わたしの世界
お時間ある方は、私の妄想にお付き合い下さい。
世界をイメージします。
まずシャボン玉を膨らませます。
自分の体が入るくらい大きく膨らませます。
このシャボン玉が、私の世界です。
大人になるにつれて、
シャボン玉の色が変わったり、大きくなったりします。
中には、感情や過去、自分だけの大切なものが詰まっています。
もちろん、他者もみんな、自分のシャボン玉の中に入っています。
シャボン玉が重なる場所の大きさや濃さが、
お互いを知る“重なりの度合い”です。
他者が、私のシャボン玉の「過去を癒してあげよう」と近づいてきました。
私はお断りします。
私の大切な過去は、「してあげよう」と言う人には渡せないからです。
私も同じように、他者の世界に何か“してあげよう”とは思いません。
けれど、そばにピタッと寄り添ったり、
重なっている世界を誠実に大切にするよう努めます。
私はシャボン玉を大きくすることもできます。
中には感情や過去がたくさん詰まっていて、濃度が高く、息が詰まりそうになります。
だから、呼吸をしやすくするために広げていきます。
広げて広げて、美しい森や海や空に触れていきます。
シャボン玉の色や形は、自分では分かりません。
他者のシャボン玉に映っている自分を見て、
私は初めて、自分の世界の形や色を知ります。
これが、「大人になっていく」ということです。
もっと自分を知りたくて、広げていきます。
触れていきます。
私の色や形を探ります。
大きさは変えてもいいのです。
私のシャボン玉は、私のものだから。
楽しい世界を求めても、自分を守る世界をつくっても、それは私の自由です。
シャボン玉がどんどん、どんどん大きくなって
他者のシャボン玉も重なって、
みんなが同じシャボン玉に包まれたら、
どうなるでしょう?
ーーそれは、神様の領域です。
