大学でよい成績の学生の共通点は「友達との教え合い」
新年度が始まりました。
大学2年生は大学での最初の1年が過ぎたところです。
アンケートから見えた満足できる成績のキーワード
2年生の学科ガイダンスに先立って、1年生での自分の履修について振り返ってもらうべく、アンケートを実施しました。回答率は8割ほどです。
アンケートの中で、取得単位数や、落とした必修科目数などを数字で回答してもらった上で、
「1年次の成績結果について振り返りと2年次の履修への抱負」
を記載してもらいました。
すると、(学生自身の認識で)単位も落とすことなく(もしくは落としてもわずか)、良い成績が取れた、という感想の学生には共通したワードがありました。それは
「友達と教え合い」
でした。以下は一部抜粋したものですが、
友達と一緒に勉強をして理解を深められた。
友達同士で履修授業について一緒に話したりした。
分からない内容を友達に教えてもらったり、逆に教えたりして問題を解決した。
など、全体に満足いく結果だったという感想を書いた学生の9割以上に、「友達」というワードが見られました。
※ここでいう「満足できた」は学生本人の主観によるものであり、実際の成績と感想の比較はしていません。
教え合いは教える側の学生にもメリットだらけ
わからない時に聞ける友達がいるのは、もちろん重要ですが、わかっている学生にとっても「聞かれて教える」ことで曖昧だった部分を自分の中で一段深い理解とすることができるでしょう。
「教え合い」は教える学生にも教えられる学生にも最良の勉強方法だな、と思います。
教え合いは discussionに発展する
さて、「教え合い」による理解の深まりは、「研究」では discussionで新しい研究の芽生えにつながるので、学生さんのうちに友人と議論を深めることができていると、大学卒業後も役に立つことは間違いありませんね。
「うまくいった」感想でのそのほかの共通の記述
「友達」ワード以外にも以下の記述がかなり見られました。
演習をしっかりやった
積極的に取り組んだ
「うまくいかなかった反省」の感想
うまくいかなかったと感じた学生の理由は人それぞれですが、比較的以下のワードが頻出していました。
「後期に気が緩んだ」
「試験直前に勉強」
「理解したつもり」
「復習不足」
「曖昧な理解」
勉強の仕方としては「理解したつもり」や「短期記憶型」が課題で、モチベーションとしては、長期休暇の後もやる気を維持することが重要だということでしょう。ここも積極的に「友達」と「教えあったり」、後期について「話す」することで改善するのでは、と考えます。
まとめ
「友達とぜひ教え合って」というのは、いろいろな場面で伝えていますが、満足できたという感想には共通して「友達」という言葉が見られました。このことから、「教え合い」が学習において非常に重要であることを改めて実感しました。
一方で、講義について友達と話さずにいると、理解が不安定なままになりやすく、さらにモチベーションの維持も難しくなるように思います。
