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人はなぜ、月3万円より200万円に安心してしまうのか


人間って、ほんと限定合理的な感情人。
そんなことを考えていた1週間でした。

実は先日、とある企業の社長さんとお話しする機会がありました。

その中で、少し不思議に感じたことがあります。
大手企業が行うようなAI化・システム開発に対しては、少し無理をしてでも「200万円を一括で払う」という選択ができる。
一方で、月額3万円ほどの小さなサービスには、なかなかお金を払えない。
もしくは、悩む。

この差は何なのだろう、とその場では答えが出ませんでした。
でも、1週間ほど考え続けて、私なりに一つの答えにたどり着きました。

それは、人は高いお金を払うことで「きっと良い結果が出るはず」と信じたくなるのではないか、ということです。

もちろん、高額なサービスには本当に価値があるものもあります。
専門性が高く、時間も手間もかかり、価格に見合った成果が出るものもたくさんあります。

ただ一方で、「高い=良いもの」「高い=結果が出るはず」と、どこかで思考をショートカットしてしまう瞬間もあるのではないかと思いました。

高額なお金を払うと、なんとなく覚悟を決めた気持ちになります。
「ここまで払ったのだから、きっと変われるはず」
「これだけ投資したのだから、成果が出るはず」

そう思いたくなるのが、人間なのかもしれません。

でも、少し怖いのは、お金を払うことで自分の判断を誰かに預けてしまうことです。
本来なら、「このサービスは本当に自社に必要なのか」「どこに成果が出るのか」「自分たちは何を変える必要があるのか」を考えるべきなのに、高額な金額がその思考をぼんやり包み込んでしまうことがあります。

これはAI化に限らず、SNSやネット上で見かける高額スクールや高額教材にも似ている気がします。
中身をちゃんと調べると、もっと安価なサービスや教材と大きく変わらない場合もある。
それでも高額な方に人が集まるのは、「高いお金を払えば、未来も一緒に変わるはず」と期待してしまうからなのだと思います。
これこそ、思考を放棄していますよね。

でも本当に大事なのは、価格ではなく、自分にとって必要なものかどうかです。
300万円払ったから成果が出るのではなく、その中身を理解し、使いこなし、自分たちの行動が変わったときに初めて成果につながります。

高いものを選ぶことが悪いわけではありません。
ただ、「高いから安心」ではなく、「なぜこれにお金を払うのか」を一度立ち止まって考えること。

これは仕事だけでなく、私生活にも通じる学びだと思いました。
人はつい、お金で安心を買いたくなる。
でも実際、お金で安心を買える、こともあったりする。
(家のセキュリティ面など。。)

でも今回のケースの場合は、本当に買うべきなのは、安心ではなく、
納得できる理由なのかもしれません。。


お金を払うことで、思考停止していないか。
そこは私生活でも気を付けたいポイントですね。
私的にはとてもいい学びでした。

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