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【番外編】前職で気づいた「繊細すぎるわたしのアンテナ」は【天からの「贈り物」】だった話。


おはようございます。今日の天気は雨ですね🌧️
桜が満開になって嬉しい反面、雨だと散るのも
早いと思うと少し寂しい気持ちになりませんか🌸

ここ数日、たくさんの読者さまに読んでいただいて
コメントまでいただけるようになりとっっても
嬉しいです☺️

そんな今日は、いつもの記事と違った【番外編】として
私の前職での「ある素敵な経験」のお話をします。
少し長くはなりますが目次も置いておきますので、
気になったところだけささっと読んでいただけたら
嬉しいです♩



1. ただの「疲れやすさ」だと思っていた、私のアンテナ

「どうして私は、みんなが気にならないような小さなことで、こんなに心がざわついてしまうんだろう」
かつての私は、自分の敏感さを「生きづらさの種」だと
信じて疑いませんでした。

仕事が終われば泥のように眠り、人混みにいれば誰かの負のオーラを吸い取って動けなくなる。
そんな自分を「もっと図太くならなきゃ」「メンタルを鍛えなきゃ」と、ずっと責め続けてきたのです。

私の心に立っているアンテナは、ノイズばかりを
拾い集める、厄介で壊れた機械のようなもの。
そう思っていました。
でも、前職のホテルで経験したある出来事が、その
アンテナの「真の役割」を教えてくれたのです。


2. 誰もいないフロアで感じた、声にならない「叫び」


それは、私が大浴場の清掃に向かっていた時の
ことでした。

客室階とは少し離れた、静かな大浴場のフロア。
本来なら水の流れる音や、遠くで聞こえる話し声だけが響く穏やかな場所です。

でもその時、エレベーターを降りた瞬間に、私の指先がふと止まりました。
「……何か、変だな。」
物理的な物音がしたわけではありません。
ただ、ほんの数ミリだけ、空気がピリッと震えたような「違和感」を覚えたのです。

私のアンテナは、大浴場の入り口の脇にぽつんと立つ、小さな「絶望」を真っ先にキャッチしていました。
そこには、小学校低学年くらいの女の子が一人、
石のように固まって立っていました。

お母さんだけが大浴場の自動ドアの向こう側(女湯)に
入ってしまい、女の子だけが外のフロアに取り残されてしまったのです。ドアには暗証番号のロックがかかり、小さな彼女の力では、もう中に入ることも、声を届けることもできません。

彼女は泣き叫ぶことさえできず、ただ大きな瞳に
涙をいっぱいに溜めて、絶望的な孤独の中に立ち尽くしていました。
その背中からは、「助けて」という声にならない叫びが、波動のように私の心に直接届いてきたのです。


3. 「魔法」の言葉と、
声なきSOSを救った瞬間

本来の業務であれば、清掃を優先すべきだったかもしれません。でも、私のアンテナが捉えたその子の叫びを、無視することはどうしてもできませんでした。

私は持っていた清掃用具をそっと置き、
彼女の目線に合わせてしゃがみ込みました。
「どうしたの? お母さんとはぐれちゃったかな?」
優しく問いかけると、彼女は声を出せないまま、
小さく、でも必死に頷きました。

私は彼女を優しく抱きしめ、トントンと背中を
叩きながら言いました。

「大丈夫だよ。お姉さんが今から『魔法』で開けてあげる。大丈夫、すぐにお母さんに会えるからね。
大丈夫……」
私はドアの暗証番号を静かに打ち込みました。

開いたドアの向こう側には、我が子がいなくなったことに気づき、青ざめた表情で探し回っていた
お母さんの姿がありました。
「ママ!」駆け寄る女の子と、安心した表情で抱き合う
お母さん。

その光景を、私は一歩引いた場所で静かに見守り、
また本来の仕事である清掃へと戻りました。


4. 届いた一通の口コミ。
それは「ギフト」への認定証

それから数日後。ホテルの予約サイトに、
一通の口コミが届きました。
それは、あの日その場を通りかかった、
別のお客様からの投稿でした。

大浴場の前で、迷子になって立ち尽くす女の子にいち早く気づき、そっと抱きしめて寄り添うスタッフの方を見かけました。怯える子供に『魔法で開けてあげるからね』と優しく声をかけ、安心させていた姿に深く感動しました。マニュアルだけでは絶対にできない、温かい素晴らしい対応でした。またあのスタッフさんのいるホテルに泊まりたいです

その文字を追っているうちに、私の視界は
涙で滲んでいきました。

気づきすぎて疲れる」「気にしすぎな自分はダメだ
そうやって自分を追い詰めていたアンテナが、
誰にも聞こえないSOSを拾い上げ、一人の子供の
心を救い、さらにはそれを見ていた誰かの心にまで、
温かい火を灯していた。



その時、確信したのです。
この敏感さは、直すべき欠点なんかじゃない。
後から努力して身につけた技術でもない
天が私を信じて預けてくれた、
天からの「贈り物(ギフト)】なんだ、と。


5. ギフトを使いこなす、
これからの私へ


もちろん、このアンテナは今でも私を疲れさせます。

情報の「解像度」が高すぎるからこそ、泥のように眠る夜は今も無くなりません。
でも、今の私は、そんな自分を「弱い」とは思いません。

高性能なアンテナを持っているからこそ、メンテナンス(自分を休ませること)は不可欠です。

でも、そのメンテナンスさえしっかりしていれば、
私のアンテナは、世界の中に隠れている「微かな幸せ」や「誰かの優しさ」、そして「救いを求める声」を、
これからも誰より早く見つけ出すことができる。

「繊細・敏感」というギフトを、これからは大切に
抱きしめて生きていきたい。

このアンテナが導いてくれる景色を、
もっと信じてみたい。

そう思えた瞬間、私の心に差し込んだ光は、あの日、
女の子にかけた「魔法」よりもずっと温かく、
私自身の未来を照らしてくれたのでした。

最後に🔖

ここまで読んでくださりありがとうございます。

今回この内容をお届けしたいと思ったのには、
過去の私と同じように「繊細さ」が弱い、いけないこと、
欠点だと思ってしまっている方に少しでも「繊細」なのは
弱さでなく、むしろ立派な強みであることを伝えたかったからです。

あなただけの「素敵な贈り物」を、大切にしてあげて
もらえたらいいなと思っています🌷



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