見出し画像

「テスト中に“助ける”は正解?—親の葛藤と子の善意」

子育て中に
「これって、どう返すのが正解?」と
悩む場面、ありませんか?

こういう場面
親や大人の皆さんは
どういう返しをするのか、
今でも教えていただきたいのです。


娘が小学1年生の時
学校で初のテストがありました。

子供の初めてって
親もドキドキするものですよね。

私も、「ちゃんとできたかな?」
なんて思いながら、娘の帰宅を待っていました。



「ただいま!」と元気な声。

おっ、これはそれなりに手ごたえあったのかな?

「おかえりー、どうだった?
初テスト!」

ニコニコ顔の娘ちゃん。

これは、「できた!」という返事が聞けるかな?

「今日ね、OO君(お隣の席の子)が
分からないところがあったから、
見せてあげたんだ」とどや顔の娘。

あれ?え?見せてあげたって…。

「娘ちゃん、OO君ができないところ
いつ見せてあげたの?」と私。

「テスト中だよ。」とニコニコ顔の娘ちゃん。

「だって、OO君、困っていたから。
娘ちゃん、ちゃんと、困っているお友達
助けてあげたよ!」と、これは
『ママ、ほめて』モードの顔である。

自分が良いことをしたと思っている娘ちゃん
おやつをおいしそうに食べている。

さて、私、 どうしよう・・・・。

まず、叱る?
まず、ほめる?
いや、いっその事、聞かなかったことにする?

と頭の中はぐるぐるしているのに、

私は、笑いそうになってしまいました。

ちょっと、この状況
「おかしすぎない?」
テストの出来を聞きたかっただけなのに、
娘はできより、
お友達を助けたという事に
胸を張っている状況。

でも、さすがに笑ってはいけない。

どうしよう、どうしよう。
ダメというのが先か、
お友達を助けたことをほめるのが先か…。


みなさんも、こんな状況に
なったことありますか?


結局、私は

まず、お友達を助けたことをほめて

テスト中にお友達に見せるのは
「カンニング」という行為で
してはいけないことを教えて…。


もちろん、娘ちゃんにとったら
納得できないよね。

「困った人には親切に」
「お友達には優しく」
「できないことは、人と協力して」
と教えられているのに、

「困った人を、助けちゃいけない」
「お友達に、手を差し伸べてはいけない」
「できないことでも協力はダメ、1人で解決」

どっちやねん!とツッコミだって
入れたくなっちゃうよね。

せっかくのおやつタイムが
ちょっとだけ重い空気感。


最終的に私は

「カンニングという行為は
『伸びる力を妨げてしまう行動』で
娘ちゃんが、思わなかったにしろ
ずるでその場通り抜ける助けをして
OO君が自分で考えて
これから伸びる可能性がある力を
邪魔しちゃうかもしれないから
もうしない方が良いね。」
というようなことを
言った気がします。


それでも、 
「でも OO君、普段はできるんだよ」
と反論モードの娘ちゃん。


矛盾の世界へ、ようこそ!
welcome to the real world

の初めの一歩です。

「今回見つからなかったけど。
みつかったら、
OO君も、見せたあなたも
先生に怒られちゃうんだよ。」

と、言ったら、

「わかった」と言っていたけど…。




パパもママも
こういう時、1人で対応しなくては
ならない時、ありますよね。

みなさんなら、こんな時どう声をかけますか?
どちらも、正解なんだけど…。
場面によっては、不正解。

そんな状況、
そんな体験、
ぜひ聞かせてくださいね。




あとがき 

娘が寝静まった後
夫君に、その日の会話を教えました。

夫君も一通り笑ってから
「Welcome to the real world」
ですって。

いいなと思ったら応援しよう!