世界の経営者から学ぼう、ジェンスン・ファンを深掘り
nocallスタートアップ日記は、経営陣3名とマーケ担当インターンの中から2名ずつがパーソナリティを務め、社内の様子・サービス開発の裏話・生成AIなど最新のテックニュースなど、スタートアップのリアルをお届けするポッドキャストです。
このnoteでは、番組の内容をわかりやすく記事に要約して紹介します。第17回は「逆境を笑顔で生き抜いた少年 NVIDIA創業者ジェンスン・フアンの壮絶な原点(epi1)」です。
サマリー
全5回シリーズでNVIDIA創業者のジェンスン・フアン氏について深掘り
出生から渡米、過酷な幼少期時代について
耐え切る力は起業家の共通点?林さんも「でも死なないし」で乗り越える
それでは本編の内容をお届けします。
NVIDIA創業者、ジェンスン・フアンのルーツ
佐藤:早速なんですけど、NVIDIAのジェンスン・フアンはご存じですよね?ジェンスンファンといえばなんですか?
林:革ジャンでしょ。
佐藤:そうくると思いました。ちなみにジェンスン・フアンが革ジャンを着ている理由は知ってますか?
林:好きだからじゃないんですか?
佐藤:違うんです。スティーブ・ジョブズも毎回同じ服を着ていますよね?あれは朝に服を選ぶ決断を減らしたい、日常の中で自分が頭を使って無駄な選択をするのを減らしたいからだそうです。
どうしてこんな質問をしたかというと、今回から全5回シリーズで、NVIDIA創業者兼CEOのジェンスン・フアンを深堀っていきます!
林:待ってました!
佐藤:第1回の今回は、幼少期や家族のルーツに焦点を絞って調べてきたんですが、今後は恋愛話や、創業後に会社のお金が空っぽになる話などもでてきます。
林:nocallスタートアップ日記でも残高ゼロの話した回ありましたが、規模が違いそうですね。
出生から渡米するまで
佐藤:ジェンスン・フアンは1963年2月17日に台湾の台南市というところで生まれました。
林:都会なんですか?
佐藤:それなりに大きな都市で、日本でいうと京都に例えられるらしいです。お父さんが科学エンジニア、お母さんが小学校の教師で、お兄さんが1人いる2人兄弟の家族でした。
家庭環境は質素で、贅沢とは無縁、堅実な家族だったらしいです。ジェンスン・フアン自体も我慢強くて、好き嫌いがない性格、幼少期から機械や電子機器が好きで、分解したり組み立てたりなどをよくしていたそうです。
5歳の時に、お父さんの仕事の関係でタイ王国へ家族で移住しました。しかし当時ベトナム戦争があったので、両親としてはこのまま東南アジア地域に住んでいると治安が悪いという理由で、ジェンスンが9歳でお兄さんが10歳の時に、子供たち2人だけでアメリカに行きます。
ちなみに、お母さんが渡米前に英単語を勉強をさせるんですが、毎日辞書からランダムで10個英単語を覚える、という教育法で勉強をしていたそうです。ジェンスン自身もこれによって英語に触れる機会が増えたという風に後に言っています。
林:毎日10個ってちょうどいいですね、多くもなく少なくもなく。
佐藤:林さんはアメリカの大学に行って、日本でもインターナショナルスクールを作って、今も英語で打ち合せとか多いじゃないですか。この毎日10個という勉強法をどう思うのか気になってました。
林:ちょうどいいと思います。高校のとき20個覚えてましたけど、結構大変でした。直感的に毎日10個の方が定着しやすそう。教育熱心なお母さんだったんですね。
渡米後のハードシングス
佐藤:アメリカではワシントン州のタコマに住む叔父のところに預けられたそうなんですが、叔父さんの勘違いで起きたハプニングが、ジェンスンの考え方や行動に大きな影響を与えていったようです。
なにを勘違いしたかというと、名門の寄宿学校だと思って入学させたところが、非行少年向けの矯正施設だったそうです。
ジェンスンは毎朝トイレ掃除をやらされたり、お兄さんはタバコ農園で日中労働させられたり。人種差別を受けてナイフで脅されるようなこともあったみたいですが、当時ジェンスンはこれをアメリカでは当たり前だと思っていたそうです。
林:9歳で行って、いきなりそれだったわけですもんね。
佐藤:身を守るために腕立て伏せを毎日100回行っていたり、寮で同じ部屋だった子に文字の読み書きを教える代わりにベンチプレスを教わる、といった交換学習もしていたそうです。
あとは、いじめられたときや脅された時に、辛さや怖さのような感情を絶対出さず、しかも決して親に助けを求めずに耐えきったらしいです。
林:すごいですね、イーロンマスクを思い出しました。イーロンマスクも南アフリカの幼少期時代はそんな感じの環境だったらしいです。今の偉大な経営者のバックグラウンドに共通するのかな。
佐藤:ストレスや不満を直接返すのではなく、勉強やスポーツなど前向きな方向に転換して乗り切ったみたいですね。
以前林さんにお薦めしていただいたカーネギーの『人を動かす』という本に「人は同情されると嬉しい」ってあったの覚えていらっしゃいますか?
林:はい、重要観の話ですよね。
佐藤:そうです。私も親には特にやってしまうのですが、あえて深夜に連絡して寝れてないアピールとか、同情されようと動いてしまうことがあるんです。
でもジェンスンはそれをせず、弱音を吐かずに堪えた。どんな思考でこんなに耐えることができるんだろう?って思いました。
林:たしかに。でも、心配かけるわけにはいかない、みたいなプレッシャーとかもあったのかもしれないですね。
佐藤:なるほど。ひとりで耐えなきゃ、頼っても仕方ない、ってことですよね。
林:どっちもありそうな気がしますね、状況と気質と。気質の方が強いんでしょうけど。
佐藤:脅されたときにも笑顔で耐えていて、殴られた時も痛いという感情は出さなかったらしいです。何がそうさせているんだろうって思いました。
林:たしかに。生まれながらに責任感が強くて、「心配させられない」って思うとそうなるような気がしますね。特に幼い頃の方が純粋ですし、環境の中でその気質がより強まるっていうのもありそう。
佐藤:そうかもしれないですね。こういった、耐え切ることや自分の感情をコントロールする経験って、起業したときに役に立つシーンとかはあるんですか?
林:ありますよ。私は基本的に、大変だなって思ったら「でも死なないしな」という頭に切り替えてます。堪え性はないんですけど、楽観的なんで、死ぬわけじゃないしな、って感じで乗り越えることが多いですね。
佐藤:それは、幼少期の頃の何かの経験がそういう思考に繋がってるのか、あるいは誰かを真似して大人になってからそういった考えを取り入れているのか、どちらですか?
林:それでいうと、ジェンスンに近くて、生まれた時からそういう性格な気がします。
自分は運がいいと思ってるし、何やってもうまくいくと思っている前提でスタートして、上手くいかなかったとしても「死ぬわけじゃないしな」みたいな感じですね。それはめちゃくちゃ強い武器だなと思います。
佐藤:何かしらの経験をしていたり、幼少期から身につけていないと、できない考え方だなと思います。
林:それこそ戦後の日本のように、幼少期に戦争を生き抜いてきた人たちってそれがすごく強く身につくと思うんですけど、今って世界中でそういう人は少ないので、希少価値高いし強いですよね。
佐藤:たしかに。
新天地にて、新たな才能が開花
佐藤:アメリカで過酷な環境に置かれていた2人の兄弟なんですが、このことに両親が気づきます。「良い教育受けさせるために渡米させたのに?!」となります、そりゃそうですよね。
林:ということは、お兄さんも親に報告してなかったってことですかね?
佐藤:そうなりますね。兄弟2人ともすごい!
林:同じ環境に一緒にいてくれたのは大きかったかもしれないですね。
佐藤:その後、ジェンスン一家は子供達を救い出すためにオレゴン州に移り住むのですが、そこでまた新たな才能を開花させるんです。有名スポーツ雑誌に特集されるくらい、とあるスポーツの才能が開花します。
林:ジェンスン・フアンがやってそうなスポーツ?なんだろう?
佐藤:それは次回ということで。弱音を吐かず、逆境から鍛え上げてきたジェンスンはどんな成長をしていくのか、次回の配信もよろしくお願いします。
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