子道徳経註釈」の語。臍下丹田の語が見える。

先ず、下丹田の
真丹造成が重要と述べている。

不生不滅の法身が得られる。
静坐から入り、胸中無一物の境地になること。
陽気生じて、金丹を煉気する。
十月懐胎、三年乳哺、九年面壁。(黄元吉・道徳経註)


丹田に気満ちて、心神安泰。
凝神、調息
、煉精、煉気せば、決定長生。



下丹田の真丹造成により、白隠さんの言っている無病・長生の効果が実現します。

参考までに、次の図を載せます。                  「道海玄微」という書物に紹介されている睡効図・臥効図です。     図11の臥効図と図12の臥効図が補強的なものです。         両方共、下丹田に意識を集中しておこないます。            これにより、気海丹田が充実します。


臥効図

臥効図11は、足を少し上げて、Vの字型になる感じです。足はあまり高く上げない方がよいです。頭は枕にのせ、肩と背中と腰は宙に浮き、腕は床につける。胃はへこませ、両足は合わせ上に上げる。呼吸はなだらかに自然にまかせる。

臥効図12は、臍を頂点に山型になる感じです。両手は後頭部を抱え、両足踵を床につけ、全身を宙に浮かせる。胸をふくらませ、腹をへこませる。肛門を引き締め、気を下げて丹田に意識を集中する。呼吸はなだらかに細くして、綿々と続ける。

道海玄微の臥功図

道海玄微の臥功図。

気海丹田に気を集めるのに有効です。
無病息災、万病予防となります。

道海玄微の睡効
道海玄微の臥効

この道海玄微の臥功の他に、次の
                                  肥田春充の聖中心呼吸法を試みてください。

下丹田の充実について、肥田春充という人は、            「正中心(聖中心)」の観点から、高齢になっても気力・体力を           維持できる強い健康法を探求しています。
肥田式聖中心強健法と言われています。

「腰腹は丹田の表裏なり。」
「腰腹を作ることからやれば、枝葉の方から行く必要はなくなる。
 枝葉のことは、自ずから調ってくるものである。」
「臍輪以下、気海丹田に、一大鉄槌をぶちこめ。
 正中心の道は、自ずから展開してくる。」
「上体晴明、心懐悠々。」
「まず、己の中心を修めよ。」と言っています。

春充の充実した身体
正中心道腰腹練修法


肥田春充


肥田春充氏の正中心腰腹法
簡易強健術・外腹斜筋の型。
姿勢が大事。白隠の言う「篠鞠のような充実した腹」というのが見て取れる。
肥田春充の椅子運動法の写真




胸式呼吸法
呼吸停止3秒間が効果的。胸式をやってから腹式呼吸法をやると効果的です。
呼吸停止は7秒間を越えないこと。


腹式呼吸法

この胸式呼吸法と腹式呼吸法を試みてください。きっと健康になります。
寝る前に、起きた時に、そして、歩く時にと気が付いた時におこなってみてください。
行住坐臥おこなってみてください。


次回3話から、白幽仙人の言っている
仙人練丹及び仙人九転環丹の法
とはどういう方法なのか、
歴史的に仙人学を探って行きたいと思います。
それにより、
不老長寿の方法がわかるのではないかと思います。


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道元を生きた良寛を通して、道元の伝えた正伝の仏法を探求していきましょう。 良寛の生涯、その詩、書、和歌に道元の正法眼蔵が生きています。 身心脱落、只菅打坐。布施、愛語、利行、同事の行にそれが現れています。 よろしければサポートをお願いします。