女性地下アイドル ガチ恋 付き合う方法 認知から交際への現実的戦略
これは、地下アイドルに本気で恋をした一人のオタクが「推し」のドレスを剥ぎ取り、五十年後の約束を掴み取るまでの、祈りのような戦いの記録である。
完璧なアイドルのビジュアルに恋をすることと、古いシボレーのキャブレターを修理することの間には、いくつかの共通点がある。どちらも遠くから見ている分には完璧に機能しているように思えるし、ひとたび泥臭い現実に手を染めれば、指先が真っ黒に汚れる覚悟を求められるということだ。
彼女の名前を仮に「ミウ」としておこう。彼女は週末になると、東京の東側にある、地下特有のカビと安っぽい香水の匂いが混じり合った薄暗いライブハウスで、世界の歪みをすべて吸い取ってしまったかのような完璧な笑顔を振りまいていた。十八歳の彼女の肌は、五月の初めの朝に届いたばかりの新鮮なレタスのように瑞々しく、その大きな瞳は、僕が何年も前にどこかに置き忘れてきた大切な何かを思い出させた。
僕は熱心なファンだった。毎週のように地下への階段を降り、千円札と引き換えにドリンクコインを受け取り、爆音のスピーカーの前に立った。しかし、コインを何枚も自販機に放り込んで冷たいコーラを飲むように彼女の「記号」を消費していく周囲の男たちを眺めているうちに、僕は奇妙な違和感に囚われるようになった。彼らは彼女を見ているようでいて、実は彼女というスクリーンに投影された自分自身の欲望を見ているだけなのだ。それは恋愛というよりは、高度にシミュレートされた宗教儀式に近かった。
僕はある日、思い切って彼女の物販の列に並び、チェキ会の短い時間の合間に彼女に言った。僕たちの間には、世界の終わりまで続くかのように頼りない、傷だらけのプラスチックのパーテーションが置かれていた。チェキのフラッシュが焚かれるたび、僕たちの輪郭が一瞬だけ白く染まった。
「ねえ」と僕は言った。「君が五十年の歳月を経て、まるで古いペルシャ絨毯のように皺皺になってしまったとしても、僕は今とまったく同じように、君のことを静かに愛し続けることができると思う」
ミウは少しだけ目を見開いた。彼女の背後で流れている騒々しいユーロビートの重低音が、その瞬間だけふっと遠のいたような気がした。彼女はいつもファンに見せる「営業用の微笑み」を、引き出しの奥にそっと仕舞い込んだ。そこにあったのは、ただの十八歳の、少し疲れ切った一人の少女の顔だった。それは剥き出しの、防備を持たない皮膚のようだった。
「そんなこと、誰にも証明できないわ」と彼女は言った。声は小さく、しかし確かな質量を持っていた。「みんな私のこの顔と、短いスカートが好きだからここにいるのよ。もし私が明日、事故で顔に大きな傷を負ったり、ただの太った不機嫌なおばさんになったりしたら、誰もここには来なくなる。世界なんてそういう風にできているのよ。あなただってきっと、すぐに他のもっと若い子のところへ行ってしまうわ」
「世界がどうできているかは僕の知ったことじゃない」と僕は言った。チェキの現像液がじわじわと彼女の姿を浮かび上がらせるのを見つめながら、僕は続けた。「僕はただ、スポットライトが消えたあとの、誰も見ていない場所にある君の静けさについて話しているんだ。五十年後に君の隣にいるのが僕であるなら、その皺の一つ一つを、僕は愛おしいと思うだろう」
それから、僕は戦術を変えた。それは戦術と呼ぶにはあまりに静かで、地道な作業だった。
他の男たちのように「可愛いね」とか「付き合いたい」といった、中身のない言葉を彼女に投げつけるのをやめた。そんなものは彼女の耳を
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