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人は、生きてきた道を振り返った時、本当のこれからが見えてくる


~人生の後半は、過去を悔やむ時間ではない。これまでを抱きしめ、これからを選び直す時間~

(人の在り方シリーズ)



私はこれまでの人生で、一つ感じていることがあります。

それは、

人は、生きてきた道を振り返った時、本当のこれからが見えてくる。

ということです。



40代、50代になると、

ふと、自分の人生を振り返る瞬間があります。

「あの時、違う道を選んでいたら。」

「もっと早く気づいていたら。」

「なぜ、あんなことをしてしまったんだろう。」

長く生きていれば、

後悔の一つや二つではありません。

うまくいかなかった仕事。

離れてしまった人。

傷つけた人。

自分自身が傷ついた出来事。

もう一度やり直せるなら、

違う選択をしたいと思うこともあるでしょう。

でも私は思うのです。

歩いてきた道に、無駄な道はなかった。



失敗したから、

人の痛みが分かるようになった。

遠回りしたから、

本当に大切なものに気づけた。

誰かに支えてもらったから、

今度は自分が誰かを支えたいと思えるようになった。

あの頃は意味が分からなかった出来事も、

時間が経って振り返ると、

一本の線につながっていることがあります。

人生とは、不思議なものです。



お盆を迎え、

少しだけ日常から離れる時間がある方もいると思います。

家族と過ごす人。

故郷へ帰る人。

ご先祖に手を合わせる人。

いつも通り仕事をしている人。

過ごし方は、それぞれです。

だからこそ、

ほんの少しだけ立ち止まって、

自分自身が歩いてきた道を振り返ってみてもいいのではないでしょうか。

よくここまで歩いてきたな。

いろいろあったけれど、

それでも今日まで頑張って生きてきたな。

そうやって、

まずは自分自身に言ってあげてほしいのです。



40代、50代。

人生は、まだ終わりではありません。

むしろ、

これまで生きてきた経験があるからこそ、

これからの人生を自分で選び直すことができます。

何を大切にするのか。

誰と生きていくのか。

どんな自分でありたいのか。

過去は変えられません。

でも、

過去の意味は、これからの生き方で変えることができる。

私は、そう思っています。



人生の後半は、

過去を悔やみ続けるためにあるのではありません。

これまで歩いてきた自分を受け入れ、

その経験を抱きしめながら、

もう一度、自分の人生を選び直していく時間です。

遠回りでもいい。

ゆっくりでもいい。

ここまで歩いてきた道があるからこそ、

見える景色があります。

そして、

これから進みたい道も、

きっと見えてきます。

人は、生きてきた道を振り返った時、本当のこれからが見えてくる。

今日だけは、

ここまで歩いてきた自分に、

「よく頑張ってきたな。」

そう声をかけてみませんか。

そしてまた明日から、

自分らしい一歩を、

ゆっくり踏み出していきましょう。

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