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危険と感じたら出社に及ばず

一昨日は奥多摩、秩父の山道を豪雨の中進み、昨夜はまた大変な一日でした。お亡くなりになった方々には謹んでお悔やみ申し上げます。

私も渋滞回避から行き道
は裏道を使いました。
そこかしこで、動けなくなってしまった車に遭遇しました。

SUVだから大丈夫ではく、冠水危険かどうかを判断してUターンで回避もしました。

豪雨の中、柏院で最後まで施術。お客様のキャンセルがありましたが、地域のお客様は徒歩、傘で来院されました。

職員は予約が切れた人から順番に帰宅してもらい、最後に残ったのは私一人。

帰りは国道16号。

大渋滞でした。

22時になってもなかなか進まず、

「今日中に帰りたい(笑)」

と職員のグループLINEに送ったほどです。

職員からは、

「いたるところが冠水していますので、お気をつけて」

と逆に心配されました。

結局、自宅に着いたのは23時。

無事に帰宅できました。



そして今朝。

6時を過ぎて、改めて職員に連絡しました。

特別警報は解除されました。

ただし、鉄道には遅れが出ているようです。

道路も、昨夜の冠水の影響が残っているかもしれない。

そこで、

「くれぐれも気をつけてください。危険と感じたら出社に及ばずです」

と送りました。



昨夜、私は自分に対して、

「逃げる上司にはなりたくない」

と思いました。

悪天候を理由に、お客様へキャンセルの連絡だけ入れて、自分だけ帰ろうか。

そんな考えが、一瞬だけ頭をよぎった。

でも、職員を出勤させておいて、自分だけ帰るのは違う。

そう思って残りました。

それは私自身の意地です。

自分で決めたことです。



でも、その意地を職員にまで押しつけてはいけない。

ここは大切だと思っています。

私が、

「自分は昨日、豪雨の中でも出勤したのだから、あなたたちも来なさい」

などと言い始めたら、それはもう違う。

経営者の覚悟と、

職員に求める安全判断は、

分けなければなりません。



危険を感じたら休む。

電車が止まっていたら無理をしない。

道路が冠水していたら引き返す。

出勤できないなら連絡を入れる。

それでいいのです。

会社は一日休んだからといって潰れません。

しかし、事故が起きれば取り返しがつかないこともあります。



昨夜は、

「逃げない」

と自分に言いました。

今朝は、

「無理して来なくていい」

と職員に伝えました。

一見すると、矛盾しているように見えるかもしれません。

でも私は、矛盾しているとは思いません。

自分に課す覚悟と、他人に強いる覚悟は別物です。



上司が自分の背中を見せることは大切です。

でも、

「俺がやったのだから、お前もやれ」

になった瞬間、それは美談ではなくなります。

自分の意地は、自分で背負えばいい。

職員には、安全に働いてもらえばいい。

それが一番です。



昨夜23時に帰宅。

今朝6時すぎには、もう職員へ連絡。

我ながら、

「少しは寝たらどうだ」

と思います(笑)。

でも、昨日のような天候の翌朝は、職員の出勤状況が気になります。

全員が無事に来られればそれでよし。

来られなくても、それでよし。

危険と感じたら、出社に及ばず。

昨日の意地は私のもの。

今日の安全は職員それぞれのもの。

それでいい。

それが、上司の仕事だと思っています。

そして今日は一周忌法要があります。キャンセルが入れば行きませんが、とりあえず準備しています。

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