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人は、人のために生きると決めた時、本当の使命に出会える


~「何を得るか」ではなく、「何を与えられるか」が人生を変えていく。~

(人の在り方シリーズ)



私はこれまでの人生で、一つ確信していることがあります。

それは、

人は、人のために生きると決めた時、本当の使命に出会える。

ということです。



若い頃の私は、

「どうすれば認めてもらえるだろう。」

「どうすれば成功できるだろう。」

「どうすれば豊かになれるだろう。」

そんなことばかり考えていました。

もちろん、それも人生には必要な時期だったと思います。

しかし、人生を歩み続ける中で、私の心の問いは少しずつ変わっていきました。

今、私が自分自身に問いかけているのは、

私は世の中へ何を提供できるだろう。

私はどんな価値やサービスを届けて、人のお役に立てるだろう。

ということです。

この問いを持つようになってから、不思議と未来が楽しみになりました。



今日は林業の現場の仕事は休み、妻が段取りをしてくれたおかげで、白石オーナーと側近の方、そして私たち夫婦の四人で、再起の森ヴィレッジについてランチミーティングを行います。

夢を語る時間。

未来を語る時間。

でも、その中心にあるのは建物でも事業でもありません。

「この場所で、誰を笑顔にできるだろう。」

その想いです。

再起の森ヴィレッジは、私の夢です。

しかし、その夢は私一人のためではありません。

人生に疲れた方。

もう一度挑戦したい方。

安心できる居場所を求めている方。

そんな方が、

「また歩いてみよう。」

「もう一度挑戦してみよう。」

そう思える場所をつくりたいのです。



振り返ると、私が乗り越えてきた経験も、壁も、失敗も、すべて意味のある出来事だったのだと思います。

当時は苦しくて、

「なぜ自分ばかり…」

そう思ったことも何度もありました。

でも今は、あの一つひとつの出来事が、今の私をつくってくれたのだと感じています。

もし、あの挫折がなかったら。

もし、あの壁を乗り越えてこなかったら。

もし、あの失敗を経験していなかったら。

私は今のような文章を書くことはできなかったでしょう。

そして、「自分自身が商品です」と胸を張って言うこともできなかったと思います。

私の商品は、特別な資格や肩書きではありません。

施設で育ったこと。

営業職での挫折。

林業という厳しい世界で何度も失敗し、それでも仲間に支えられながら歩んできたこと。

その一つひとつが、今では何ものにも代えがたい私の財産です。

だから私は思います。

人生で与えられる試練は、人を苦しめるためだけにあるのではありません。

いつか誰かを支える力になるために与えられる。

私は、そのように信じています。



八月には、倫理法人会という新しいご縁も始まります。

どんな出会いが待っているのか。

どんな未来が待っているのか。

それはまだ分かりません。

でも、一つだけ決めていることがあります。

私は、

「何をいただけるだろう。」

ではなく、

「私は何をお渡しできるだろう。」

そんな気持ちで、その場に立ちたいと思っています。



私にできることは決して多くありません。

それでも、

今の私だから届けられる価値があります。

今の私だから伝えられる言葉があります。

私の経験が誰かの勇気になり、

私の言葉が誰かの希望になり、

私との出会いが誰かの再出発につながるなら、

それ以上に幸せなことはありません。

これまで乗り越えてきた経験も、壁も、失敗も、すべて私に与えられた大切な財産です。

だから私は、その財産を自分のためだけにしまっておくのではなく、今、困っている方、出会いを待っている方、もう一度前を向きたいと願っている方へ届けていきます。

世の中の方へ、私に届けられる価値とサービスを、心を込めて提供し、一人でも多くの方に喜んでいただけるように働いていきたい。

それが、これからの私に与えられた使命だと信じています。

人は、

何を持っているかではなく、誰のために生きようと決めるか。

その在り方が、人生を大きく変えていくのだと、私は信じています。

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