【AIの力】13年エンジニアをやって、初めてAIに「負けた」と本気で思った瞬間|note116日目
ある日の出来事なんですが、エンジニアを13年やってきて、先日初めてAIに「完敗した」と本気で焦りました。
本業のシステム開発で、すごく複雑なデータの集計処理に悩んでいたんです。
何時間も設計を考えて、あーでもないこーでもないと四苦八苦していた課題。
ダメ元で、ChatGPTに「一番シンプルな形で書いて」と投げてみました。
すると、一瞬で返ってきたコードが、私が何時間もかけて書いたやつの3分の1の長さ。
しかも処理速度も圧倒的に早い、完璧なものでした。
13年のキャリアが、一瞬で消える気がした
正直、プライドがボロボロにへし折られましたね(笑)。
ITエンジニアとして13年。いろんな言語を学んで、トラブルを乗り越えて、積み上げてきた知識こそが自分の武器であり市場価値だと思っていました。
目線のAIが一瞬で吐き出した「コード」を見たとき、
「私の13年って、この数秒に敵わないのか…」
と、自分の価値が薄れてしまったような、なんとも言えない恐怖と焦りがありました。
完璧な答えと、積み木の崩れる音
モヤモヤしたまま家に帰ると、居間で子供が真剣な顔をして積み木を重ねていました。
小さな手をぷるぷる震わせながら、慎重にブロックを積んでいく。
もちろん何度も崩れるんですけど、そのたびに「あー!」と叫びながら、またゲラゲラ笑って一番下から積み直してるんですよ。
その姿をボーッと眺めていたら、胸のモヤモヤがスッと消えていくのが分かりました。
AIがどれだけ完璧なコードを出力しようとも、私たちが頭を悩ませて、失敗しながら何かを「作り上げていくプロセス」の価値は、絶対に消えない。
エンジニアとしての本当の市場価値って、「完璧な答えを暗記していること」じゃなくて、「不器用でも、悩みながら目の前の課題を解決しようとする姿勢」にこそ宿るんですよね。
AIがどれだけ正解を教えてくれても、私たちの泥臭い試行錯誤は終わらない。
正解だけを効率よく並べる人生なんて、きっと味気ないですから。
