「『I am』で、私の心がまた、動き出した。」美神依華さん①
第3回は、小学生でウツの声に魅了され、FANKSとなった美神さんのご登場です。TMの楽曲を希望の光に、愛犬への愛を勇気に、想像を絶するような過酷な環境から抜け出した経験をお持ちの美神さん。第3回にして、全FANKS必読回です。TM NETWORKの存在と音楽の力、そして、人生を再起動させた美神さんに、ぜひエールを送りながらお読みください。
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【インタビュー日時:2023年6月18日】
①お名前:美神 依華(仮名)
②年齢:49歳
③ご職業:会社員
④お住まい:秘匿
⑤FANKS歴:38年
⑥推しメン:ウツ
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⑦FANKSになったきっかけを教えてください。
美神:友人からダビングしてもらったカセットテープを聴いて。「CHILDHOOD'S END」を聴いた時の声の美しさとシンセサイザーっていうのかな。リズムっていうかテンポに魅かれてファンになったかな。
11歳。小学校5年生か6年生の時って感じですね。「こういう何かかっこいい人たちがいるよ。」って言われて聴いたら、ハマった。
3人組だっていうのも知らないし、姿形ももちろん知らないし、顔とかも見ないまま、2、3年過ぎて(3人のビジュアルを)初めて見た。その後の「GORILLA」とかも、もちろんみんなダビング。なんか本当に、声と音楽だけで魅かれたっていうのがはじまり。
金谷:それを小学生で理解するってすごくないですか?
美神:何なんでしょうね。あの声にものすごい魅かれた。ものすごいやられた感じ。若かったですね。子どもでしたね。
中学生になって、初めてテレビに出ているのを見て。覚えていないんですけど、「トップテン」とか「夜のヒットスタジオ」とかそんな感じ。その時は(メンバーの皆さんが)スーツを着ていて。
私、ちっちゃい頃からスーツに憧れていて、当時の肩パットでダブルの。あれがすごいもう、「ああいう大人ってかっこいいな。」っていうね。(テレビに) 出た瞬間、「何この人たち!」っていう驚き。「何、こんなかっこいいの!」っていうところから始まって、もう、すっかりTMひと筋にハマっちゃって。
やっぱりウツだった。テレビに出ていても、あんまり喋らない感じの。
当時はもう、いきなりインパクトがガツンと。もう、あれがかっこ良過ぎて、かっこ良過ぎて。見た目もすべてが理想に叶っている。
シンセサイザーっていう物を初めて見たんだけれども、要塞組んでいるのも、「これは何なんだろう?」っていう不思議な興味をそそられるところから、木根さんのサングラス姿も「あれ、かっこいいじゃん。」って思って。で、歌っている人。「ドンピシャじゃん!」って。「背も高いし、指、綺麗だし。」「指が長い。キレイな手をしている。」みたいな。そうそう、あの髪型も。サイドを上げて前髪を少垂らす感じ。これが最高に好みのタイプでした。
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⑧一番好きな曲を教えてください。
美神:一番好きな曲はね、「RESISTANCE」なんです。私、実は今回のインタビューを受けるにあたって、今までTMが出した楽曲のすべての歌詞を見直して、自分の心に刺さったものをピックアップして、全部書き写してみたんです。
やっぱり「RESISTANCE」は、なんかもう、自分を一番励ましてくれる応援ソングって思っていたんだけれども、改めて見直した時にやっぱり残ったのは「RESISTANCE」。
その、「前を向いて、苦しくても何でもね。進んで行くんだよ。」みたいな。なんか背中を押してくれるじゃないけど、その歌詞が。
自分らしく生きる。走り続ける。
こういう言葉ってTMの歌詞の中で結構いっぱい出てくる。なんかこれ見ると、哲っちゃんじゃなくて、「(小室)みつ子さんの歌詞が好きなのかな、私。」ってちょっと思ったりもしたんだけど。他にもいっぱいあるんだけれども、音楽的にもリズム的にも、自分の応援歌的な意味で、「RESISTANCE」が一番好きなのかな。
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⑨一番初めに行ったライブを教えてください。
美神:「リズレ」ですね。私、中学生の時は、(ご両親から)「コンサートという物に行っちゃダメ。」って言われていたので、高校生になって初めて解禁になったので。16歳。
その時に、(TMの曲を)カセットテープにダビングしてくれていた友達と一緒に行ったのが初めてかな。小学校の高学年で出会ったお友達なんだけれども、高校になったらやっぱり変わっていくじゃないですか。高校2年の時に「今年も(ライブ)やるんだって。行こうよ。」って言ったら、「私、もう興味ないからいい。」って言われて。私は一緒に行くもんだって勝手に思い込んでいたから、すごくショックで。
初めてのライブは、独特な雰囲気。とにかくなんだろう、音の良さ。代々木(第一体育館)のアリーナ。アリーナって(自分のように)背が低い人には何も見えない。人の間からちっちゃく一生懸命覗いて見て、「キャー!」みたいな。
でも旗を振っている。大きい旗を。小学校の運動会の時、応援団に入っていて、大きな旗を振っていたから、余計かな。あれがすごい良くって。あれは印象的だったかな。
(次回へ続く)
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