絶望を体験したら、幸せになれないは思いこみ
カウンセラー/Flora Academy®認定講師
野崎ゆりです。
絶望する出来事を体験したあなたは、幸せになれないと思っていませんか?
それは違います。
傷があっても幸せになれます。
絶望と表現するほどの出来事。
あなたの心と体の傷は大きいことでしょう。
夜も眠れず、朝も起きるのがつらい。仕事の時間は気が紛れるけれど、ふとした時に涙がこみあげる。
今のあなたに必要なのは、頑張ることではありません。
時間をただ過ごすことです。
時間薬があなたを助けてくれます。
指を紙で切ったとき、初めは大きな痛みが伴います。
痛みは強くなったり、弱くなったり繰り返し、落ち着いていきます。
絶望も同じです。
苦しみが大きくなったり、小さくなったり繰り返します。
揺れるのは、弱いからではありません。
自然な動きです。
気がついたら落ち着いていきます。
あなたは無理やり落ちた自分を引き上げようとしなくていい。
自然に任せていれば大丈夫です。
食べれるときに食べて、
寝れるときに寝て、
ネットサーフィンして、
ゴロゴロして、
生活に必要なことだけをする。
泣きたいときは泣く。
それで十分です。
何日で回復するのか、まだ落ち込んでいて良いのかと焦る必要はありません。
面白いことがあっても、永遠に笑い転げていられません。
同じように、落ち込みも永遠にはつづかないのです。
どっぷりと浸かる時間があるから、次の一歩が踏み出せるのです。
わたしは親の不倫、自傷行為を知り、絶望しました。
当時、結婚し夫と仲良く暮らしていました。
「自分だけが幸せになってはいけない」と自らを責めました。
「どうにかして、この出来事をハッピーエンドにしなければいけない」と考えました。
問題が解決できずに終わったら幸せになれない、生きていけないと思ったからです。
でも、問題を解決するのは難しい。
父、母、わたし、兄弟、相手…
それぞれ傷つき、冷静ではありません。
一人ひとり「こうしたい」という考えがあり、そのどれもを選ぶことはできない。全部うまくいく選択はありません。
わたしの思った通りのハッピーエンドにすることはできませんでした。
悲しいと思うことも、傷ついたということも受け入れられず、不安が溜まっていく日々。
あの頃のわたしに伝えたいのは「何度でも泣いたらいいよ」ということ。
泣いて泣いて、ひとりのときくらい、感じたことを表現したらいい。
無理に明るく楽しくなろうとせず、生活に必要なことだけをしたらいい。
時間薬はあります。
晴れた日の青空の美しさに心が洗われたり、
面白い話を聞いて思わず笑ったり、
あたたかなお風呂につかってホッとしたり。
ふとした瞬間、当たり前の日常に幸せを感じられるようになります。
自然と新しいことに踏み出そうとする瞬間は訪れます。
そのときまで、ただ時間を過ごしましょう。
野崎ゆり
カウンセラー/Flora Academy®認定講師
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