【技術士/建設-施工計画/R2問題Ⅲ-2】下請けへの適正利潤確保 - 品確法を踏まえた課題と対策に苦戦
今日の過去問
今日は
令和2年度の過去問、選択科目Ⅲ-2の問題に取り組みました。
テーマは下請契約における適正利潤の確保と担い手育成。法律や業界の動向も絡んでおり、一筋縄ではいかない問題でした。
今日のアウトプット
(1) 下請契約締結上の課題(留意点)
(契約関係の観点)下請次数が増えることによる中間マージンが、末端の技能者への配分を圧迫する。
(コスト管理の観点)急な資材価格や労務費高騰に対し、契約金額への適正な価格転嫁が困難である。
(情報伝達の観点)元請から下請への設計変更等の情報伝達遅延が、手戻りや費用増を招く。
(技術評価の観点)価格競争が優先され、下請の保有する専門技術や安全管理能力が評価されにくい。
(2) 最重要課題とその解決策
最重要課題:急な資材価格や労務費高騰に対し、契約金額への適正な価格転嫁が困難である。
解決策1:契約時に、資材価格や労務単価の変動に対応する特約(スライド条項)を明確に設定する。
解決策2:見積もり徴収時に法定福利費を内訳明示させ、その適正な支払いを契約条件とする。
解決策3:過去の工事実績や技術提案内容を評価に含め、単純な価格比較のみに陥らない選定を行う。
(3) 解決策に共通のリスクと対策
リスク:契約条件の詳細化や確認作業の増加により、元請の事務負担が増大し、契約手続きが遅延する。
対策:契約書式の標準化や電子契約システムを導入し、事務処理の効率化・迅速化を図る。
対策:下請との定期的な協議の場を設け、契約内容の意図や運用方法の相互理解を促進する。
今日の反省
今日の問題Ⅲ-2は、法律や業界の背景知識が問われるだけでなく、
それを踏まえた上で「多面的な観点」で課題を抽出し、
具体的な解決策やリスク対策まで落とし込む必要があり、
非常に難易度が高いと感じました。
特に(1)の課題抽出では、観点を明確にしつつ、具体性のある課題を複数挙げるのに苦労しました。
「適正な利潤」というキーワードから、コスト面だけでなく、契約関係、情報共有、技術評価といった多角的な視点を持つ必要性を痛感しました。
(2)の解決策や(3)のリスク・対策についても、付け焼き刃の知識では具体性に欠け、説得力のある記述ができませんでした。
もっと実務に即した、実現可能な提案を考え出す訓練が必要です。
全体的に、知識のインプット不足はもちろん、それを論理的に構成し、採点者に伝わるように表現するアウトプット能力が決定的に不足していると感じます。
法律や通達の内容を再確認し、業界の動向にもアンテナを張りつつ、実際に書く練習をもっともっと積み重ねなければ、合格レベルには到底達しないと反省しました。
明日からまた、地道に努力を続けます。
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