【天売島・焼尻島】1泊2日の島旅 前編|海鳥の楽園、天売島をのんびり歩く

6月21日、羽幌町のフェリーターミナルから8時半のフェリーに乗り込んだ。目的地の天売島までは、約1時間半の船旅の始まりだ。

フェリーに乗り込む前、ふと目をやると羽幌町の「にしん街道」の木碑が青い海に映えていて、旅の気分をグッと盛り上げてくれる。

今回乗る船は、かわいい太陽のキャラクターが描かれた「おろろん2」。これから始まる島旅への期待に胸が膨らむ。

この日の天気は申し分なかった。暑いくらいの陽気の中、フェリーの甲板から見える海はどこまでも穏やか。港の堤防を離れ、いよいよ大海原へ。

島に近づくにつれて、海鳥たちの姿がだんだんと増えてきた。オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ。空と海を自由に行き来する彼らを眺めているうちに、すっかり島の空気に引き込まれていった。

10時頃、いよいよ天売島に上陸!天売フェリーターミナルを背に、いよいよ島歩きをスタートする。


大きなバックパックを背負い、島の外周約10kmをのんびりと巡る旅へ。まずは港のすぐ近くにある、レトロな佇まい「天売観光売店」の前を通り過ぎていく。


緑豊かな坂道を上っていく。島をぐるりと囲む道路は、青空に向かってどこまでも続いているかのように心地いい。


少し歩くと、広々とした芝生が広がる「天売オロロンパークゴルフ場」が見えてきた。誰もいない贅沢な空間に、島ののんびりとした時間が流れている。


さらに道を進むと、立派な白い鳥居が構える「厳島神社」が現れた。旅の安全を心の中で祈りながら、一礼して先へ。


道中、かわいいペンギンのイラストが描かれた看板を発見。「北海道天売高等学校」だ。島ならではの温かみのある雰囲気に、思わず笑みがこぼれる。


さらに歩くと、カラフルなオーニングが目を引くローカルな商店(地コンビニ)を発見。自販機で冷たい飲み物を買って、暑い中での水分補給


少し進むと、開校120周年を迎えたという天売小中学校の校舎が見えてきた。そのすぐそばには、時の流れを感じさせる歴史ある木造の建物(古い診療所跡)も佇んでいて、島の歩んできた歴史が垣間見える。


ここからは、いよいよ本格的な海岸線の絶景ルートへ!緑の草むらの向こうに、真っ青な日本海がどこまでも広がっていく。


道を上りきると、目の前が開けてヘリポートが現れた!青い海と空に突き出すような開けたロケーションが最高に気持ちいい。


さらに島を回り込んでいくと、右手にコバルトブルーの海を見下ろす爽快なダウンヒル(あるいはアップダウン)の景色が。遠くにはうっすらと北海道本土の影も見えている。


ふと海を見下ろすと、岩場にたくさんの黒い影が。ウミウの群れだ!ウミガラス(オロロン鳥)は目視では確認できなかったけれど、こうして次々と現れる海鳥たちのリアルな営みに、何度も何度も足を止めて見入ってしまう。


最高に澄んだシャコタンブルーならぬ“天売ブルー”の海。ガードレール沿いの道を歩いているだけで、日頃の慌ただしさがすべて吹き飛んでいくような開放感に包まれる。


14時頃まで約4時間、時間を忘れて島をたっぷり遊び歩いた。

青い海と海鳥たちに心ゆくまで癒やされ、天売島の徒歩旅はここでひと区切り。
でも、私たちの島旅はまだまだ終わりません。

 今夜のキャンプ地であるお隣の島
②焼尻島(やぎしりとう)もつづく。。

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