病院には、あの男の影が・・・。連載小説『僕の彼女』第6話
あらすじ
高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。
ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。
運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。
第6話: 「あの男」
その日の夕方、僕は早速、やっちゃんのお見舞いに行くことにした。
僕は、やっちゃんが好きな桃のゼリーとスナック菓子を買って、病院に向かった。
やっちゃんが入院している病院は、市内の外れのほうにあって、自転車でも30分以上かかった。
病院に着くと、僕はけっこう汗をかいていて、呼吸も少し乱れていた。
そこで、僕は、病院のエントランスでひと休みしてから、お見舞いに行くことにした。
エントランスのソファーに座って、「やっちゃんと何を話そうかな」と考えていると、視界の左側に見覚えのある人物が入ってきた。
※この記事は、「【ちょっとひと息✨】今日の小説タイム」で無料連載したものを再構成したものです。
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