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シニア機会クリエイター® アート森のつぶやき Vol.258 「万年課長」で定年を迎えた「負け組」会社員が、誰よりも順調に「定年後の仕事」に携われるようになったワケ

(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

「万年課長」で定年を迎えた「負け組」会社員が、誰よりも順調に「定年後の仕事」に携われるようになったワケ
https://gendai.media/articles/-/138111

>稲穂が黄金に色づき始めた2023年秋、同年春に60歳の誕生日を迎えて定年退職し、再雇用で嘱託社員としてフルタイムで働き始めて数か月の田川勉(たがわつとむ)さん(仮名)は、晴れやかな面持ちでこう話した。

私と同世代の方ですが、どのような話をされたのでしょうか。

>「とても快適に働かせてもらっています。たぶん、私ほど順調に定年後の仕事に携われているケースは稀(まれ)なのでしょうね。まず、定年前まで長い間、働かせてもらった会社の人たちが、こんな私でもこれまで蓄積してきたノウハウや経験を必要としてくれていること。
>そして、その期待に応えることで、私自身がやりがいを感じられているのが一番ですね。もちろん、定年退職してからも収入を得られるというのはありがたいですが……それよりも、人の、会社の役に立てているということが、何ものにも代えがたい充実感をもたらしてくれるというか……。自分は本当にラッキーで、感謝の気持ちでいっぱいです」

本当にラッキーで…これが一番大事なポイントではないでしょうか。いろいろな意味で。

>だが、田川さんの会社員人生の半分は、幸福感よりも苦悩が大幅に上回っていたであろうことを、筆者は長年の取材を通して目(ま)の当たりにしてきた。

何があったのでしょうか。

>自身を「万年課長」の「負け組」と称し、働くモチベーションを失いかけた時期もあった。上司との人間関係がギクシャクして手柄を横取りされたかたちとなり、やるせない思いを明かしたこともあった。
>そうした「負け組」の苦難を乗り越えた先に、定年後の再雇用を「快適」と捉えられる第二のキャリア人生を迎えることができたのである。

どうやって、第二のキャリア人生を迎えられたのでしょうか。

>田川さんと出会ったのは、2006年。管理職ポストの削減や社員のリストラの進行と同時に、職務の個人化や職場のコミュニケーションの希薄化が進み、メンタルヘルス不調を訴えて欠勤、休職する社員が増加し始めていた時期だった。
>「臭い物に蓋(ふた)をせず、これからの会社と社員のためになるなら」と、快くインタビューに応じてくれたのが、大手IT企業で人事部の課長として、社員のメンタルヘルス対策を担当していた当時43歳の田川さんだったのだ。

そういう方だったのですね。

>「諸悪の根源は、成果主義です! かつてはともに助け合ってチームとして実績を上げて前進していくことが目的だった仕事が、成果主義人事制度が導入されてから、隣の席の同僚、年次の近い先輩、後輩が人事考課を競い合うライバルになってしまったんですから……。査定は昇格、昇進とともに、賃金に直接影響しますからね。管理職の上司だって、一次考課者の課長から二次考課者の部長まで、自分を審査する人間なわけですから。
>自分の仕事だけに打ち込むことになって、悩みを誰にも相談できないまま……心を病(や)んでしまうのも当然ですよ。そのことで労働生産性が低下して、結果、会社は損失を被る、という悪循環に陥りつつあるのが現状だと思います」

残念ながら、こうなってしまった時代の流れをリアルタイムで生きてきた者としては、認めざるを得ない事実ですね。

>「社員のメンタルヘルス不調は、会社の問題であって、個人の問題ではない。この点を上司の部長に訴えると、眉をひそめて露骨に嫌な顔をされました。その時点で意見を引っ込めるという手もありましたが、あくまでも自分の考えを推し進めた。その結果、就業規則に心の病での休職が明記されたんですが……それはつまり、自分の出世を見送ることにつながっているのかもしれませんね。これが、負け組の「万年課長」の始まりなんですかね……」

「自分にとっての正義は」を考えさせられる事案ですね。

>この時点で、彼は出世を完全に諦めていたかというと、そうではない。「誰か、わかってくれる上司が現れればいいんですけれど……」と最後につぶやくように漏らした言葉からも、そのことがうかがえた。

これもよ~くわかります。40代後半の話ですから、こう考えるでしょう。

>「自分の手柄にはならなかったものの、結局は私が考えていた社員のメンタルヘルス対策が実現したわけですから……本当は気に病むことは何もないはずなんですが……。「万年課長」になることだって40代半ばの時点で予測していましたしね。うーん、何と言うんでしょうか……そ、そう、往生際が悪いというのかな……。50歳を目前にして、最後のあがき、とでも受け取ってください……」

よ~くわかります。

>「50歳になってしばらくしてから、課長止まりであることにも吹っ切れ、年下の上司ともうまく人間関係を築くコツをつかめるようになっていったんです。上司も、私が人事部の古巣で、特にメンタルヘルス対策では私よりも熟知している部員がいないことはわかっていますからね。そうこうしているうちに……職場での地位に関係なく、仕事のやりがいを感じることが増えていって、上司や会社上層部への不満も払拭されていったように思います」

田川さんの事例を読むと、50代の早い段階でこれに気づいたこと。気づいただけでなく、腹落ちできたことが大きいと思います。
私はここに至ったのがだいぶ遅かったので、苦労しました。

>「定年後の再雇用は、価値観の転換点。働く意味を問い直す必要があります。社内の上下関係や役職に囚われず、一人の働き手として、これまで長年、培ってきた経験やスキルを生かし、会社のために働くことに意義がある。そこにはもはや、偉くなって周囲から評価されたい、といった野心はありません。私の場合は、「万年課長」のつらさを経験したからこそ……まあ、『負け組』の底力とでもいうんでしょうか、そうした現役時代とは180度異なる価値観へと、難なく転換することができたのではないかと思っています」

『負け組』の底力…かっこいいですね。

今日のところはこんな感じで。

#万年課長 #定年後の仕事 #成果主義人事制度 #メンタルヘルス対策 #負け組の底力 #再雇用の価値観 #役職に囚われない #仕事のやりがい #101mmHg #原本

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