「勉強してほしい」を、まっすぐ伝えるほど遠回りになる

「勉強してほしい」を、まっすぐ伝えるほど遠回りになる

保護者なら誰でも、子どもに「勉強してほしい」という気持ちがある。

それ自体は、当たり前のことだと思う。

けれど、その気持ちをストレートに伝えることが、実は一番の遠回りになる。

教育業界に17年いた中で、何度も実感してきたことだ。

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子どもが小さいうちは、親が正しいことを教えて、引っ張っていく場面が多い。

けれど、ある日突然、子どもの中で何かが始まり、何かが卒業されていく。

その成長の速さに、親の対応が追いつかないことがある。

過去の成功体験に引っ張られて、対応をアップデートできないまま、
本人の同意を得ないまま、「こうしてほしい」を言い続けてしまう。

そして、しびれを切らして、「勉強しなさい」と言ってしまう。

これは、特別なことではない。多くの親に起きていることだ。

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子どもとの会話に、正解はない。

それでも、「こうした方がいい」という大まかな流れ、型のようなものはある。

ただ、その型を伝える人は、ほとんどいない。

型に理由をつけて説明する人も、ほとんどいない。

その型を実際に使っていく過程を、見守る人もいない。

使ったあと、うまくいったかどうかをフィードバックする人も、ほとんどいない。

教育の現場ですら、そこまで踏み込んで教えられる場所は、正直あまりない。

「体で覚えろ」という、どこか体育会系な空気が、今もまだ根強く残っている。

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この本は、その一番最初の部分、
「型」と「なぜその型なのか」を、丁寧に伝えることに絞って書いた。

「勉強しなさい」
「なんでできないの」
「勉強、好き?と聞かれて、なんと返すか」

この3つの場面に絞って、代わりに何を言えばいいかを、できるだけ具体的に書いた。

答えを渡す本ではなく、判断のプロセスごと渡す本にしたかった。

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明日、発売します。

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