カメラ好きなのか、写真好きなのか。/4ヶ月で4台の言い訳
カメラ好きなのか、写真好きなのか。/4ヶ月で4台の言い訳
子どもの頃から、写真を撮ることが好きだった。
気がつけば、これまでいろんなカメラを手にしてきた。
特にここ数年は、フルサイズセンサーのカメラを追い求めていた気がする。
画質がいい。
描写がいい。
現像耐性がある。
そう言いながら、どこかでいつも思っていた。
自分が本当に求めている写真って、何だろう。
もちろん腕のことは、いったん棚に上げておく。
これはカメラ好きにとって、とても大事な作法である。
今年になってから、なぜかマイクロフォーサーズにハマってしまった。
ネットで作例や記事を見ているうちに、
「あれ、これで十分どころか、かなりいいんじゃないか」
と思ってしまったのだ。
センサーは大きい方がいい。
画素数は多い方がいい。
そんなふうに思い込んでいた自分に、少しだけ疑問が湧いた。
早速、中古のマイクロフォーサーズ機とレンズを購入。
そして撮ってみた。
……納得してしまった。
軽い。
小さい。
持ち出しやすい。
それでいて、写りがいい。
派手すぎず、重すぎず、どこか自然で、肩の力が抜けている。
もしかすると、これが自分の求めていた描写だったのかもしれない。
結局、写真はスペックだけではないのだと、今さらながら思う。
そして、1台目を買ってから4ヶ月。
結果、来週には手元にマイクロフォーサーズのカメラが4台。
レンズが3本。
自分でも、少し呆れている。
ただ、一応言い訳をしておくと、
4台揃えても、最新のフルサイズカメラ1台分にも満たない金額なのだ。
これは無駄遣いではない。
研究である。
たぶん。
これは写真が好きなのか。
それとも、カメラが好きなのか。
たぶん、どちらも好きなのだ。
困ったものだ。

