【ちょっとひと息✨】 今日の小説タイム (76)│連載小説 「僕の彼女」 (ライトノベル)
■連載小説「僕の彼女」

高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。
ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。
運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。
■前回まで
「だね。湊かなえ作品も全部読んだよ。『夜行観覧車』とか『リバース』も面白かったよね」
僕とやっちゃんは、読書の話題でひたすら盛り上がった。今まで、読書の話でこんなに盛り上がったことはなかったので、僕はすごく嬉しかった。
それから僕は、やっちゃんと毎日のように話すようになった。
読書のこと、好きな食べ物のこと、クラスのこと。
やっちゃんと話す時間が僕にとって特別な時間になっていた。
(やっちゃんは、僕の数少ない理解者なのかもしれない)
僕は、二人の関係がこれからどうなっていくのか、少し不安でもあり、楽しみでもあった。
やっちゃんとの出会いから1ヶ月。僕とやっちゃんの仲は、驚くほど急速に深まった。
「趣味が合う」とか、「笑いのつぼが一緒だ」とかいうのもあるのだけれど、
彼女は意外とサバサバした性格で、それが女慣れしていない僕にとって、この上なく心地良かったのだ。
それから、やっちゃんと話をするようになってから、なぜだか、クラスの他の女子の態度が微妙に変わった気がする。
特に、キョウちゃんの態度の変化に、僕は戸惑いを隠せないでいた。
(第2話へつづく)
■第2話: 「キョウちゃんとの急接近」 (1)
やっちゃんとの出会いから1ヶ月。僕の日常は少しずつ変化していた。
キョウちゃんは、学校で会っても、どこかぎこちない感じになった。
今日の小説タイムの3つの楽しみ方
↓↓↓
#スキしてみて #自己紹介 #はじめてのnote #毎日note
#短編小説 #ライトノベル
